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©1990 FAIRYTALE
LIPSTICK. ADV2 (フェアリーテール)

・1990年12月14日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 MSX2/2+用 FD版
・****年**月**日 98NOTE専用 FD版

90年代初頭の作品で、女たらしの探偵が殺人未遂に巻き込まれ、事件の裏に隠された謎を追っていくアダルトアドベンチャー。『LIPSTICK. ADV』(1988)の続編。

主人公「浅見五郎」は都内に事務所を構える私立探偵。近所の女の子「清里音美」は、前作の事件でいよいよ五郎に懐き、仕事のアシスタントから家事まで世話を焼くが、五郎からは子供扱いされる日々が続いていた。そんなある日、運び屋の仕事で新幹線に乗っていた五郎は、偶然にも依頼品が爆発寸前の時限爆弾だった事に気付き・・・?

システムは、前作と同じくコマンド選択式で、移動先に自由があるタイプの探索アドベンチャーである。ソープランドや喫茶店、関係者の会社などを巡回し、事務所に戻って情報を整理し、推理して捜査を進展させていく一本道の構造となっていた。

シナリオは、殺人未遂事件に巻き込まれた主人公が、自分への疑いを晴らすため、真犯人「坂本」を追う内に、やがてヤクザや有名企業も絡んだ事件の真相に興味を持ち、深入りしていく探偵物となっていた。

アダルト要素は、風俗店の女の子や口説き落としたOLとのセックスで、数は少なめである。メインヒロインの「音美」と主人公が、互いに好意を寄せつつプラトニックな関係なのが、シリーズを通しての特徴となっている。

続編として『リップスティックアドベンチャー3』『Lipstick Adv.EX』『Lipstick ADV.4』が続いている。

個人的な感想としては、サクサクと進めるテンポの良さは魅力だが、主人公の動機づけが弱いため腑に落ちない面があり、奇跡のような偶然や協力者に救われるばかりの展開は、推理物として何ともチープである。ビジュアル面でも作風が安定せず、今ひとつの印象である。

調査担当