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©1997 ALICESOFT
かえるにょ・ぱにょ〜ん (アリスソフト)

・1997年08月29日 Windows95用 CD-ROM版 【駿河屋
・2000年09月14日 Windows95/98/NT/2000用 CD-ROM 廉価版 【駿河屋

90年代後半の作品で、ファンタジー世界を舞台にしたシミュレーションRPG。『にょ』シリーズの第一弾。タイトルは「帰るの、パニョン」の作中キャラクターによる訛りから来ている。

(あらすじ) 中世ファンタジー風の世界。とある小さな国の王子、「ポロン」は心優しく控えめな少年である。次期王の座を兄と争うことになり、試練として西に旅立ったポロンは、兄の策略にはまり、異世界の不思議な生き物「パニョン」にされてしまう。自らは戦う力がなく、誰かに守ってもらうしかない境遇になったポロン。そんな彼のために立ち上がったのは、道すがら出会った7人の少女達だった。果たしてポロンは、無事に王国へ帰ることができるだろうか?

世界観は『Rance』シリーズに近く、モンスターなどが共通している。

ゲームシステムはシミュレーションRPGの一種で、一ターン毎に一マスずつ強制的に横スクロールしていく独特の形式である。スクロールに巻き込まれると敵も味方もリタイア扱いのため、敵を殲滅しながら常に全員を前進させなければならない。

レベルアップやクラスチェンジ、装備品など、普通のシミュレーションRPGらしい面を備えている一方、主人公のポロンは足が遅く、戦闘力もなく、死亡するとゲームオーバーになってしまうため、これを7人のヒロインで守ったり、進行の邪魔になる障害物を破壊しなければならない点が、大きな特徴となっている。

また、ステージがツリー状に分岐しており、その経路によってストーリーが変化する点も変わっている。ハッピーエンドになる経路は一つだけだが、ご褒美CG回収のため、様々な経路を試す必要がある点がやり込み要素となっていた。

アダルト要素は控えめで、ヒロインたちにセックスシーンはなく、ステージ毎にクリア報酬として、脱衣や軽い露出を含んだCGが1枚表示されるのみである。ただし、レベル神に女の子モンスターを捧げることにより、陵辱的でハードなHCGが鑑賞できるオマケ要素も備えていた。

後継作品として『ままにょにょ』(2003年)が続いている。さらに、その発展版となる『わいどにょ』が『アリス2010』(2009年)に収録されている。

個人的には、『DALK』(1992年)とコンセプトが似ていて、DALKをよりシンプルでスピーディに洗練した印象である。エロさは無く、ストーリーも簡素でミニゲーム的な雰囲気だが、ゲーム性は高い方で、自力攻略となると結構手ごわい。やり込み要素がメインの作品といえるだろう。


調査担当