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©1995 FAIRYTALE/F&C co.,ltd.
Virtua Call(0990) (フェアリーテール)

・1995年02月24日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM版
・****年**月**日 PC-9821用 CD-ROM版
・1996年04月26日 Windows3.1/95用 CD-ROM版
・2004年09月24日 Windows用 DVD-ROM 『バーチャコールクロニクル』に収録
・2010年08月24日 DL販売開始(クロニクル版) 【DMM】【Gyutto】【DL.Getchu】【DLsite

90年代中頃の作品で、テレビ電話で女性をナンパできるサービスを舞台にしたアダルトアドベンチャー。『バーチャコール』シリーズの第一作目。

舞台は音声のみの電話が廃れ、テレビ電話が一般的になった未来の日本。主人公の学生『長谷川健太郎(名前変更可)』は一緒に過ごす恋人もおらず、暇を持て余していた。街でもらったポケットティッシュから、ツーショットダイヤル風の出会いサービス『バーチャコール』のことを知り、さっそく自宅からテレビ電話をかけてみたところ、客が少ないため無料期間中で、幸運にも可愛い子が入れ食い状態。健太郎はオペレーターの『プリシア』のサポートを受けながら、女性達を次々に口説き落としていく。

システムはコマンド類のない、選択肢型のADVである。基本画面は自宅のテレビ電話で、右側にあるプッシュボタンで任意の電話番号を入力し、現れた女の子と会話を進めていく。選択肢は3択の連続で、相手の機嫌を損ねると回線を切られてしまうため、相手の好みの解答を推理していく点がゲーム要素である。ミスしてもプリシアの力でその場からやり直せるため、難易度は易しい。

シナリオの流れは、まずバーチャコールに電話をかけ、プリシアと会話し、Q2回線を選び、初対面の女の子と会話、口説いてデートの約束を取り付け、その場でテレフォンセックスに発展、後日デートで本番に至り、再会を約束して別れるものの、新たな出会いを求めて再びバーチャコールに電話してしまう、というのが基本形である。

女の子の数は合計11人で、甘えたがりの年下、男勝りのスポーツ少女、悩める人妻、オープンな留学生、世間知らずのお嬢様など様々なタイプとなっている。電話先の選択により攻略順は多少前後するが、基本的に一本道で、個別エンドはない。本番後はそれぞれと恋人関係になる訳ではなく、引っ越したり連絡が取れなくなったりで、登場しなくなる点が特徴的である。

セックスシーンは基本的に穏当な和姦だが、流行を反映してか一部に緊縛、鞭打ち、三角木馬などのSM要素を含んでいた。

続編に『Virtua Call2』(1995)、『バーチャコール3』(1996)がある。1~3がセットになった『バーチャコールクロニクル』では一部のCGが差し替えられ、一部に音声が入るなどのリメイクをうけている。派生商品はOVA版、プリシアのフィギュアなど。

個人的には、同じアイデス傘下の『きゃんきゃんバニー エクストラ』(1993)によく似た作風で、よりゲーム性を低く、システムを簡素にした印象である。ゲーム自体に注目すべき点はあまり無いが、テレビ電話が普及した未来のツーショットダイヤルというのが面白い。2016年現在では珍しくない、ライブチャットを利用するアダルトサービスを部分的に予見したといえるし、はずれ具合も時代がかっていて可笑しみがある。


調査担当