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©1995 FAIRYTALE/F&C co.,ltd.
Virtua Call2 (フェアリーテール)

・1995年12月22日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM版
・****年**月**日 PC-9821用 CD-ROM版
・1996年10月25日 Windows3.1/95用 CD-ROM版
・2004年09月24日 Windows用 DVD-ROM 『バーチャコールクロニクル』に収録
・2010年08月24日 ダウンロード販売開始(クロニクル版) 【DMM】【Gyutto】【DL.Getchu】【DLsite
 
 90年代中頃の作品で、テレビ電話とVR機器を駆使して女性を口説き落としていくアダルトアドベンチャー。『バーチャコール』シリーズの二作目。

VHG(バーチャルヘッドギア)と呼ばれる、相手の声や映像だけでなく、触覚も伝えることのできるコミュニケーション機器が、家庭の電話回線で利用できるようになった近未来。学生の主人公(名前は任意)は、高価なVHGを買ってしまったものの、通話する相手がおらず持て余していた。そこへ隣家の中学生「エミリ」が現れ、近々引っ越してしまうことを告げる。主人公の孤独を心配するエミリは、彼女の引っ越しの日までに恋人を作ることを約束させ、VHG用のRAMカード「バーチャコール」を手渡した。主人公はエミリとの約束を果たすため、バーチャコールで知り合った女の子を次から次に口説き、恋人の選択肢を増やしていく。

システムはほぼ一本道だった前作と異なり、ヒロイン個別エンドが用意されている等、多少の自由度を備えた作りとなった。パーティラインと呼ばれる、3人の女の子と同時に会話するフェイズがあるのも特徴である。操作は選択肢型で、3択の中から相手の好みの回答を推測していく点はそのままである。

基点は自宅のVHGの操作画面で、任意の電話番号を打ち込むことにより物語が展開していく。

シナリオの流れは、最初にバーチャコールに電話し、オペレーターに紹介された面々とパーティラインで会話している内に、3人の女の子の1人に気に入られ、2人っきりの会話に移行、口説いてデートの約束を取り付け、デートで本番行為に至り、電話番号を入手し、後日VHGを使ったテレフォンセックス、といった形が普通である。デートより先にテレフォンセックスがあったり、相手から電話が掛かってきたり、バーチャコール以外の経路で知り合う女の子も居たりで、攻略手順は女の子により様々である。

女の子は古風な武道家の娘、病弱な少女、アイドルの卵、亜宇宙航路のスチュワーデス、奔放なアジア系外国人など10人である。電話中やデート中に機嫌を損ねて逃がしてしまうことが多く、前作のようなやり直しもないため、細かいメモを取りつつ、セーブ・ロードを繰り返していく難易度の高い仕様だったようだ。一通りの女性を口説いた辺りで終了となり、本番とテレフォンセックスまで至った相手を選べば個別エンドを迎える。

続編に『バーチャコール3』(1997)があり、そのセガサターン移植版である『バーチャコールS』(1998)では本作品のヒロインの一部が流用されている。関連商品はOVA版など。

個人的には、前作と比べると自由度が広がり、ストーリーに奥行きができて、ありきたりなナンパ物から一気にトレンドの恋愛物に近づいた印象である。一方で難易度も段違いで、会話のやり取りの中で回答の成否を見分けるのが難しく、軽い気持ちでかかると痛い目をみることになる。人気は高かったようで、最初のPC-9801版は95年末の発売だったにも関わらず、96年の年間ヒットチャートで10位にランクインする健闘をみせている。(Windows版などは合算 ’96/1/1~’96/12/3集計 電撃姫Vol.1)


調査担当