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超昂神騎エクシール (アリスソフト)

・2017年07月28日 Windows用 DVD-ROM版 【Amazon】【Getchu】【駿河屋
・2017年07月28日 ダウンロード版 【DMM

10年代後半の作品で、正義の変身ヒロインをテーマにしたアダルト育成ゲーム。『超昂天使エスカレイヤー』(2002年)、『超昂閃忍 ハルカ』(2008年)の流れを汲む、超昂シリーズの3作目。

舞台は現代の日本。主人公「継彦」は、エロゲライター志望の学生で、エロに情熱を燃やすオープンなオタクである。魔王の生まれ変わりを自称しているため、周囲から浮いているが、実は本当に魔王だった。配下の悪魔「ベゼル」の導きで、誕生日に魔王の力を復活させる儀式に臨んだ継彦は、ベゼルの裏切りにあい、力のほとんどを奪われ、大事な後輩「キリカ」が瀕死になってしまう。一方、魔王を討つべく天界から派遣された天使「エクシール」は、哀れなキリカを救って力を失ってしまい、窮地に陥る。

新たに魔王となったベゼルから世界を守るため、継彦と一時的な協力関係になったエクシールは、継彦に残る色欲の魔力を得るため、導魔と名付けたエッチな行為を繰り返し、超昂戦士に姿を変えてベゼルの配下と対決していく。

ゲームシステムは、シリーズの流れを受け継ぎ、簡素なターン制の育成SLGとコマンドバトルの組み合わせである。定期的に回復する主人公の魔力をやりくりして、昼間はHでパラメータを育成し、夜はマップ上の敵の占領地を選択し、ザコ敵をコマンドバトルで倒し、解放していく。期限内に最奥の魔将(ボスキャラ)との戦闘に勝利すれば、次の章に移る仕組みである。

シナリオは、美少女ゲームにおける変身ヒロインの王道、といった感じで、普段は正体を隠し、一般人に紛れて学生生活を送りつつ、敵の怪人と対決し、Hなピンチを乗り越えて、最後に勝利するバトルヒロイン物である。

ヒロインがボスキャラに敗れた際、陵辱Hが起こるのがシリーズの伝統であり、本作品の目玉といえるだろう。何度敗れても、どこに監禁されてもアイテムで救い出せるものの、発動に時間がかかるため、その間にさんざん犯されてしまう、という設定である。ちなみに、陵辱をこなすと大幅なパワーアップが見込めるため、積極的にこなした方が育成は楽だが、度が過ぎると即座に堕落系のバッドエンドとなる。

陵辱Hはヒロイン1人につき2段階あるので、ボスキャラ1人あたり合計4つとなる。魔将が直接襲うケース、魔将に唆された一般人や動物、魔獣に犯されるケース、人質を取られて脅迫に屈するケースなど形は様々である。

一方、導魔(主人公とのH)では、ノーマルな和姦に始まり、フェラやパイズリなどに慣れ、やがてアナル開発、レズ、屋外でのセックス、見せびらかしセックスと過激化していく。更に、ヒロインの好感度によって純愛系のHが開放されたり、主人公の鬼畜度によって鬼畜なプレイが開放されたりと、育て方によって選べるプレイが異なっていく。

育成したパラメータや選択肢により、6種類の結末を迎えるマルチエンドとなっていた。

個人的には、お約束の塊といった印象で、アニメーションする変身シーン、なぜか敵や一般人にバレない変身前の素顔、快楽に屈してだらしなく乱れるビッチ感など、このジャンルの型を悉く押さえ、昔懐かしい雰囲気を醸し出している。また、ハードなSMやスカトロを除き、あらゆる定番プレイを網羅している印象で、獣姦、触手姦、蟲姦、寝取らせ、腹ボテ、おねショタなど、マニアックで幅広い需要に応えるアダルト重視な作風といえる。陵辱系が好みに合えば、実用性は高いであろう。


公式HP
http://www.alicesoft.com/ixseal/





調査担当