天使たちの午後2 番外編 サンプル 天使たちの午後2 番外編 サンプル
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©1986 JAST
天使たちの午後II 番外編 (JAST)

・1988年05月**日 PC-8801用 FD版
・1995年11月17日 PC-9801用 3.5インチFD 5インチFD 『天使たちの午後 Collection2』

80年代後半のアダルトゲームで、『天使たちの午後II ~美奈子~』(1987年)の舞台裏となるストーリーを綴った学園アドベンチャー。シリーズ通算4作目である。

前作のヒロイン「梢」と、血の繋がらない兄「ひろし」は愛し合う関係。しかし、ひろしは仕事の都合で5年間の海外生活が決まってしまい、梢に言い出せずにいた。出発は日は奇しくも、梢のヴァイオリンコンクールと同じ日曜日。ひろしはどう切り出せばいいのか決心のつかないまま、梢の通うお嬢様学校を訪れ、梢の居場所を聞き出そうと、職員や女生徒を口説き落としていく。

前作の舞台裏となる物語で、時系列もほぼ同一、前作の主人公「美奈子」も脇役で登場している。

ゲームシステムは、本作品からようやくコマンド選択式となり、操作性が向上している。自宅や学園内を歩き回って女の子達と会話し、セックスを通してフラグとなる情報を集め、移動先を増やしていく流れである。一本道のシナリオだが、手順をとばして同意を得ずに犯してしまうと、男性職員に見つかるバッドエンドが待ち構えていた。

シリーズは『III』『III 番外編』『IV』…と続き、最終的に『天使たちの午後 2000』まで計13タイトルが発売された。

個人的な印象として、伝統的にいい加減なシナリオのシリーズ物だが、本作品はシリアスな純愛ストーリーだけに、主人公の奇妙さが際立っていて、さすがに笑ってしまう。わざわざ同居中の妹に会うために、何となく女子校へ不法侵入した挙句、案内を請うためにセックスしまくるお兄ちゃんの精神状態は大丈夫だろうか。謎解き要素優先で、シナリオの説得力は二の次だった当時のアダルト作品の雰囲気がよく分かる作品である。ゲーム性、ビジュアル面は平均的で悪くない。

調査担当