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©1986 HARD
口説き方教えます (HARD)

・1986年12月**日? FM-7用 3.5インチFD版
・1987年**月**日? PC-8801用 FD版
・****年**月**日 MSX2版
・****年**月**日 X1版
・****年**月**日 X68000用 FD版

80年代中頃の作品で、ナンパをテーマにした穴埋め形式のクイズゲーム。

ストーリー性のある導入部分はない。プレイヤーが見知らぬ女の子に声をかける場面から始まり、会話の中の「●●●●●の旨い喫茶店知ってるんだ」といった風に、伏字になっている部分を文脈から推測し、文字入力していく流れである。どうしても解けない場合は、回数制限付きで文字を部分的に埋めることが出来るようになっていた。

女性は女子校生やお嬢様、おばちゃんなど10人がランダムで登場する。最初は堅い態度の女性を会話でなごませ、道端、喫茶店、食事、ディスコ、ホテルへと場所を移し、HなCGを観賞するのがシナリオの基本パターンとなっていた。

タイトル通り、女性と首尾よくベッドインする為の教材を兼ねているのが特徴的で、繰り返しプレイする事で、ナンパ師の手口を学習できるというコンセプトになっていた。幕間には、ナンパの心得を書いたメッセージが表示される仕組みで、合計5つある。

Hシーンは無修正で、局部はアンダーヘアまで豪快に描かれている珍しいタッチである(当時は陰毛が写りこんだ出版物・映像が猥褻物として取り締まられていた)。また、パッケージにはなぜか本物の女性用パンティーが付属していた。

続編に『カインドゥギャルズ 〜口説き方教えます2〜』(1987)がある。

ボリューム感があり、ゲームバランスも良く、着想もユニークな印象である。個人的にだが、現代風にいえばチャラい主人公が「イカしてる」「ギンギン」など流行語を連発し、キザなセリフで落としにかかる様は見ていて楽しい。当時の風俗の一端が窺える作品である。

調査担当