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古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『OMEGA 創刊号』 概要

OMEGA 創刊号 サンプル OMEGA 創刊号 サンプル
OMEGA 創刊号 サンプル OMEGA 創刊号 サンプル
©1986 CHAMPION SOFT
OMEGA 創刊号 (チャンピオンソフト)

・1986年**月**日 FM-7/77用 5インチFD版 3.5インチFD版
・1986年**月**日 PC-8801用 FD版

80年代中頃の作品で、紙媒体の誌面とデジタルコンテンツがセットになったマガジンタイプのアダルト作品。

同年に創刊した『ZETA』が若い年齢層をターゲットにしたアイドル情報誌風だったのに対して、こちらは大人向けを狙っており、登場する女の子も会社員や女子大生となっている。現実の女性を口説き落とすためのハウツー本を兼ねている点も特徴的である。

ディスクの方の内容は、炉端焼のお店で出会った女の子に声をかけ、ベッドインするまでの流れを通して女性心理を学んでいくナンパアドベンチャー『シュミレーション 女性攻略法』(原文ママ)、女性の服の色やお酒の種類で女性のタイプを分類していく『C・Gで見る女性を見抜く法』、平社員から社長を目指すスゴロク風ゲーム『人生シュミレーション ザ・サクセスマン』(原文ママ)など5本である。

翌年にかけて『創刊2号』『第3号』と続いた他、似た試みとしてコミックと連動したアダルト作品『LEMONADE』が同年の末に創刊している。

収録のナンパアドベンチャーはすべて2択で、YES/NOチャート、もしくは当時流行していたゲームブックのような構造になっており、後のマルチシナリオ・マルチエンディングを備えたADVの原形を考える上で有用かもしれない。同年の『シンデレラペルデュー』を骨格だけにしたような印象である。

調査担当

『ラブメイト』 概要

ラブメイト サンプル ラブメイト サンプル
©1986 パルコム
ラブメイト (パルコム)

・1986年12月**日 PC-8801用 FD版

80年代中頃の作品で、アダルトCG付きのクイズゲーム。

「男の体のド真中にぶらさがっていて、先のほうが太くてブラブラしているものは?」といった卑猥な連想をさせる、なぞなぞ風の出題に対して、「〇〇タ〇」の丸の中に入る文字を当てていく流れである。ちなみに正解はネクタイで、問題はこうしたジョークに終始している。

問題は5問、CGは6枚で、単一の女の子が男性と絡み合うシーンが中心となっており、中には無修正にあたる画像も含まれていた。(当時は規制対象が曖昧で、取締り事例がなかった)

80年代後半から90年代初頭にかけてのアダルトゲームはクイズ形式の脱衣ゲームが多いのが特徴の一つだが、本作品はどちらかというとCG集にクイズを足した形で、衣装が段階的に薄着になっていく脱衣物とは異なる。アダルト要素を含むクイズゲームとしては『世界やるほどSO MUCH』と共に最初期の物の一つと考えられる。


調査担当

『ポップレモン』 概要

ポップレモン サンプル ポップレモン サンプル
ポップレモン サンプル ポップレモン サンプル
©1986 CHAMPION SOFT
ポップレモン (チャンピオンソフト)

・1986年12月**日 FM-7/77用 カセットテープ版 5インチFD版 3.5インチFD版
・1986年12月**日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 MSX2用 FD版

80年代中頃の作品で、ロリコン主人公の冒険を描いたギャグタッチのアドベンチャー。

前作『フェアリーズレジデンス』(1984)で妖精たちと過ごした思い出が忘れられない主人公は、ロリコンの源である「エロス」を手に入れるため、様々な情報やアイテムを集めて禁断のパラダイス、白薔薇学園を目指していく、という筋書きになっている。序文では「フェアリーズレジデンス、パート2として開発されたスーパーロリコンソフト」という説明がなされている。

システムは移動先に自由がないタイプのADVで、操作はコマンド入力式である。ワンキー・コマンドと自称する、「オンナノコ」「ドア」「ススム」など、1単語の入力だけで進行できるシンプルな操作性が特徴である。

シナリオはシュールなギャグストーリーで、工事現場や郵便局、交番で働くハイティーンの女の子と会話を交わし、プレゼントで気を引いたり、襲い掛かって脅したり、愛撫で満足させてアイテムや情報を引き出していく流れとなっている。アイテムにはライフルや手榴弾などもあり、それらを使っても問題が生じない緩い世界観、マイペースな主人公、快楽にあっさり屈する女の子達が印象的である。

最大の特徴は、当時のアダルトADVとしてはボリュームが飛び抜けている事と、極端な難易度である。登場する女の子は20人以上、必須となるキーアイテムは50種類以上、パスワードは13個で、それらを回収するポイントは素通りしやすい理不尽な箇所に隠されているケースが多く、場面によっては運も必要で、自力攻略はかなりの時間と労力を要したと思われる。

番外編の『フェアリーズレジデンス スペシャル』シリーズは無修正が顕著となっていたが、本作では局部の描写は省かれており、アダルト要素も控えめである。

ゲーム性には問題が多いが、CGの枚数やフラグの作りこみ等、時代的にここまで凝ったアダルトゲームというのは珍しく、大作といえる仕上がりである。

「ロリコンゲーム」という言葉については、現在ではソフ倫によって使用が規制されており、俗称として使われる場合は「幼さ」を強調する作品を表すため、当時の標準的な年齢設定のこの作品では若干の違和感があるが、この頃はまだ言葉のイメージが固まっておらず、「美少女ゲーム」と同義で広範囲を表すことがあったようだ。

調査担当

『フェアリーズレジデンス スペシャル 芸能界編』 概要

フェアリーズレジデンス スペシャル 芸能界編 サンプル フェアリーズレジデンス スペシャル 芸能界編 サンプル
フェアリーズレジデンス スペシャル 芸能界編 サンプル フェアリーズレジデンス スペシャル 芸能界編 サンプル
©1986 CHAMPION SOFT
フェアリーズレジデンス スペシャル 芸能界編 (チャンピオンソフト)

・1986年**月**日 FM-7/77用 5インチFD版 3.5インチFD版
・1986年**月**日 PC-8801用 FD版

80年代中頃の作品で、スゴロク風の小規模作品。『フェアリーズレジデンス スペシャル』シリーズの第4弾にあたる。サブタイトルは『スーパーマリコシスターズ』となっている。

冒頭で3人のアイドルの内一人を選び、6面ダイスを使ってスゴロク風のフィールドを進んでいく流れで、持ち点が設定されており、止まったマスによってポイントが上下する運任せの展開である。ゴール時に規定より多くのポイントを獲得していれば、一人当たり2枚のHなCGが表示される仕組みになっていた。

CGは男性と絡み合い、局部は無修正の大胆な作風となっていた。(当時はPCゲームに対して明確な規制や取り締まり事例がなかった)

アイドルが簡単に体を許してしまう設定は、当時同社が手がけていた『ZETA』シリーズと対極にあり、原画家も一部共通のため、なんともあこぎな商売という気がする。

調査担当

『フェアリーズレジデンス スペシャル SF編』 概要

フェアリーズレジデンス スペシャル SF編 サンプル フェアリーズレジデンス スペシャル SF編 サンプル
©1986 CHAMPION SOFT
フェアリーズレジデンス スペシャル SF編 (チャンピオンソフト)

・1986年**月**日 FM-7/77用 5インチFD版 3.5インチFD版
・1986年**月**日 PC-8801用 FD版

80年代中頃の作品で、紙媒体のコミックとセットになったストーリー付きのCG集。

ヒロインの宇宙刑事「ジェニー・サリバン」は、誘拐された財閥令嬢を救出に向かうが、敵に掴まり嬲られてしまうというSF風の簡単なストーリー仕立てになっている。

コミックと交互に読み進める必要があり、ストーリー部分はコミック、アダルト描写はCGという分担になっていた。無修正路線はかなり露骨で、女性器がロボットアームによって閉じたり開いたりするアニメーションを含んでいる。(当時はPCゲームに対して明確な規制や取り締まり事例がなかった。)

シリーズは『クラブ編』『学園編』とこの作品の他、『芸能界編』まで計4作がリリースされている。

調査担当

『フェアリーズレジデンス スペシャル 学園編』 概要

フェアリーズレジデンス スペシャル 学園編 サンプル フェアリーズレジデンス スペシャル 学園編 サンプル
©1986 CHAMPION SOFT
フェアリーズレジデンス スペシャル 学園編 (チャンピオンソフト)

・1986年**月**日 FM-7/77用 5インチFD版 3.5インチFD版
・1986年**月**日 PC-8801用 FD版

80年代中頃の作品で、紙媒体のコミックと組み合わされたストーリー付きCG集の第2話。

『セーラー服と一晩中』というサブタイトルがついており、主人公のヒロシがガールフレンドのエミとお楽しみの最中、後輩ユキコの邪魔が入り、三人で戯れていくという筋書きである。コミックとCGを交互に読み進める必要があり、設定や場面転換はコミックで把握し、Hシーンはデジタルコンテンツで観賞するという仕組みになっていた。

最初のCGはカーソル操作による探索とコマンド入力でエミのパンティを脱がせるというADV風で、唯一のゲーム要素となっている。

『フェアリーズレジデンス スペシャル』シリーズは第1話の『クラブ編』とこの作品の他、『SF編』『芸能界編』の計4作となっている。

調査担当

『フェアリーズレジデンス スペシャル クラブ編』 概要

フェアリーズレジデンス スペシャル クラブ編 サンプル フェアリーズレジデンス スペシャル クラブ編 サンプル
©1986 CHAMPION SOFT
フェアリーズレジデンス スペシャル クラブ編 (チャンピオンソフト)

・1986年**月**日 FM-7/77用 3.5インチFD版 5インチFD版
・1986年**月**日 PC-8801用 FD版
・1986年**月**日 PC-9801用 FD版

80年代中頃の作品で、コミックと連動したストーリー付きのCG集。タイトルはヒット作『フェアリーズレジデンス』(1984)の番外編風だが、設定や登場人物に繋がりはない。

同梱のコミックでストーリーの流れを把握し、HなシーンはCGで観賞していく形で、コミックとディスク合わせて一つの作品となっている。ストーリーは、新体操部の新人「マリコ」が、試合でのミスを咎められ、先輩と熱血コーチにより、いやらしい特訓を施されてしまう、という筋書きである。

最終CGは、カーソル操作による探索ゲームになっており、体の弱点の上を通るとマリコのセリフが変化する仕組みになっていた。また、シリーズを通しての露骨な無修正描写が特徴的である。(当時はPCソフトの取り締まり事例がなく、各社が独自の裁量で規制していた。)

定価は3000円でコミックは10ページ以下、CGは5枚程度と、かなり小規模で粗っぽい内容である。チャンピオンソフトはこの年、『ZETA』『LEMONADE』『その後の慶子ちゃん』などのシリーズ物を手がけており、依然として多作・低価格な傾向を維持している。『フェアリーズレジデンス スペシャル』もシリーズ化し、『学園編』『SF編』『芸能界編』など計4作が発売されている。

調査担当

『くりいむレモン ~STAR TRAP~』 概要

くりいむレモン ~STAR TRAP~ サンプル くりいむレモン ~STAR TRAP~ サンプル
くりいむレモン ~STAR TRAP~ サンプル くりいむレモン ~STAR TRAP~ サンプル
©1987 JAST
くりいむレモン ~STAR TRAP~ (JAST)

・1986年12月**日 FM-7用 5インチFD版 3.5インチFD版
・1987年07月**日 PC-8801用 FD版
・1987年**月**日 MSX用 カートリッジROM版

80年代中頃の作品で、アダルトOVAシリーズ『くりいむレモン』の第10作をゲーム化したSF風のアドベンチャー。

地球連邦艦隊所属の『ラン』と『カナタ』は、ESP能力をもつ息のあった女の子コンビ。ある日、女の子ばかりをさらいながら地球に接近する、謎の植物惑星への出撃を命じられた二人は、任務を面倒に感じて脱走をはかるが・・・?

操作は同社の『天使たちの午後』と似ている。頻度の高いコマンドは画面右側で選択できるが、「らん つくる りょうり」のように一覧にない単語を交えて文章を組み立てないといけないので、選択コマンドはショートカットのようなもので、実質はコマンド入力式である。

シナリオはほぼアニメ版のままで、いい加減な二人組のエスパーがドタバタを繰り広げる、コミカルな冒険ストーリーとなっている。一本道の展開だが多少遊びがあり、わき道としておまけのレズプレイが何箇所か用意されていた。

当時のJAST作品には珍しく、陰部にはモザイク風の修正が入っているが、秘密のコマンドで除去できる隠し要素が仕込まれていた。(当時はソフ倫などの審査団体がなく、各社が独自の裁量で規制していた。)

CGの枚数は多いもののテキストが貧弱で、展開がかなり粗っぽい印象である。アニメを先に見ておかないと流れがよく掴めないかもしれない。OVA『くりいむレモン』シリーズは当時大ヒットしていた一話完結型の作品群で、この後にも『黒猫館』など数作品がゲーム化された他、本作もPC-98時代に『スタートラップ』(1996/スターダスト)として、アニメ制作会社が自ら完全リメイク作品を手がけている。

調査担当

『妖姫伝』 概要

妖姫伝 サンプル 妖姫伝 サンプル
妖姫伝 サンプル 妖姫伝 サンプル
©1986 HOT・B
妖姫伝 (HOT・B)

・1986年12月**日 PC-8801用 FD版
・1987年**月**日 FM-77用 5インチFD版 3.5インチFD版
・2002年08月01日 DL販売開始 【Project EGG

80年代中頃の和風ホラーアドベンチャー。ホラーを題材にしたアダルトゲームとしては、おそらく国内最古の作品である。

主人公の女子学生「まりこ」は、男女6人で山あいの村を旅行中、祠に祀られていた美しい櫛を手に入れて自宅に持ち帰った。ところが、その日から悪夢にさいなまれるようになり、友人達は夢の中とそっくりの無惨な姿で次々に変死を遂げていく。櫛のせいだと気付いた彼女は川に投げ捨てるが・・・?

システムは移動先に自由がないタイプのADVである。操作はコマンド選択式と入力式の併用で、基本的には右上のコマンド一覧の中から総当りだが、適したコマンドが無い時、特に重要な場面では「アケル」「ステル」といった具合に必要な行動を類推し、一文字一文字を直接入力して切り抜けるという、80年代ADV特有の高い難易度を確保した作りになっていた。

シナリオは現代風な若者達が、軽はずみな行動で櫛にまつわる呪いを引き起こしてしまい、古い伝承を紐解いていく一本道の怪奇ストーリーである。

ビジュアルは陵辱シーンやグロテスクな惨殺シーンが含まれており、本格的なホラー路線を狙ったものになっていた。また、漫画風にコマ割りしてあり、人物の躍動感や複数の情景を同時に伝える手法が取られているのも特徴的である。

それまでのアダルトゲームでも血しぶきや惨殺など、ショッキングな映像表現が用いられる事があったが、怪奇物のホラー要素をメインに扱った作品は初ではないだろうか。内容は展開がせっかちな印象だが、当時のアダルトゲームの中では筋書きがしっかりしている方である。ホラーとアダルトゲームの相性は良いらしく、その後も目立たないながら、一定の需要を獲得したジャンルとなっている。

調査担当

『ザ・ピーピング』 概要

The Peeping サンプル The Peeping サンプル
The Peeping サンプル The Peeping サンプル
©1986 全流通
ザ・ピーピング (全流通)

・1986年11月**日 PC-8801用 FD版

80年代中頃の作品で、「覗き」をテーマにした脱衣ゲーム。

ストーリー性のある導入部はない。スタートするとアパートの外観が表示され、窓に明かりが点いている部屋を選んでCGを観賞していく流れである。女の子は4人で、それぞれにCGが3段階ずつ用意されているが、途中で明かりが消える事が多いため、3枚目まで表示される確率は低く抑えられている。

女の子の部屋の配置は毎回ランダムで変わり、管理人らしき中年男性の妨害も入るので、すべてのCGを見るには若干手間がかかるという仕組みだった。

ゲーム内容は野球拳以下で極端に粗末だが、「覗き」という行為を専門に扱った最初のアダルトゲームといえるだろう。覗きとは多少ニュアンスが異なるが、盗撮をテーマにしたゲームとしては『ドキドキ!シャッターチャンス!!』(1988)があり、『鬼作』(2001)といったヒット作も生まれている。

調査担当
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調査員プロフィール
80年代半ばに登場した学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
メーカーサイト
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