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聖少女戦隊レイカーズ (アップルパイ)・1993年12月25日 DOS/V用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 3.5インチFD版
・1996年10月18日 Windows95用 CD-ROM 『聖少女戦隊レイカーズⅠ・Ⅱ for Win』に収録
90年代序盤の作品で、5人の変身ヒロイン達を率いて宇宙からの侵略者に立ち向かうシミュレーションRPG。『聖少女戦隊レイカーズ』シリーズの一作目。
鷲ノ羽学園に通う男子学生「洸」は、ブラード星の王太子「アラン・ブラード」の思念体と出会い、洸がブラード星人の血を引いている事、そして宇宙支配を目論む「ガドラム帝国」が超エネルギー体「レイカークリスタル」を狙い、地球を侵略しようとしている事を知らされる。学園がガドラムに襲撃され、洸の親しい5人の少女に危機が迫った時、5人の姿に変化が起こった。彼女たちこそ、伝説のクリスタルの守護者「レイカーズ」だったのだ。洸はレイカーズを率いて、悪の帝国から送り込まれた女幹部や怪物達と対決していく。
システムはシミュレーションRPGの戦闘パートと、ADV風のストーリーパートの組み合わせである。テレビアニメ風にサブタイトルで章分けけされていて、全部で5章あり、それぞれ2~3つのMAPを突破することで次の章へ移る。ストーリーパートは選択肢やコマンド類はなく、一本道である。
戦闘パートはクォータービューで、レイカーズを操作してMAP内の敵を殲滅できればクリアである。レベルアップはあるが、クラスチェンジや装備品、アイテム類はない。すべての攻撃にMP消費があり、5種類の技を状況に合わせて使い分けていく。攻撃がなかなか当たらないのが大きな特徴で、高低差や敵の向いている方向などを利用し、命中率が少しでも上がるよう工夫する点が戦術要素となっていた。攻撃を受けると経験値が貯まる点も風変わりである。
シナリオは、5つの章が5人のヒロインそれぞれの当番回にあたる。基本的には学園モノの日常風景の中で、ヒロインと主人公が親交を深め、敵の襲撃と前後してセックスに至る流れである。クラスメイトで現役アイドル、そしてレイカーズの中心である「玲子」と主人公は相思相愛の間柄だが、真面目で好青年風の主人公が、請われれば初対面でも味方でも、あっさりセックスに応じてしまうのが印象的である。
アダルトシーンはヒロイン一人当たり1~2シーンで、敵の女幹部との間にも用意されている他、味方が戦闘で撃破された際は脱衣CGが表示される仕様となっていた。
続編として『聖少女戦隊レイカーズII』(1996)、『聖少女戦隊レイカーズIII』(1997)が続いている。派生作品にOVA版、小説版などがある。
当時流行した変身ヒロイン物で、シリーズ化やOVA化もあり、知名度は比較的高いようだ。個人的な印象としては、操作性やテンポが悪く、シミュレーションRPGとしては当時の中でもパッとしない。ストーリーは強引で駆け足な超展開の連続で、見ようによっては面白いかもしれない。ビジュアル面では極端に細いウエスト、強調された乳房が印象的である。
禁血とかそういえば俺記事書いたっけ?と思ったけど書いてませんでした。まあいいか。無印はリプレイしてないのでストーリーは覚えてないでつが。グロリアは学力試験で財閥当主選定とか言い出して、ん?!となったけども。それでいいの?
河原崎は今まさにシルキーズプラスという形でプレイしていますね。Win95版は18年前ですか…。時は流転するというものを感じております。根雪は河原崎ほど暗くはない感じが今のところしますが。
レイカーズ…。見ようによっては面白いかもしれない(笑)。ほるさんのどうヨイショするかという苦肉ぶりに苦労した跡が見えます。個人的には3はなんか自分でもよくわからんけど感動しましたね。3作続けてプレイしたゲームのフィナーレという形に、無条件に多分。