ガルフォース サンプル ガルフォース サンプル
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©1986 SVO/MOVIC,ARTMIC ©SCAPTRUST
ガルフォース 創世の序曲 (ScapTrust)
【注意】非アダルト作品です。

・1987年03月**日 PC-8801用 FD版
・1987年12月**日 FM-7/77用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 PC-9801用 5インチFD版
・****年**月**日 X1turbo用 FD版

80年代中頃の作品で、同名のOVAシリーズの1作目をゲーム化したSFアドベンチャー。

金属製の骨格に宿る液状の知的生命体「パラノイド」と、人型で女性の姿をした「ソルノイド」の二つの種族は、宇宙空間で果てしない戦争を続けていた。ソルノイドの戦闘員「ラビィ」は、巡洋艦スターリーフの6人の仲間と共に新天地「惑星カオス」を目指していたが、不審な事故とパラノイド軍の攻撃で艦は傷つき、艦長のエルザまでが謎の言葉を残して倒れてしまう。果たして彼女はラビィに何を伝えようとしたのか・・・。

コマンド選択型のアドベンチャーで、宇宙船内などを舞台に仲間達との会話や機器類の修理、敵との戦闘などを右枠のコマンドで切り抜けていく流れである。ミス一つが死亡に直結するシビアな作りだが、フラグが分かり易いので理不尽さはなく、ゲーム性は適度な印象である。

キャラデザインはアニメ版と共通だが、シナリオは原作の小説版に沿っている部分もあり、展開が細部で異なっている。7人の女の子達が過酷な戦いを生き抜いていく様を、主人公ラビィの視点で描いたシリアスなSF物で、アニメ版のシナリオ人気は高めである。

アダルト要素は濡れ場的なサービスシーンが一箇所存在するが、未遂で終わっており、肌の露出は全体的に控えめである。濡れ場がカットされた代わりに、トップレスやシャワーシーンがやたらと出てくるアニメ版とは対照的である。

シリーズ物としてアクションゲーム『ガルフォース 虹のかなたに…』、RPG『ガルフォース 怒涛のカオス』の発売が予定され、情報誌にも紹介記事や広告が掲載されたが、開発元のScapTrustの倒産で立ち消えになっている。ファミコンディスクシステムやMSX2用に『ガルフォース カオスの攻防』があるが、こちらは縦スクロールのシューティングでメーカーも異なり、本作品とは関連が薄い。

当時アニメからゲーム化した作品全般にいえることだが、伏線や細かい説明が大胆に省かれてしまっており、ゲーム単品で情景やストーリーを把握するのは難しい。要するに展開が唐突でせっかちな印象である。CGのボリュームやクオリティは非常に高く、ゲーム性も悪くないが、やはりアニメ観賞後に楽しむべきゲームというハンデを負っているように思える。

調査担当