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©1992 FOREST
人形使い (FOREST)

・1992年05月29日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM版

90年代序盤の作品で、SF風の世界を舞台に、遠隔操作ロボット同士の格闘大会で勝ち抜いていく格闘アクションゲーム。「脱衣格闘アクション」というジャンルを開拓した先駆者だった。

遥かな未来、惑星開発等の過酷な環境での作業の為に開発された遠隔操作のロボット「シルエット」は、人々の生活にも浸透し、シルエット同士の格闘技「デュエリング」が娯楽として世界的な人気を呼んでいた。若いシルエット開発者「リカ」は、開発費がかさんでできた借金を返すため、母親に勧められて怪しげな裏の大会に出場するが…?

システムは1対1の格闘アクションで、2ゲーム先取、多少の横スクロールがある、当時の一般的な作りである。操作法や動きも「ストリートファイターⅡ」(1991年)とほぼ変わらないが、パンチとキックボタンは1つずつしかなく、選べるキャラクターは1種類、背景も1種類と簡素な部分が目立つ。必殺技として飛び道具、カウンターの投げ技、着地時の電撃など4種類の特殊攻撃があった。主人公と同形キャラを使った2人対戦モードも備えている。

戦うのはロボットだが、操縦者はいずれも女性で、主人公のリカも含め、敗者の脱衣CGが用意されているのが特徴である。着衣状態から始まり、1ラウンドを制すると下着姿、2ラウンドを取るとトップレス、ストレート勝ちだった場合は更に全裸の画像が拝めるのが基本パターンとなっていた。CGは大型で質感の高い丁寧な仕上がりとなっており、当時としてはレベルが高い。

続編に『人形使い2』(1996年)がある。

脱衣CGのある格闘アクションとしては、おそらく最古の作品である。同ジャンルは数は少ないものの、『クイーン・オブ・デュエリスト』、『V.G. -ヴァリアブル・ジオ-』といった人気シリーズを生み、90年代前半のアダルトゲームの特色の1つとなった。本作の個人的な印象としては、必殺技が出にくいといった難点があり、格闘ゲームとして楽しいものではないが、脱衣ビジュアルの美しさで多少報われた気分である。

調査担当