聖女パニック サンプル 聖女パニック サンプル
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©1986 STUDIO BLUE
聖女パニック (スタジオブルー/コスモスコンピューター)

1986年12月**日 PC-8801用 FD版
1987年02月**日 X1/turbo用 FD版

聖女伝説』(1986年)の続編で、5人の女の子とのセックスをテーマにしたアダルトアドベンチャー。

前作で5人の女の子達のボス「レミア」を屈服させた主人公だったが、取り戻した秘宝「GOLD LADY」は偽物だった。再びレミアに詰め寄るが、彼女も詳しいことは知らない様子。かすかな手がかりを頼りに、主人公は再び女の子達を尋問していく。

システムはコマンド入力方式が無くなり、コマンド選択+アイコン操作だけのシンプルなシステムになっている。また、通常のADVにあるような室内の探索なども省かれ、女の子への尋問と愛撫だけに特化したセックスアドベンチャーに発展している。

ヒロインは前作と共通の5人組だが、作画のタッチが違うため印象が大きく異なっている。シナリオは途中経過を大胆に省き、描写は女の子との対決場面に絞られている。「キスする」「褒める」「攻める」などのアイコンを使って女の子の裸体上をクリックしていき、反応の良い箇所を探り当て、その気にさせて次の女の子の情報を聞き出す流れとなっている。

差分をつかった体勢や表情の変化、部分的なアニメーションを多用しているのが特徴となっている。また、ほとんどの画像で局部が無修正になっていた。(当時はソフ倫などの審査団体がなく、各社が独自の裁量で規制していた。)

シナリオは相変わらず適当だが、ビジュアル面や操作性で進歩があり、セックスに使えるアイコンが増えたことでゲーム性も向上している。エロさでは、当時の水準を押し上げるユニークな作品だったのではないだろうか。

調査担当