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©1990 FAIRYTALE
X・na [キサナ] (フェアリーテール)

・1990用12月05日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****用**月**日 PC-8801用 FD版
・****用**月**日 X68000用 FD版

90年代初頭の作品で、旅の剣士と元気な女の子のコンビがモンスターだらけの塔に挑み、囚われた女の子達を解放していくダンジョンRPG。

アムネリア公国の小さな街にそびえる奇妙な塔。女王の希望で建設されたその塔は、完成直後に悪魔が降臨し、建設にあたった街の男達が一人も戻らなかった上、おぞましい姿のモンスターが現れて街の女達をさらっていくようになってしまった。刺激を求めて放浪する主人公(名前は任意)は、空腹で倒れていたところを地元の姉妹、「フローラ」と「メイ」に救われ、偶然フローラが魔物にさらわれる場面に居合わせる。一宿一飯の恩義に報いるため、主人公はメイと共にモンスターのはびこる塔に挑む。

システムは3D視点のダンジョン探索RPGで、装備品あり、マップ機能なしの当時としては標準的なスタイルである。手描きでマッピングしつつ、それぞれの階層でレベルを上げ、キーアイテムを入手し、ボスを倒して次の階層に進む古典的な展開となっていた。最大3人パーティで、参加中の女の子の顔が常に表示されるため、画面の印象が華やかなのが特徴である。

シナリオは主人公とメイの2人が固定メンバーで、モンスターに陵辱されそうになっている女戦士を救助、助けられた女戦士が3人目として仲間に加わり、他のいやらしい目にあっている女の子達も解放した後、階層のボスを倒して3人目は離脱、というのが基本パターンである。主人公とメイの緊迫感のない掛け合いが特徴的で、女の子達もあまり悲壮感がない。モンスター達もさらった女の子でソープやストリップ、キャバクラといった風俗店を経営しているケースが多く、主人公を客として扱うなど、緩くコミカルな世界観である。

アダルト要素は主にモンスター達による陵辱シーンのCGである。主人公自身が女の子と絡むことはなく、本番行為は寸止めになっている等、エロさは控えめだったが、一部で無修正画像を含んでいた。(当時はアダルトゲームが摘発された例がなく、各社が独自の裁量で規制していた)

個人的にはゲームバランスが粗っぽいのが印象的で、特に相棒のメイの死にやすさに泣かされた。また、セーブポイントは街にしかなく、回復アイテム類もないため慎重さを求められる一方、宿泊時には所持金の半分を没収される厄介な仕様となっていた。難度の上げ方としては乱暴だろう。

調査担当