天使たちの午後 ~転校生~ サンプル 天使たちの午後 ~転校生~ サンプル
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©1995 JAST
天使たちの午後 ~転校生~ (JAST)

・1995年06月16日 PC-9801用 3.5インチFD版

90年代中頃の作品で、学園を舞台に様々なタイプの女の子を口説き落としていくアドベンチャー。『天使たちの午後』シリーズ通算12作目にあたる。

主人公「隼人」はスケベでお調子者な男子高校生。ある日、男に絡まれている所を助けた事から清楚な転校生「志帆」と知り合いになり、会話を交わすようになっていく。しかし、その笑顔にはどこか寂しそうな影があった。同時に幼馴染の「素香」も明るく振舞っているが、何か言えない悩みを抱えている様子。隼人は友人達と協力して、素香の悩みの原因を探っていく。

システムはコマンド式、移動先に自由のない一本道というシリーズ伝統的な作りである。ただし今回は冒頭で占い師による質問があり、その選択肢によって寄り道的に登場する女の子やHシーンの演出が多少変化する仕様になっていた。陵辱系のバッドエンドは少なめである。

シナリオはトボけた性格の主人公が恋人、幼馴染、旧友、先生、イメクラ嬢など様々な女の子と会い、二人きりになったのを見計らってセックスに持ち込んでいく流れで、雰囲気はギャグ傾向が強いが、これまでのシリーズでは適当だったヒロイン側の恋愛感情などのドラマ要素が描かれている。

漫画家の花屋敷ぼたん氏が原画を担当し、Hシーンはテキストで詳細に描写されることで濃厚なものとなった。クリア後にはCGアーカイブやミュージックモード、原画モード、スタッフからのメッセージなどを収録した「お楽しみディスク」の通信販売がアナウンスされている。

後に『もんもん学園 ten.ko.sei』(1998)としてリメイクされた他、シリーズ最終作となる『天使たちの午後 SEASON 2001』が続いている。また、流れを汲んだタイトルの作品として育成SLG『天使たちの微笑み』がある。

システムや粗っぽいシナリオは『天使たちの午後』そのものだが、サブタイトルや画面端の装飾、登場人物達のキャラ設定、掛け合い、立ち絵の使用などはエルフの大ヒット作『同級生』シリーズの影響が感じられる。

調査担当