gramcats00gramcats01
gramcats03gramcats04
©1988 ドット企画
グラムキャッツ (ドット企画)

・1988年08月10日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・1988年**月**日 MSX2/MSX2+用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 FD 『リバイバル版
・****年**月**日 PC-8801用 FD版

80年代後半の作品で、女子校を舞台に超能力に目覚めた少女が活躍するSFアドベンチャー。最大8色によるグラフィックが一般的だった中、最大16色の美麗なグラフィックを誇り注目を浴びた。

西暦20XX年、人類は友好的な異星人を受け入れ、一見平和に暮らしていた。しかし異星人たちの真の目的は、人体に含まれる成分を食料として摂取する事にあり、生気を抜かれた奇妙な死体が発見され始めていた。明るく自由奔放な性格の少女「浅見さやか」は、潜在していた猫に変身できるという超能力を見出され、地球防衛組織「イーグル」の諜報員として協力を強いられるが・・・?

システムはコマンド選択式で、状況に合わせて「見る」「きく」「話す」などの動詞コマンドを選んでいく。移動先に自由があり、女子寮、イーグル司令部、アカデミー(学園)を行き来し、部屋を一つ一つ訪ねて超能力のトレーニングをしたり、事件の手がかりとなる情報を集めていく流れである。寮内を歩く時は私服に着替え、学校内や司令部では制服、特定の場所に潜りこむ時は猫の姿に変身、といった風に、移動先ごとに姿を使い分ける必要があるのが特徴である。

シナリオはアダルト重視で、主人公さやかが屋上や個室など様々な場所でセックスを目撃したり、レズの女性に絡まれたり、逆に情報を得るため女の子同士のHにもち込み、性技を駆使していく展開となっていた。

アダルト描写は過激で、当時は珍しいフィストファック、触手責めの表現が一部用いられていた。局部はフィルター状の修正が入っているが、モノクロになっているだけで形状は丸分かりであり、アンダーヘアも堂々と描かれている(当時は陰毛の写った映像・写真が摘発されていた)。

その頃のアダルトゲームはNECのPC-8801向けを中心に展開しており、PC-9801やMSX2、X68000用のものは移植版という形だったため、グラフィックは最大8色という制限に縛られる事が多かった。本作はオリジナル版から最大16色(PC-9801用)で開発されたアダルトゲームの先駆け的な存在で、原画のレベルの高さと相まって非常に質感の高いビジュアルを実現している。また、主人公の歩行やまばたき、セックス時の指や口の動きなど細かいアニメーションが数多く施されている、凝った仕上がりとなっていた。

続編に『グラムキャッツ2』がある。

シナリオはやや強引な展開で、特にクライマックスにかけて説明不足な印象だが、それを補って余りあるほどのグラフィックのクオリティである。当時のPC98はビジネス向けとして普及していた機種だけに、プレイ人口は少なかったかもしれないが、デモや広告を目にした購入層のインパクトは相当なものだったに違いない。

調査担当