オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか? サンプル オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか? サンプル
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©1984 KOEI
オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか? (光栄マイコンシステム)

・1984年11月**日 PC-8801mk2用 FD版 ロムカセット版

アダルトゲーム黎明期の作品で、逃亡したダッチワイフを行方を追って街中を捜索するRPG。タイトルやあらすじは映画『ブレードランナー』の原作となった長編SF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のパロディとなっている。

団地妻の誘惑』(1983)と合わせて"ストロベリーポルノシリーズ"と銘打たれている。一方、『ナイトライフ』(1982)も含めて"光栄アダルト三部作"という俗称で揶揄されることもある。

シナリオは、逃亡して人間の中に紛れ込んだダッチワイフ「北極6号」の行方を追う主人公が、アダルトショップやラブホテルが散在する街中を歩き回り、有益な情報を集めたり、手当たり次第に女性を口説き、ベッドインしていく流れとなっている。イベントの発生はランダムで、ストーリー性は低め、自由度が非常に高い。

操作はコマンド型だが、従来の一文字一文字打ち込んでいく入力式ではなく、コマンドがファンクションキーやテンキーに割り当てられたショートカットキー方式で、わずらわしさや難易度がやや緩和されている。会話次第で戦闘モード、FUCKモードなどに突入し、状況に合わせてキーを選んでいく。

冒頭で主人公の初期ステータスを決め、2Dフィールドを歩きまわって通行人に声をかける点は、後のドラクエ風RPGを彷彿とさせる。また、決められた筋書きがなく、手当たり次第に女性を口説けるシステムは、後のナンパ系ゲームと共通している。一方全体の雰囲気は独特で、形容するなら“通俗的なジョーク作品”といったところだろうか。いわゆる「抜きゲー」としての役目は意識されていなかったように見える。

調査担当