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©1991 D.O.
星の砂物語 (D.O.(ディーオー))

・1991年03月10日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 X68000用 FD版
・****年**月**日 MSX2/2+用 FD版
・****年**月**日 FM-TOWNS版
・****年**月**日 Windows95用 CD-ROM 『バリューコレクション

90年代前半の作品で、ペンションで起こった殺人事件を題材にしたアダルトアドベンチャー。

海辺のペンションに勤める主人公「彦五郎(げんごろう)」は女たらしの19歳。ある日、ナンパで朝帰りした主人公を待っていたのは警察の取調べだった。宿泊中の男女6人グループの1人が遺体で発見され、主人公のシャツを握りしめていたというのだ。疑われていることに怒りを覚えた主人公は、真犯人を警察につき出すべく、業務のかたわら周辺人物たちの動機やアリバイを探っていく。

システムはコマンド型で、移動先に自由があるタイプの探索アドベンチャーである。宿泊者の部屋や食堂、風呂場、海岸、警察署などを巡り、会話で情報を引き出したり、留守中に物色して手がかりとなるアイテムを見つけていく一本道の展開となっていた。行き先もコマンドの種類も多く、難易度はやや高めである。

装飾のない全画面表示が特徴的で、メッセージウィンドウ等はその上に重ねる演出となっており、いつでも非表示にできる点など、配置が後々のADVのスタンダードに近い。

シナリオは推理物を土台にしながら、宿泊中の女の子4人と経営者の娘1人に複数のHシーンが用意された、アダルト重視の作風である。女の子達の方から積極的に誘ってきて乱れるので、主人公はたじろぎながらも相手をするケースが多い。登場人物の誰もが何かを隠すような言動を見せる中、セックスと探索を通して彼女達と被害者「英治」との関係が次第に明らかになっていく。

当時としてはアダルト描写が非常に濃厚で、特に女性器を強調する大胆な構図が特徴的である。モザイク状の修正が施されているが、特定のコマンド入力で簡単にはずせる裏技が存在し、当時の規制の緩さを象徴する事例として有名になった。

続編として『星の砂物語2』(1992)、『星の砂物語3』(1995)が続いている。

個人的な印象としては、ビジュアルやストーリー展開に粗さを感じるものの、とにかくアダルトシーンのボリュームとこってり具合が圧巻で、細かい事が気にならなくなってくるレベルである。"淫乱な女の子達"というテーマに絞った、能天気で実用性の高いミステリー物、といった所か。

調査担当