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©1988 STUDIO ANGEL/全流通
艶談 源平争乱記 いろはにほへと (STUDIO ANGEL/全流通)

・1988年03月**日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 FM-7/77用 3.5インチFD
・****年**月**日 X1用 5インチFD版
・****年**月**日 MSX2用 FD版
・****年**月**日 X68000用 FD版

80年代後半の作品で、有名な歴史ドラマをモチーフにしたアダルトアドベンチャー。

主人公「たけし」は現代の学生。日本史の試験中に居眠りした事で、「鎌倉幕府を開いたのは源義経」という間違いが顔にうつってしまい、片想いしていた同級生「しずか」にフられてしまう。答案用紙を訂正しようと夜の学校に忍び込んだものの、なぜか誤ってタイムマシンを作動させてしまい、気が付くと西暦1169年の京都に迷い込んでいた。これを好機と捉えたたけしは、誤回答が史実になるように歴史を誘導すべく、ブレーンとして「源義経」に協力していく。

システムは『シンデレラペルデュー』の流れを汲んでおり、当時珍しい選択肢分岐型である。選択肢も分岐も非常に多いが、例えるならYES/NOアンケートのような構造になっていて、分岐と合流を繰り返しながらいくつかの結末に収束していく。多くの経路の中から、唯一のハッピーエンドに繋がる経路を見つけ出す事がゲーム要素となっていた。

シナリオは源義経の伝説的なエピソードが元になっており、木曽義仲との争いや平家討滅、兄頼朝との不和を歴史に沿ってなぞっていく展開である。基本は伝記にはずれる行動をとったり、途中で出会う女の子達をレイプするとバッドエンドだが、最終的には義経の悲劇を回避し、歴史を塗り替えるフラグを見つけ出す必要があった。

アダルト要素の比重は高めで、静御前や北条政子、巴御前など実在の歴史人物をモチーフにした女の子が多数登場し、主人公が巨根にものを言わせて籠絡していく。女の子たちが一様にセックス中に多弁で、淫語連発の激しい乱れ方となるのが印象的である。

同シリーズとして『艶談 徳川興隆期 ごらくいん』『艶談 歴史絵巻 ぬかたのおおきみ』が続いている。

個人的な印象としては、シリアスなタッチの歴史物だけに、ビジュアルの雑さ、ストーリーの強引さが目立ってしまっている。ゲームブックから発展したようなゲームシステムはユニークで、後の選択肢分岐ADVにも通じるものを感じるが、当時はこの形式が普及することはなく、もっぱら全流通の独自色として細々と受け継がれたようだ。

調査担当