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ぴんきぃ・ぽんきぃ 第3集 ばとる・らばーす (エルフ)・1989年08月**日 PC-8801用 FD版
・1989年**月**日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 MSX2用 FD版
・****年**月**日 X68用 FD版
80年代末期の作品で、5つの独立ストーリーからなるナンパアドベンチャーの3作目。『第1集』『第2集』も同時期にリリースされている。
ナンパ師の主人公「アキラ」※は、ふと立ち寄ったハンバーガーショップで好みの店員「ひろみ」に目をつける。あれこれと商品の好みについて語る内、ひろみの興味を引く事に成功したアキラは、彼女を大好きな中華料理の店に連れ出した。アキラの巧みな会話テクで次第に打ち解けていくひろみだが、食が進む内に様子がおかしくなってきて・・・?
構成、システムは前2作と共通しており、5つのエピソードが連なった一本道のストーリーである。主人公は共通だが、年齢や職業などはエピソード毎に微妙に違っているようだ。2~8択の選択肢の中から高得点のものを探り当て、チェックポイントで規定ポイントをクリアしていれば進行、規定に満たなかったり、一発アウトの選択肢を選ぶと女の子が怒り出し、次のエピソードへスキップしてしまう仕組みとなっていた。
本作のエピソードは、変な癖に悩むファーストフードの店員、高圧的な婦警さんの職務質問、恋人とその友達を交えての宴会、不倫相手と入れ違いに帰ってきた妻の質問、ドブスとセットになったテニス少女の5本となっていた。
見知らぬ女の子に声をかけ、口説き落とし、セックスを終えるまでがシリーズ共通の基本形だが、本作ではサブタイトル通り「戦い」が大きなテーマになっており、猛々しいヒロインや、浮気による修羅場からの脱出など、コミカルながら緊迫感のあるシナリオが多めになっている。
三部作を通して局部にモザイクなどの修正はないが、ハッキリとした描写は避け、グラデーションで溝となる縦筋をうっすらと表現するに止まっていた。(当時はソフ倫などの審査団体がなく、規制は各社毎の自主的なものに任されていた。)
※主人公の名前はハード毎に異なるようです。