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©1986 日本テレネット ©サンソフト
夢幻戦士ヴァリス (日本テレネット)
【注意】非アダルトゲームです。

・1986年12月**日 PC-8801用 FD版
・1987年03月**日 FM-77用 3.5インチFD版
・****年**月**日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 X1用 FD版
・****年**月**日 MSX2用 カートリッジROM版
・1987年08月21日 ファミコン版
・1991年12月27日 メガドライブ版
・1992年03月19日 PCエンジン用 CD-ROM版
・2004年06月24日 Windows用 CD-ROM 『夢幻戦士ヴァリス COMPLETE』に収録
・2005年05月18日 ボーダフォン用アプリ配信開始
・2007年06月26日 ダウンロード販売開始(PCエンジン版) 【Project EGG
・2011年11月24日 Windows用 CD-ROM 『夢幻戦士 ヴァリス COMPLETE PLUS』に収録
・2015年02月24日 ダウンロード販売開始(PC-8801版) 【ProjectEGG

80年代中頃の作品で、ファンタジー風の世界を舞台にしたアクションゲーム。露出の高いコスチュームの女子高生が剣を振るうインパクトから人気となり、後の美少女ゲームに大きな影響を与えた。

ごく普通の女子高生「麻生 優子」は、突然に異世界からのモンスター達に襲われるが、次空を超えて送られてきた剣を手に取り、戦って難を逃れることができた。そして、気が付いた場所は見慣れぬ世界「ヴァニティ」。優子はそこで、人の心の"明"と"暗"の均衡が崩れ、優子たちの世界が滅びかかっていることを聞かされる。夢幻界の女王から一方的に「ヴァリスの戦士」に指名され、戦うことを強いられた優子は、一旦は反発するものの、暗黒界の魔王ログレスの配下との戦いの中で次第に使命感に目覚め、戦士として成長していく。

ゲームは横スクロールのアクションゲームで、剣から放たれる遠距離攻撃を武器に、湧いてくる雑魚キャラを潰しながらボス戦を目指す流れである。ステージ間にはアニメタッチのビジュアルシーンが用意されており、シナリオ性を強く意識させる作りとなっているのが特徴的である。

武器と防具が何種類か用意されていて、アイテムドロップを拾う事で切り替えが可能である。体力ゲージをやりくりする点が非常に特徴的で、回復アイテムにあたる宝石を取れば取るほど体力をストックすることができる(最大でゲージMAX100個分)。クリアに時間制限がなく、逆走もできるので、序盤で雑魚を倒してコツコツ体力を稼ぎ、ボス戦に備えるのが一般的な攻略法となっていた。

作風はファンタジーながら、当時流行していたTVドラマ「スケバン刑事」の影響からか、重い宿命を背負った女子高生の悲壮感漂うストーリー展開となっている。一方、アニメ『幻夢戦記レダ』などに登場していた「ビキニアーマー」をゲーム業界にも定着させた事でも知られている。

PCゲームとして発売された当初は、動きの硬さや画面の見づらさ、広大すぎるマップなど、欠点が目立つ出来だったが、移植や続編の度にアクションゲームとして洗練され、PCエンジン移植版には声優ボイスやアニメーションシーンも追加されて、全く別のゲームに生まれ変わっている。主人公「優子」はゲームキャラとして異例の人気となり、ファンクラブが結成されたり、イメージガールのコンテストが開かれたようだ。

シリーズはアクションゲームとして『ヴァリスⅣ』(1991年)まで続き、家庭用ゲーム機にも幅広い展開を見せた。しかし、時は流れてタイトル権はアダルトゲーム開発会社に譲渡され、初代からちょうど20年後、リメイクにあたる『ヴァリスX』(2006年)は、アクション要素無し、陵辱系の18禁アドベンチャーに変貌した。

このことは旧開発スタッフや往年のファンの大反発を招き、不買運動が呼びかけられる事態に発展してしまった。往時のピュアな愛され方を物語る出来事といえる。一方、業績の悪化していた日本テレネットは翌年倒産している。

派生作品はコミックス(2007年)、サントラ(2011年)など。

調査担当