艶談 徳川興隆期 ごらくいん 艶談 徳川興隆期 ごらくいん
艶談 徳川興隆期 ごらくいん 艶談 徳川興隆期 ごらくいん
©1989 全流通
艶談 徳川興隆期 ごらくいん (studio ANGEL/全流通)

・1989年01月**日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 3.5インチFD版
・****年**月**日 FM77用 3.5インチFD版
・****年**月**日 MSX2用 3.5インチFD版
・1989年02月**日 X1/turbo用 FD版

80年代末の作品で、安土桃山から江戸初期にかけての争乱をテーマにしたアダルトアドベンチャー。『艶談 源平争乱記 いろはにほへと』の続編である。

主人公「たけし」は現代の学生。前作でタイムスリップしての冒険の末、無事に片想いの同級生「しずか」と結ばれたが、歴史を書き換えてしまった事で、今度は「徳川幕府が10年しか続かない」という矛盾が発生してしまう。危機感を覚えたたけしは、歴史を再び修正するべく、しずかと共に本能寺の変が起きた1582年に訪れ、徳川家の天下取りに一武将として協力していく。

前作と同じく、当時は珍しい選択肢分岐型のADVである。関ヶ原の合戦や戦後の論功行賞、将軍の跡継ぎ問題など、歴史の重要な分岐点となった事件をモチーフにした選択肢が登場し、状況に合わせて選んでいく。非常に選択肢が多く、分岐も複雑なマルチシナリオ構造だが、正解となる経路はほぼ一本道で、難易度はかなり高めである。

シナリオの基本は、徳川家が政権を掌握するまでの流れを史実通りになぞれば正解で、逸脱した選択肢を選んだり、女に釣られるとバッドエンドを迎えた。ただし、バッドエンド覚悟でなければ見られないHCGの方が多い仕様である。

アダルトCGは1人1枚で、画面右側に表示される(立ち絵が左側)。「お市の方」「寧々」「淀君」「お江」「春日局」など、歴史上の女性がモチーフになっているのが特徴的である。

さらなる続編として『艶談 歴史絵巻 ぬかたのおおきみ』が続いている。

個人的な印象として、対話シーンで立ち絵というか、単色背景のバストアップの肖像が使いまわされており、ゲーム画面のメインを占めているのが時代を感じさせる。(当時はまだ立ち絵を使いまわすのが一般的ではなかった)。前作と比較するとビジュアル面で進歩があったものの、非ギャグストーリーのためか、相変わらず強引な展開が目立ってしまう印象である。

調査担当