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©1991 GAINAX Co.,Ltd.
プリンセスメーカー (ガイナックス)

・1991年05月24日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・1991年12月13日 DOS/V用 3.5インチFD版
・1992年05月31日 MSX2/2+/turbo用 FD版
・1995年01月03日 PCエンジン用 CD-ROM 『プリンセスメーカー1
・1997年01月31日 X68000用 FD版
・2002年12月06日 Windows用 CD-ROM 『プリンセスメーカークラシック
・2004年08月06日 Windows用 CD-ROM クラシック廉価版
・2003年01月31日 iアプリ版 配信開始
・2003年03月06日 Windows用 CD-ROM 『リファイン版
・2004年04月28日 PlayStation 2用 通常版
・2005年10月20日 PlayStation 2用 廉価版
・2007年03月03日 Windows用 DVD-ROM 『メモリアルボックス
・2007年09月28日 Windows用 DVD-ROM 『メモリアルボックス with 公式ガイドブック

90年代序盤の作品で、一人娘の育成をテーマにしたシミュレーションゲーム。「育成SLG」というジャンルを開拓し、以後のゲームに大きな影響を与えた。

中世ファンタジー風の世界。魔王の軍勢から王国を救った勇者である主人公(名前は任意)は、人々に歓喜をもって迎えられるが、自身の栄達を望まず、戦災孤児となった子供の育成を国王に申し出る。数日後、1人の少女が主人公の屋敷に引き取られた。真っ白な状態で様々な可能性を秘めた10才の女の子。果たして彼女はどんな人生を歩むのか…。

1人の女の子を、10才の4月から18才の3月までスケジュール管理していく育成ゲームである。女の子の顔は変えられないが、名前や生年月日、血液型などは任意で、衣装も立ち絵1つにつき4種類パターンがあり、好きな時に変更できる。

「体力」「気品」「色気」「知識」「疲労」など16項目の基本パラメータ、身長・体重といったプロポーション要素があり、有料の各種授業や、「木こり」「酒場」「メイド」といったアルバイト、RPG風の2Dフィールド探索をこなして変動させ、理想の状態に近づけていく。ミスコンや武闘会で優勝したり、試験に合格して資格が取れれば「評価」が上がり、将来は明るいものになっていく。

18才の春に最も高いパラメータや「評価」により判定され、「農家の妻」「近衛隊長」「魔導師」「詐欺師」「娼婦」「尼僧」といった30種類ものエンディングを迎える。高評価の「プリンセス」「女王」を目指すのが一般的な目標だが、特定のエンディングを目指したり、スケジュールの効率化を極めたりと、やり込み要素があるのが特徴的である。

シリーズが家庭用ゲーム機に定着した関係で一般ゲームに分類される作品だが、当初のPC-98版の頃は非アダルト、アダルトの境界が曖昧だったこともあり、トップレスの敵キャラが登場したり、娘を娼婦として働かせることができたり、裏技として娘の全裸CGが10才から18才まで全ての立ち絵に用意されていたりと、アダルトな描写が所々に見られる。

続編として『プリンセスメーカー2』(1993)、『プリンセスメーカー ゆめみる妖精』(1997)、『プリンセスメーカーQ』(2001)、『プリンセスメーカー4』(2005)、『プリンセスメーカー5』(2007)が続いている他、復刻版や派生作品、スクリーンセーバーやサントラなど関連グッズも多い。

個人的には、突発イベントやストーリー性に乏しい点を除くと、後の育成SLGと骨格はさほど変わらないのが印象的である。同ジャンルは全年齢向け美少女ゲームの定番の1つとなった他、調教モノなどのアダルトゲームの派生も生んでいる。また、憶測だが「スケジュール管理」をゲーム性にする手法はエルフのヒット作にも間接的に影響したかもしれない。

調査担当