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©2016 にじよめ
空戦乙女-スカイヴァルキリーズX- (にじよめ)

・2016年03月01日 事前登録開始
・2016年04月27日 『空戦乙女-スカイヴァルキリーズ-』(全年齢版) サービス開始 【昼の部
・2016年04月27日 『空戦乙女-スカイヴァルキリーズX-』(18禁版) サービス開始 【夜の部

10年代中頃にオープンしたPC/スマホ両対応のブラウザゲームで、軍用機を擬人化した女の子たちを率いて戦うソーシャルゲーム。DMM GAMESで提供されていた『空戦乙女☆ヴァージンストライク』(2014年)のリニューアル版。

基本プレイは無料で、期間限定ガチャや回復アイテム、育成サポートなどが有料である。

戦闘機を模した装備「ヴァルキリーアームズ」を身にまとい、人間をはるかに凌ぐ戦闘力をもつ女の子、「空乙女」たちが世界の軍事力と治安を担っている世界。プレイヤーは民間軍事会社(PMC)の新米社長、兼司令官として空乙女たちを率い、クライアントから依頼を引き受け、護衛や調査といった任務の中で敵対する空乙女たちと交戦していく。

ゲームシステムはターン制のコマンドバトルと、ソーシャルゲーム系のRPG要素の組み合わせである。ガチャで女の子たちを集め、5人を選んでユニットを編成し、時間経過で回復する燃料(行動力)を消費して出撃、勝利することでストーリーを進展させていく。出撃は一回一回が戦闘になっているタイプで、対人要素の「演習」と合わせ、簡素なコマンドバトルの連続をこなしていくことになる。

空乙女たちには、モデルとなった軍用機に応じて「戦闘タイプ」「攻撃タイプ」「爆撃タイプ」という三つの属性があり、ジャンケンのような三すくみになっている。敵の属性は戦闘前から分かるので、敵に合わせて編成を手直しし、固有のスキルを交えて戦闘を有利に進める点が戦術要素になっている。

登場する機体はF-14トムキャット、三菱F-1、B-52、Me262シュワルベ、UH-1イロコイといった近現代の戦闘機や攻撃機、爆撃機、軍用ヘリなどである。ストーリーは独特のシュールで緩い世界を舞台に、主人公たちが犯罪組織や敵対する国同士の争いに巻き込まれていくコミカルな展開となっていた。

アダルト要素は空乙女にプレゼントを贈り、親密度をMAXにした時に生じるHシーンである。CG一枚にタップに合わせた音声、動き、吹き出しなどが施されている。

この作品以前に、DMM GAMESで提供されていた『空戦乙女☆ヴァージンストライク』(2014年)という作品があり、本作品の原型となっている。この時、2015年12月のサービス終了後も公式Twitterが毒のある本音トークを展開し、特に企画チームの内情暴露と非難を含む、通称「バックれたPM」がネット上で小さな話題となった。リニューアル後も、公式Twitterは同じアカウントのまま続投している。

個人的な印象としては、一通りの要素が揃っており、ヒロイン達の個性も光っているが、手動で地味なコマンドバトルは古めかしく、やや億劫である。PCブラウザからでは画質が粗く、操作の忙しさからタップが恋しくなるので、スマートフォンからのプレイをお勧めしたい。

※追記 10/19のアップデートで戦闘にオート機能がつき、サクサクの操作性になりました。


公式サイト
http://www.nijiyome.jp/app/top/kusen_otome_x

 
調査担当