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©1986 パスカルⅡ
ロリータ姫の伝説 (ボンドソフト/パスカルⅡ)

・1986年11月**日 PC-8801用 FD版?
・1986年11月**日 FM-7/77用 FD版 カセットテープ版
・****年**月**日 X1用 FD版
・2012年12月10日 ダウンロード販売開始 『ロリータ姫の伝説Classic

80年代中頃の作品で、童話風の世界での冒険を描いたアダルトアドベンチャー。

現代に暮らす主人公の自宅に届けられた本には、城に閉じ込められた美少女「ロリータ姫」の伝説が記されていた。主人公は彼女を助けることを決心し、秘蔵のバービー人形を携え、本の中の世界へと入っていく。そこは魅力的な女の子や妖精、魔物が暮らす不思議な世界だった・・・。

システムはコマンド入力式で、「ハナシ キク」「カギ トル」といった風に、状況に合わせて一字一字をカナ入力でタイピングしていく。頻度の高い動詞コマンドは、ファンクションにショートカットキーが割り当てられているものの、名詞コマンドは類推するのが難しく、フラグは理不尽で、自力攻略は難易度が高い。

移動先の自由やマップは無く、一本道のストーリーとなっている。かろうじて脈絡はあるものの、主人公の行動は行き当たりばったりで、蜘蛛の巣にかかった妖精を助けてHなお礼をしてもらったり、敵の女兵士を犯したりしている内に、ロリータという名前の王女の下へたどり着く、といった緩い展開が印象的である。

当時としては珍しいスカトロ要素を含んでいるのが特徴で、腹痛に悩む女の子を助けるために浣腸をしたり、取り出した大便を調べて重要アイテムを見つけたり、蜂に刺された傷を治療するために、女の子にビールを飲ませ、尿をかけてもらう必要があった。

タイトルの似た作品に『ロリータ姫の絵日記』(1987年)があり、『メロンソーダ』(1987年)と合わせてロリータ三部作、あるいはMAYA三部作と呼ばれているようだ。また、発売から20年を経て設定原画集がデジタルコンテンツとして発売され、2012年に復刻版も配信開始されている。

80年代は現代より表現に制約が少なかった時代で、"ロリータ"と名のついたソフトは他にも存在した。しかしハードな嗜虐性があったりと、異様で風変わりな作品が多かった。本作品も絵柄はアニメ調で可愛いらしいが、コミカルな汚物や主人公の変わった嗜好の方が印象深い。スカトロを扱ったアダルトゲームとしては最古の作品かもしれない。

調査担当