LOVE CHASER サンプル LOVE CHASER サンプル
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©1987 CHAMPION SOFT
LOVE CHASER (チャンピオンソフト)

・1987年09月**日 PC-8801用 FD版
・1987年**月**日 FM-7/77用 3.5インチFD版
・****年**月**日 MSX2用 FD版

80年代後半の作品で、私立探偵を主人公に誘拐事件の謎に挑むアダルトアドベンチャー。

財閥の娘「加藤和子」は、父親の決めた政略結婚に反発し、自らの狂言誘拐を企てた。ところが、事件はいつの間にか本物の誘拐にすり替わっており、和子はどこかへ連れ去られてしまう。和子の父親から娘の身柄と、身代金代わりのダイヤの奪還を依頼された新米探偵の主人公は、和子の囚われた広大な屋敷に入り込み、プレイヤーのアドバイスを受けつつ、密かに探索を始める。

システムは移動先に自由がないタイプのADVである。操作は『ラブリーGAL』と共通していて、「しらべる」「とる」といった動詞を一覧から選び、「ほんだな」「かぎ」といった対象物を一文字一文字打ち込んでいく、選択式と入力式のハイブリッドとなっていた。

冒頭で絵合わせパズルゲームがあり、その成績に応じて獲得した体力パラメータを消費しつつ、体力が尽きる前にクリアを目指す、制約つきの探索ゲームである。一本道の展開に沿って一部屋一部屋探索していき、引き出しやタンスの中を漁ったり、住人の女の子の機嫌を取ったり、武器で脅したりしながら攻略に繋がるアイテムや情報を入手していく。

主人公の人格がプレイヤーから完全に独立しているため、雰囲気が独特である。プレイヤーは新米の彼にアドバイスを送る天の声であり、主人公はコマンドに対して、「ソレヤ!」「お兄さんたのんまっせ」などと関西弁で返しながら賑やかに進行するのが印象的である。

アダルト要素は控えめで、女の子は6人ほど登場するものの、まともなセックスパートは一箇所で、ほとんどは脱がせて終了となった。

個人的な印象として、難易度はかなり高いが、当時のアダルトADVの中では飲み込みやすい筋書きがあり、ゲーム性や展開に工夫があって楽しめる作品である。

調査担当