ポップレモン サンプル ポップレモン サンプル
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©1986 CHAMPION SOFT
ポップレモン (チャンピオンソフト)

・1986年12月**日 FM-7/77用 カセットテープ版 5インチFD版 3.5インチFD版
・1986年12月**日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 MSX2用 FD版

80年代中頃の作品で、ロリコン主人公の冒険を描いたギャグタッチのアドベンチャー。

前作『フェアリーズレジデンス』(1984)で妖精たちと過ごした思い出が忘れられない主人公は、ロリコンの源である「エロス」を手に入れるため、様々な情報やアイテムを集めて禁断のパラダイス、白薔薇学園を目指していく、という筋書きになっている。序文では「フェアリーズレジデンス、パート2として開発されたスーパーロリコンソフト」という説明がなされている。

システムは移動先に自由がないタイプのADVで、操作はコマンド入力式である。ワンキー・コマンドと自称する、「オンナノコ」「ドア」「ススム」など、1単語の入力だけで進行できるシンプルな操作性が特徴である。

シナリオはシュールなギャグストーリーで、工事現場や郵便局、交番で働くハイティーンの女の子と会話を交わし、プレゼントで気を引いたり、襲い掛かって脅したり、愛撫で満足させてアイテムや情報を引き出していく流れとなっている。アイテムにはライフルや手榴弾などもあり、それらを使っても問題が生じない緩い世界観、マイペースな主人公、快楽にあっさり屈する女の子達が印象的である。

最大の特徴は、当時のアダルトADVとしてはボリュームが飛び抜けている事と、極端な難易度である。登場する女の子は20人以上、必須となるキーアイテムは50種類以上、パスワードは13個で、それらを回収するポイントは素通りしやすい理不尽な箇所に隠されているケースが多く、場面によっては運も必要で、自力攻略はかなりの時間と労力を要したと思われる。

番外編の『フェアリーズレジデンス スペシャル』シリーズは無修正が顕著となっていたが、本作では局部の描写は省かれており、アダルト要素も控えめである。

ゲーム性には問題が多いが、CGの枚数やフラグの作りこみ等、時代的にここまで凝ったアダルトゲームというのは珍しく、大作といえる仕上がりである。

「ロリコンゲーム」という言葉については、現在ではソフ倫によって使用が規制されており、俗称として使われる場合は「幼さ」を強調する作品を表すため、当時の標準的な年齢設定のこの作品では若干の違和感があるが、この頃はまだ言葉のイメージが固まっておらず、「美少女ゲーム」と同義で広範囲を表すことがあったようだ。

調査担当