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(c)プリゲット
プリゲット (プリゲット)

・2010年06月**日 携帯向けブラウザ版 サービス開始 【ブラウザ版
・2012年08月01日 Android用アプリ版 サービス開始 【アプリ版

10年代初頭にオープンした独自プラットフォームのオンラインゲーム。『みんなで対戦プリゲット』と表記される場合もある。アダルトソーシャルゲームとしてはかなり早い時期の作品で、おそらく国内最古である。

基本プレイは無料で、イベントガチャや各種サポートなど一部のアイテムが有料である。サービス開始当初はフィーチャーフォン向けのサービスのみだったが、後にスマートフォン、PCと対応の幅を広げている。

強い男が好きなお姫様がたくさん住む世界。プレイヤーは彼女達を振り向かせるため、愛の妖精「プリア」に導かれて己を鍛えていく、といった筋書きである。

ゲームシステムはソーシャルゲーム系のRPGで、時間経過で回復する行動力を消費して依頼(メインシナリオ)を進展させていく点、絶えず期間限定イベントが開催されている点は後の主流と同じである。攻撃用と防御用のステータスが別で、プレイヤー同士でカードの奪い合いがある辺りも、10年代序盤のソーシャルゲームでは広く流行している。一方、時代のせいか個性なのか、サービス開始6年後から見ると風変わりな所も多い。

例えば、戦うのは主人公1人で、主人公の装備品を鍛えたり、アバターを選んだり、レベルアップ後のステータスポイントの割り振りで育成していく。ガチャで引けるお姫様(女の子)のカードは主にコレクション用で、プレイヤーの強さには関わらない。そのため、カードによって入手しやすいもの、入手しづらいものがあるが、UC、R、SRといったレアリティはなく、カード同士の合成や進化もない。

プレゼントや闘気(対人用行動力)を消費して、それぞれのカードの好感度をMAXにすることにより、「一夜を共にする」のコマンドが出現して、一人当たり5枚のHCGがテキスト付きで楽しめる仕組みになっていた。

アバターの存在も、時代の雰囲気を感じさせる原始的な特徴といっていいだろう。他に主人公の職業による特性や対人の相性、所属国(ギルド)、転生システム、プレイヤー間のアイテムの売買、一般公募によるお姫様のデザイン案などがあり、多様性と遊びを生み出している。

本家『プリゲット』が当初から独自プラットフォーム一本で運営を続けているのに対し、他社のプラットフォームに提供された作品として『プリゲット+~輝く夜の姫物語~』(2012年)がある。こちらはプリゲットの世界観を受け継ぎながら、カードバトル要素が強い別のゲームに生まれ変わっている。

『プリゲット+』が誕生する際は、本家プリゲットが独自プラットフォームで15万人以上の登録者を集めたことが広報されており、2012年の時点でそれなりに存在感があったことが伺える。モバイルの性能が発達し、アダルトソーシャルゲームが普通になった後世から見ると同人的な雰囲気だが、その先駆者としての功績と、6年以上続いているという運営力には敬意を払うべきだろう。


公式ブログ
http://blog.priget.jp/


調査担当