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古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『幻夢の城』 概要

幻夢の城 サンプル 幻夢の城 サンプル
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©1987 ChampionSoft
幻夢の城 (チャンピオンソフト)

・1987年04月**日 PC-8801用 FD版
・1987年**月**日 FM-7用 5インチFD版 3.5インチFD版

80年代中頃の作品で、現代風の街中とファンタジックな城を舞台に、出会った女の子達へ悪戯していくアダルトアドベンチャー。メーカーによるジャンル呼称は『ロリベンチャー』である。

とある少女から相談を受けた主人公は、行方不明になった少女の姉を、一枚の写真を頼りに探しに行く事になった。道端でお金やアイテムを拾い、公園で遊ぶ少女を縛りあげ、電話で知り合った女の子と遊んだりしている内に、写真の女の子は「幻夢の城」に閉じ込められている事が判明する。果たして主人公はロリコンの野望を遂げ、無事に写真の女の子を救出することができるだろうか?

システムは『ポップレモン』(1986)とほぼ同じで、移動先に自由のないコマンド入力式である。「オンナノコ」と入力すると「話す」等の動詞は勝手に補ってくれるので、入力は一単語で済み、操作は効率化されている。ただし、コマンド選択型が一般化しつつある時期なので、既に時代遅れだった印象は否めない。

重要情報やアイテムの隠し方に理不尽さ、陰険さが目立ち、例えば「何もありませんでした」というメッセージが出た場所であっても執拗に調べる必要があったり、ノーヒントで背景の屋根の上や草むらなど、脈絡のない場所を調べる必要があったりと、非常に難易度が高く、それらのフラグが30以上あるので、自力攻略は絶望的な印象である。

ストーリーは、主人公が欲望のままにブラブラする内に、何となく何とかなってしまうという、エロありきでシュールな展開である。アダルト描写はソフトで無修正画像はなく、Hシーンも挿入はなく、「ムネ」「オシリ」などのコマンドで相手をイかせるまでとなっていた。10歳の子供をひん剥いて恐喝するシーンもあるが、露出は下着までで、さすがに行為には至っていない。

ボリューム感が高く、後世から見るとツッコミ所が満載なので、ネタとしては楽しめるゲームである。ただし、コマンドはカナ入力のみなので慣れが必要か。

調査担当

『ガルフォース 創世の序曲』 概要

ガルフォース サンプル ガルフォース サンプル
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©1986 SVO/MOVIC,ARTMIC ©SCAPTRUST
ガルフォース 創世の序曲 (ScapTrust)
【注意】非アダルト作品です。

・1987年03月**日 PC-8801用 FD版
・1987年12月**日 FM-7/77用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 PC-9801用 5インチFD版
・****年**月**日 X1turbo用 FD版

80年代中頃の作品で、同名のOVAシリーズの1作目をゲーム化したSFアドベンチャー。

金属製の骨格に宿る液状の知的生命体「パラノイド」と、人型で女性の姿をした「ソルノイド」の二つの種族は、宇宙空間で果てしない戦争を続けていた。ソルノイドの戦闘員「ラビィ」は、巡洋艦スターリーフの6人の仲間と共に新天地「惑星カオス」を目指していたが、不審な事故とパラノイド軍の攻撃で艦は傷つき、艦長のエルザまでが謎の言葉を残して倒れてしまう。果たして彼女はラビィに何を伝えようとしたのか・・・。

コマンド選択型のアドベンチャーで、宇宙船内などを舞台に仲間達との会話や機器類の修理、敵との戦闘などを右枠のコマンドで切り抜けていく流れである。ミス一つが死亡に直結するシビアな作りだが、フラグが分かり易いので理不尽さはなく、ゲーム性は適度な印象である。

キャラデザインはアニメ版と共通だが、シナリオは原作の小説版に沿っている部分もあり、展開が細部で異なっている。7人の女の子達が過酷な戦いを生き抜いていく様を、主人公ラビィの視点で描いたシリアスなSF物で、アニメ版のシナリオ人気は高めである。

アダルト要素は濡れ場的なサービスシーンが一箇所存在するが、未遂で終わっており、肌の露出は全体的に控えめである。濡れ場がカットされた代わりに、トップレスやシャワーシーンがやたらと出てくるアニメ版とは対照的である。

シリーズ物としてアクションゲーム『ガルフォース 虹のかなたに…』、RPG『ガルフォース 怒涛のカオス』の発売が予定され、情報誌にも紹介記事や広告が掲載されたが、開発元のScapTrustの倒産で立ち消えになっている。ファミコンディスクシステムやMSX2用に『ガルフォース カオスの攻防』があるが、こちらは縦スクロールのシューティングでメーカーも異なり、本作品とは関連が薄い。

当時アニメからゲーム化した作品全般にいえることだが、伏線や細かい説明が大胆に省かれてしまっており、ゲーム単品で情景やストーリーを把握するのは難しい。要するに展開が唐突でせっかちな印象である。CGのボリュームやクオリティは非常に高く、ゲーム性も悪くないが、やはりアニメ観賞後に楽しむべきゲームというハンデを負っているように思える。

調査担当

『メロンソーダ』 概要

メロンソーダ サンプル メロンソーダ サンプル
メロンソーダ サンプル メロンソーダ サンプル
©1987 パスカルⅡ
メロンソーダ (ボンドソフト/パスカルⅡ)

・1987年**月**日 PC-8801用 FD版
・1987年**月**日 FM-7/77用 3.5インチFD版
・****年**月**日 MSX2用 3.5インチFD版

80年代中頃の作品で、街中や学校を舞台に女の子とのHをこなしていくアドベンチャー。

どんな女の子も思いのままになるという「禁断のジュース」を求め、ある街にたどり着いた主人公は、さっそく喫茶店や薬屋などのお店、通りすがりの子、女子校などで情報を集めつつ、女の子達のHな要望に応えていく。

ロリータ姫の伝説』『ロリータ姫の絵日記』の流れを汲む作品だが、コマンド選択式となったことで操作性が向上している。ちなみに三つを合わせて、俗に「ロリータ三部作」、もしくは制作者の名前から「MAYAエロゲー三部作」と呼ばれたようだ。

移動先に自由がないタイプの一本道の展開で、女の子に会って条件を満たせばHシーンが表示され、次の子へ進む仕組みになっていた。ただし主人公の体力に限界があり、すべての女の子に構っているとゲームオーバーになってしまうようである。また、クリアに必要なアイテム類が分かりづらい場所に隠されており、コマンドミスによる一発ゲームオーバーもあるため難易度は高めである。

登場人物は主人公以外すべて女の子で、手順を踏めば簡単に体を許してくれる緩い世界観となっているのがシナリオの特徴である。女の子の年齢設定は低めで、表現はソフトながら、一部で緊縛やSM、飲尿等のマニアックな描写も含んでいた。

発売から20年を経て、設定原画集のダウンロード販売が開始されている。

個人的な印象としては、チャンピオンソフトの『ポップレモン』(1986)とタイトルや雰囲気が似ていて、理不尽なゲーム性まで受け継いでしまっている。しかし絵のクオリティやボリュームは当時の平均以上で、操作性も良く、嗜好が合えば実用性は高かったであろう。

調査担当

『ロリータ姫の絵日記』 概要

ロリータ姫の絵日記 サンプル ロリータ姫の絵日記 サンプル
ロリータ姫の絵日記 サンプル ロリータ姫の絵日記 サンプル
©1987 パスカルⅡ
ロリータ姫の絵日記 (ボンドソフト/パスカルⅡ)

・1987年02月**日 PC-8801用 FD版
・1987年02月**日 X1用 FD版
・19**年**月**日 FM-7/77用 FD版 カセットテープ版

80年代中頃の作品で、女の子とマニアックなプレイの組み合わせをテーマにしたCG集。ゲーム内のタイトルは『いけないポーズ集』となっている。

ストーリー性のある導入部はない。セーラー服や体操着の女の子3人が1人ずつ登場し、プレイヤーと何気ない会話をしつつ、脱衣や自慰などを披露してくれる流れである。

2人目まではCGにコメントが付いているだけだが、最後に登場するトモコだけは若干ADV風で、会話を進める為にはキーボードの中から隠しコマンドとなるキーを当て、さらに選択肢で正解する必要があり、一度のプレイで終わらせないための障害となっていた。

一人目のユミコが指やバイブを使った自慰、二人目のリカが縛られ好き、三人目のトモコがお漏らしといった具合に女の子毎にテーマが異なる。全部で30枚近いCGを収録しており、局部は無修正である(当時はPCゲームの摘発事例がなく、各社が独自の裁量で規制していた)。中には女の子が自らの股間に繋いだチューブから飲尿する姿もあり、描写は全体的にソフトだが、所々にマニアックな嗜好が垣間見える。

ロリータ姫の伝説』(1986)、『メロンソーダ』(1987)と合わせてロリータ三部作、もしくは制作者の名前からMAYAエロゲー三部作と呼ばれていたようだ。2000年代に入ってから設定原画集がデジタル販売されている。

調査担当

『TWILIGHT ZONE』 概要

TWILIGHT ZONE サンプル TWILIGHT ZONE サンプル
TWILIGHT ZONE サンプル TWILIGHT ZONE サンプル
©1987 GREAT
TWILIGHT ZONE (GREAT)

・1987年02月**日 PC-8801用 FD版
・1987年**月**日 FM-7用 3.5インチFD版
・1987年04月**日 X1/turbo用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 5インチFD版
・****年**月**日 MSX2用 FD版

80年代中頃の作品で、女の子達の暮らす広大な館を舞台にしたアドベンチャー。

ふとしたことで知り合った老婆から、豪邸での夕食に招かれた主人公は、大勢の女性達に囲まれ、華やかな晩餐を過ごす内、突然意識を失ってしまう。気がついた場所は見知らぬ寝室。脱出のためには広大な屋内を探索し、女の子達のHな姿を拝まなければならない。しかし、屋敷内には恐ろしい老人が徘徊していた・・・。

システムはコマンド入力式、移動先に自由があるタイプのADVである。「ひがし」「あける どあ」等のコマンドを一文字一文字入力し、20個の部屋がある3Dダンジョン風のマップを歩き回り、キーとなるアイテムや情報を回収していく流れである。

シナリオは美しい母親と娘達、家庭教師、祖母と祖父が暮らす豪邸の中、女の子にプレゼントを贈ったり、機嫌を取ったりしながらHに持ち込んでいき、結果的に脱出を目指すシュールなストーリーとなっていた。会話の手順を間違うと、なぜか日本刀を持った老人が現れてゲームオーバーである。

続編の『TWILIGHT ZONE Ⅱ』(1988年)からはRPGに生まれ変わり、『TWILIGHT ZONE Ⅲ』(1989年)、『TWILIGHT ZONE Vol.4』(1990年)とシリーズ化している。タイトルは同名のアメリカの人気SFドラマにあやかったものと思われ、直接繋がりはないが、摩訶不思議なホラー要素を備えた作品なのは共通している。

操作感が悪く、ダンジョン画面が視覚的に分かり辛く、フラグも理不尽で難解、セーブ機能なし、彩色の抜け落ちがある等、粗っぽい部分が目立つ仕上がりである。手描きで紙にマップを作っていくのが当時のADVの楽しみ方の一つだが、バグで不整合になっている箇所も複数ある。背景として、この時代はアダルトゲームに限らず、急拡大する市場に向けて業界全体が粗製ゲームを乱発する傾向があったようだ。

調査担当

『美少女写真館 ~ムービングスクール~』 概要

美少女写真館 ~ムービングスクール~ サンプル 美少女写真館 ~ムービングスクール~ サンプル
美少女写真館 ~ムービングスクール~ サンプル 美少女写真館 ~ムービングスクール~ サンプル
©1987 HARD
美少女写真館 ~ムービングスクール~ (HARD)

・1987年01月**日 PC-8801用 FD版
・1987年**月**日 FM-7用 3.5インチFD版 5インチFD版
・1987年07月**日 MSX2用 FD版 カートリッジ版 『ダブル・ヴィジョン 美少女写真館スペシャル!』に収録
・1987年**月**日 X68000用 FD版 『ダブル・ヴィジョン 美少女写真館スペシャル!』に収録

80年代中頃の作品で、HなCGを目当てにカメラを調整していく写真撮影ゲーム。

美少女写真館 ~スクールカット~』と発売時期が共通しており、予告画面でお互いがお互いを「PartⅡ」だと紹介しているので、同時にリリースされた二部作と思われる。

システムも上記と全く同一で、撮影場所に合わせてシャッターや絞り、感度などのカメラ設定を選択肢から選んでいく。設定ミスがあると色のにじんだCGが表示され、正解であれば補正がかかり、次のCGに進める流れである。

女の子は5人で、それぞれ2枚ずつCGが用意されていた。最初の1枚はパンチラなどのソフトなもの、2枚目は自慰やレズプレイなどのアダルト要素を含んだものだった。

続編として『美少女写真館3 Photo Club ~恐怖の館編~』(1988)、『美少女写真館 アウトサイドストーリー』(1990)が続いている。

調査担当

『美少女写真館 ~スタジオカット~』 概要

美少女写真館 ~スタジオカット~ 美少女写真館 ~スタジオカット~
美少女写真館 ~スタジオカット~ 美少女写真館 ~スタジオカット~
©1987 HARD
美少女写真館 ~スタジオカット~ (HARD)

・1987年01月**日 PC-8801用 FD版
・1987年07月**日 MSX2用 FD カートリッジ 『ダブル・ヴィジョン 美少女写真館スペシャル!』に収録
・1987年**月**日 X68000用 FD 『ダブル・ヴィジョン 美少女写真館スペシャル!』に収録
・****年**月**日 ファミコン・ディスクシステム用 ディスク版

80年代中頃の作品で、美少女の無防備な姿を被写体に、カメラの設定を調整していく写真撮影ゲーム。

ストーリー性は全くなく、プレイヤーはカメラマンとなって5人の女の子の生活風景を順番に撮影していく流れである。

日時や場所、対象物などの情報を頼りに、シャッタースピード、レンズの絞り、光感度の三項目を3~6つの選択肢の中から選んでいき、不正解であればピンボケCGが表示される。正解であれば綺麗なCGが観賞でき、次の女の子へ進めるシステムとなっていた。

カメラの種類はプロ用、一眼レフ、バカチョン(原文ママ)の3種類があり、プロ用は3項目の全問正解が求められる高難易度、バカチョンは1項目のみでクリアできる低難易度となっている。ステージが進むと低難易度カメラは選択できなくなっていき、最終ステージではプロ用しか選べない仕組みである。

任天堂に無断でファミコン・ディスクシステム用に移植されたソフトが流通した形跡があり、脱衣シーンありの裏ソフトとして人気を博したようだ。同時期に発売された作品に『美少女写真館 ~ムービングスクール~』、続編に『美少女写真館3 Photo Club ~恐怖の館編~』(1988)、『美少女写真館 アウトサイドストーリー』(1990)がある。

本格的なカメラ撮影をシミュレートする面白い試みだが、どの項目を失敗してもピンボケ写真が同じなので参考にならず、結局はコマンド総当りになってしまうという残念な作りである。印象としてはCG集に若干のゲーム性を付与した低価格ゲームといったところか。

調査担当

『カインドゥギャルズ 〜口説き方教えます2〜』 概要

カインドゥギャルズ 〜口説き方教えます2〜 サンプル カインドゥギャルズ 〜口説き方教えます2〜 サンプル
カインドゥギャルズ 〜口説き方教えます2〜 サンプル カインドゥギャルズ 〜口説き方教えます2〜 サンプル
©1987 HARD
カインドゥギャルズ 〜口説き方教えます2〜 (HARD)

・1987年12月**日? PC-8801用 FD版
・1988年**月**日? PC-9801用 FD版
・1988年**月**日? FM-7用 FD版
・1988年**月**日? MSX2用 FD版
・1988年**月**日? X-1版 FD版
・1988年**月**日? X68000用 5インチFD版
・****年**月**日? ファミコンディスクシステム用 ディスク版

80年代後半の作品で、ナンパをテーマにしたオムニバス形式の穴埋めクイズゲーム。『口説き方教えます』(1986)の続編にあたる。

ナンパ指南書的だった前作とは異なり、物語に重点を置いたショートストーリー集になっていて、それぞれ主人公とヒロインが異なる。ナンパの下手な少年とそれを見かねた姐御肌のOLの出会い、父親的な存在を求める女の子と単身赴任中の中年、ディスコで出会った美人の罠、ナンパした女の子が暴走族だった話、性知識に乏しい女子学生への教育の全5話を収録している。

ゲーム要素は会話中の伏字になっている単語を当てる部分で、例えば「まったく●●●●の女学生は恥じらいを知らんのか」というテキストに対して、「ちかごろ」と入力する事で先に進めるようになっている。正解する毎にヒント用のゲージが貯まっていき、分からない時はこれを消費して部分的に文字を開けられるサポートを備えていた。

ビジュアルは濃いタッチの塗りになり、手の込んだものになっている。部分的に動くアニメーションが非常に多く、特にセックスシーンでは顔全体が旋回したり、手淫する5指が個別に動くなど、複雑な動きをする点が特徴的である。局部はフィルター状の修正が入っているが、色を差し替えただけなので形状は丸分かりである。(当時は規制対象が曖昧で、PCソフトが摘発された事例がなかった。)

PC-9801、X68000、MSX2など互換性のないハード用に多数のパッケージがある他、任天堂の許諾表示がないファミコン・ディスクシステム用の物が存在し、裏ソフトとして密かに流通していたようだ。

操作性にやや難点があるが、読ませるストーリー性を備え、ゲーム難度も適度で、全体的に完成度の高い印象の作品である。

調査担当

『Little PRINCESS』 概要

Little PRINCESS サンプル Little PRINCESS サンプル
Little PRINCESS サンプル Little PRINCESS サンプル
©1987 CHAMPIONSOFT
Little PRINCESS (チャンピオンソフト)

・1987年11月**日 MSX2用 ディスク版
・2003年04月11日 配布フリー化宣言 (アリスソフトアーカイブス他からDL可能)

LEMONADE 創刊号』(1986)に収録されたファンタジー風アドベンチャー、『さらわれた美樹ちゃん』のMSX2移植、リメイク版。後の人気RPGシリーズ『ランス』に登場する美樹ちゃんと健太郎の物語の第一作である。

シナリオの大まかな流れはオリジナル版と共通で、現代の日本に暮らしていた恋人の美樹ちゃんが、突然ドラキュラにさらわれ、後を追う主人公が不思議な異次元世界で冒険を繰り広げる流れである。ただし、攻略手順や展開は全く異なっており、LIFEゲージが無くなって正体不明の女の子が画面右側を飾っている。

CGは大部分が共通だが、いくつか追加のシーンがあり、美樹ちゃんのビジュアルは後の設定と同じ、ピンク色の髪とブラウス姿に落ち着いている。

続編として『Little Vampire』(1988年)が続き、アリスソフトの『Rance -光を求めて-』(1989年)にも美樹ちゃんがゲスト的に登場している。その後『鬼畜王ランス』(1996年)、『ランスⅥ』(2004年)、『戦国ランス』(2006年)を通じて設定が合流し、美樹ちゃんと健太郎のコンビはランスシリーズの重要な世界観の一部となった。2013年現在、さらなるリメイク版の構想が公表されており、続報が待たれている。

個人的な印象としては、難しいなりに丁寧に作られていたオリジナル版に比べると、イベントやフラグが大胆に省かれており、展開が大雑把になってしまった感じがする。PC-8801用ソフトをMSX2用に移植する際には仕様の違いからかなりの困難が伴ったと言われており、本作も大部分を作り直した事で、かえって手間が省けたのかもしれない。

調査担当

『OMEGA 第3号』 概要

OMEGA 第3号 サンプル OMEGA 第3号 サンプル
OMEGA 第3号 サンプル OMEGA 第3号 サンプル
©1987 CHAMPIONSOFT
OMEGA 第3号 (チャンピオンソフト)

・1987年**月**日 FM-7/77用 5インチFD 3.5インチFD
・1987年**月**日 PC-8801用 FD版

80年代中頃の作品で、紙媒体の誌面とフロッピーディスクがセットになったアダルト作品の第三弾。

誌面は成人向け情報誌風で、OLなどの大人っぽい女性を扱うことで、同社の他の作品との差別化が図られている。

ディスクの内容は、2択のドアを選んでいく事でHなCGが見られる簡素なアドベンチャー『エロスの館 ご案内』、背景をヒントに女の子の職業を当てる『受付嬢にアタック』、実在する史跡を舞台にした探索ADV『大阪城アドベンチャー』の三本を収録したミニゲーム集となっている。

定価は4000円前後の低価格設定で、ゲームとしての完成度は低く、チャンピオンソフト粗製濫造の時代を象徴するかのような一本である。アニメ風のデフォルメ化された美少女がアダルトゲームの主流になりつつある中、大人っぽい刊行物と電子メディアのセットという発想はユニークだったが、決め手となるコンテンツに欠け、安定した人気を得ることは出来なかったようだ。

調査担当
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調査員プロフィール
80年代半ばに登場した学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
メーカーサイト
一部、これらのメーカーサイト様のWEB素材を各ガイドラインに従い引用しています。このサイトからの二次転用を固くお断りします。

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