NP2_0013.png NP2_0034.png
NP2_0220.png NP2_0104.png
©1991 Ponytail Soft
ポッキー2 (ポニーテールソフト)

・1991年06月10日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 MSX2/2+用 FD版
・1994年06月15日 FM-TOWNS用 『ポッキーポッキー2ポニオン』に収録

90年代序盤の作品で、学園を舞台に女の子三人組が活躍するミステリーアドベンチャー。『ポッキー』(1989)の続編。

前作の後、男女共学となったポッキー学園では新たな問題が起こっていた。学園七不思議の一つだった「怪人赤マント」が実際に現れ、女の子を失神させた上、Hなイタズラをして去っていくのだ。この事件を許せない新聞部部長「美紀」は、部員の一年生コンビ、気の強い「久美子」、のんびりした性格の「ともこ」と協力し、手分けをして調査を進めていく。

システムはコマンド型で、行き先に多少の自由がある探索ADVである。基本は学園内の校庭や音楽室、体育館などを巡り、事件の被害者や目撃者の証言をあつめ、「考える」を繰り返して推理を進めていく。主人公は主に一年生の「久美子」だが、他二人の女の子も手分けをして単独行動を取ることが多く、主観は自動で切り替わっていく。

シナリオは学園を騒がす怪人の正体を追っていく中で、次々に容疑者が浮かび上がってくると同時に、教師達や不良による強引な調査の実態も明らかになり、謎が深まっていく展開となっていた。ナレーター(作者)がくだけた口調で解説とツッコミを入れていくという珍しい文体で、全体的にコミカルで賑やかな印象である。前作の主人公も脇役として登場している。

アダルト要素はパンチラシーンが非常に多い他、怪人や変態教師によって女の子が服を脱がされる描写がメインで、主人公達が体を張って相手を陥れる場合もあった。ただし、本番行為は一切描かれていない。男達がいずれもスケベで醜い存在として、女性と対比的になっているのも特徴である。

個人的な印象としては、かなりボリューム感のある作品で、特にミステリー要素に比重を感じるものの、展開が強引過ぎて推理物としての完成度は高くない。一方、アダルト要素は少ないがビジュアル面は比較的良好である。「ちょっぴりHな学園ドタバタ劇」という形容がしっくりきそうだ。

調査担当