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©1988 elf
ドキドキ!シャッターチャンス!! (エルフ)

・1988年12月08日 PC-8801用 FD版
・1989年05月13日 PC-9801用 5インチFD版

80年代後半の作品で、盗撮をテーマにしたアダルトアクションゲーム。後にヒットメーカーとなったブランド『élf(エルフ)』のデビュー作である。ただしエルフの正式な創立は翌年4月で、当時はフェアリーテールの社内ブランドという扱いだったのかもしれない。

主人公『亀羅 小僧』は、早撮りジャックの異名を持つ、正義の盗撮カメラマンである。学校でいじめにあっている少女から依頼を受けた主人公は、彼女の恥ずかしい写真を条件に、女子校へ潜入して、彼女をいじめた10人の恥ずかしい写真をカメラに収めていく。

マップは俯瞰型で、画面が上下左右にスクロールするタイプのアクションゲームである。プレイヤーは、カメラ小僧を操って女子校の校舎やプール、テニスコートなどを歩き回り、女の子を見つけたら、ストロボの範囲に入るように接近し、シャッターを切っていく。

シャッターボタンを押してからストロボが光るまでに、2、3秒の時間差があり、その間女の子が激しく動いたり、建物の影に隠れたりするので、難易度はかなり高い。また、追尾してくる先生(複数)に捕まってしまうと、それまで撮った写真を処分させられてしまうルールとなっている。10人の女の子に対してフィルムは10枚しかないため、クリアするには、制限時間以内にノーミスで回る必要がある。

盗撮写真は、着替えやスポーツをする様子で、服の上から乳首の突起が分かる描写、胸の露出などがあるものの、アダルト描写は全体的に控えめである。

翌年に追加データ集として『#1 女子校編パート2』『#2 看護婦編』『#3 バスガイド編』が続いている。

個人的な印象としては、ボリュームもクオリティも低い小粒な作品ながら、難易度が高いだけにCGを確認する際はドキドキがあり、達成感のあるミニゲームである。翌年に東京都で独立を果たしたエルフは、ユニークな企画とクオリティの高さでトップメーカーにのし上がり、90年代中頃には「東のエルフ、西のアリス」と横綱に例えられるまでに成長していく。

調査担当