ロリータ・シンドローム サンプル ロリータ・シンドローム サンプル
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©1983 KATUMI MOCHIZUKI
ロリータ・シンドローム (エニックス)

・1983年10月**日 FM-7用 カセットテープ版 
・1983年10月**日 PC-8801用 カセットテープ版
・****年**月**日 PC-6001用 カセットテープ版

パソコンゲーム黎明期の作品で、少女達の住むアパートを舞台にしたアドベンチャーゲーム。ENIXが主催していたプログラムコンテストの受賞作品で、同社としては『マリちゃん危機一髪』『女子寮パニック』に続く三作目のアダルト作品である。

ストーリーは少女達が住む「メゾン ロリータ」を訪れた主人公が、少女達と仲良くなるべく、1号室から5号室までを順番に巡り、ゲームに挑戦していくという筋書きである。

システムは野球拳の発展系で、各部屋にはそれぞれ課題が設けられており、その多くは番号入力のみのシンプルな操作である。「10本の鍵の中から5回以内に正しい1本を選べ」といった風に、くじ引きのような内容で運任せの要素が強い。

キャラクターデザインは手塚アニメのように丸っこく愛らしいものになっている一方、展開はシュールかつ猟奇的である。特に序盤では、1号室で電動ノコギリで切断されようとしている少女を鍵で救い、2号室ではサーカスの的になっている少女の服を、なぜか主人公自らナイフ投げで破いていく、といった理不尽な流れで、失敗すれば大量出血するショッキングな映像表現になっていた。ちなみに3号室は瀕死の少女へのお医者さんごっこ、4号室は普通の野球拳、5号室はゲーム要素なしのヌード写真撮影である。

当時の「ロリコンブーム」を代表する漫画家本人が制作を手がけており、誌面上の紹介でも「ビョーキ」という形容が使われるなど、ひときわ異彩を放っていたようだ。『ロリータ2 (下校チェイス)』と共に、PCゲーム初期の怪作といえる。

後に続編として、光栄マイコンシステムから『マイ・ロリータ』(1985年)が発売されている。

調査担当