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古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『虜』 概要

虜虜
虜虜
©1996 D.O. / Contents Traffic,Inc.
 (D.O.)

・1996年10月11日 Windows95用 CD-ROM版
・1999年09月10日 Mac OS 8用 CD-ROM版
・2000年01月28日 Windows98用 DVD-ROM 『虜2虜』に収録
・2001年06月15日 Windows2000用 CD-ROM 廉価版
・2006年05月05日 ダウンロード販売開始 【DLsite】【Gyutto】【DL.Getchu

90年代中頃の作品で、男性教師が女子生徒を監禁し、理想の男女関係を強いていくSM系の調教シミュレーションゲーム。

主人公は表向き、平凡な生活を送る新米の学園教師である。しかし、女生徒を乱暴に犯したいという欲望を常に抱いており、教え子の「田村 麻美」に目をつけ、雌豚として荒っぽく飼い慣らしていた。そんなある日、主人公は麻美からある計画を持ちかけられる。家族の復讐のため、清楚で大人しい美少女「佐伯 由美子」を、夏休みに人里離れた別荘に監禁し、徹底的に調教して欲しいというのだ。主人公はリスクを覚悟の上で、麻美に準備を整えさせ、由美子を従順な性奴隷に仕上げる危険なゲームに挑んでいく…。

ゲームシステムは、かなり本格的な育成SLGである。7月20日から8月31日までの間、一日2回ずつ、3人のヒロインの中から一人を選び、「快楽調教 バイブ」「被虐調教 鞭」「羞恥調教 排尿」といった2段階のコマンドでプレイを選び、パラメータを育成していく。

「意識」が0になると失神してペナルティが発生し、「体力」や「理性」が0になるとゲームオーバー、逆に体力や理性が満タンだと逃亡したり、自殺したりでゲームオーバーを迎える。他にも病気や生理、無気力などの状態異常でパラメータが削られるため、健康状態に気をつかいつつ、生かさぬよう殺さぬよう、しつけ的なプレイで「従順」を上げ、セックスの中で「快楽」「恥虐」「被虐」を育てて、心と体を慎重にコントロールしていく必要がある。

ゲームクリアするためには、三人共それなりに高水準に仕上げなければならないが、パラメータは減りやすく上がりにくく、状態異常は頻繁なため、常に忙しく目を配らなくてはならない。また、コマンドの種類は30種類と豊富で、ヒロイン毎にパラメータ変化も異なるため、全て把握して使いこなすには、かなりの経験を要する。難易度が高く奥行きのある育成SLGといえるだろう。

ヒロインは、純情可憐なお嬢様、ドMで共犯者の薄幸な少女、親友のピンチを救おうとして巻き込まれた、強気なスポーツ少女の三人である。最初は拒絶一色だったヒロインも、調教が進むにつれ、体の変化に戸惑い、容赦のない悪罵に心を折られ、やがて愛されようと積極的に媚び始める。最終日のパラメータの状態により、一人当たり3、4種類の個別エンドを迎える仕様となっていた。

アダルトCGのボリューム感は高く、バラエティ豊かである。通常の愛撫、セックスに始まり、アナル開発、放尿や浣腸プレイといった変態プレイ、縛り、拘束、剃毛、鞭、蝋燭といった通常のSMプレイ、刃物、三角木馬、首絞め、フィストファック、薬物といったハードで過激な描写を含んでいた。

当時としては珍しく、Windows版が先行した作品で、ヒロイン達はオリジナル版からフルボイスである。その代わり、ヒロインの台詞はメッセージウィンドウに一切表示されないという、後世からみると妙な仕様になっている。

シリーズの2作目として『虜2』(1997年)が続いている。また、ゲーム内容はそのまま、CGを実写化した『虜 実写版』(1999年)があり、D.O.自ら制作を手がけている。

ディレクター、ゲームデザイン、原画、シナリオにいたるまで、広崎悠意氏が幅広く兼務した作家性の強い作品である。個人的な印象としては、かなりゲーム性に凝っており、上級者好みのやり込みゲームいえるだろう。また、主人公が自身のサディズムについてプライドを持ち、独特の美学を語り、ヒロインを落とした後も、露ほども甘い顔をしないのが異様で、“本物”の凄味を感じさせる作品である。


公式HP
http://www.do-game.co.jp/r18/products/%E8%99%9C/


『ジオスレイブ ~哀奴達の肖像~』 概要


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©1996 Sorcière
ジオスレイブ ~哀奴達の肖像~ (ソルシエール)

・1996年11月15日 PC-9801用 3.5インチFD版

90年代中頃の作品で、奴隷の少女達を鍛え上げ、剣闘試合の世界で成り上がっていく育成シミュレーションゲーム。『ペルソナ ~淫虐の仮面~』に続くソルシエールの二作目。

舞台は中世風の街。この街には、スレイブ・タクティクスと呼ばれる奴隷同士の剣技試合があり、賭けの対象として人々の娯楽となっていた。主人公「アッシュ」は、奴隷試合の元締めとして巨利を得ていた父親に反発し、家を飛び出した。彼は奴隷制度そのものを無くす為、奴隷として売り物にされている少女達を「仲間」として集め、厳しい訓練を課して一流の戦士に仕上げ、奴隷試合で勝ち抜いていく。

ゲームシステムは、育成SLGとカードバトル風の戦闘の組み合わせである。100日間の間、所有する少女の元に毎日通い、「ランニング」「素振り」「ウェイトリフト」といった訓練でパラメータを伸ばしたり、会話で親密度を上げたり、酒場や建設現場で働かせて金銭を得たり、休ませたりしていく。

10日毎に闘技場で一対一の試合が行われ、「斬」「突」「避」といった、ランダムに配られる手札を使って勝負していく。カードの組合せによって大技を繰り出すことができるため、多少の劣勢でも逆転できる戦略要素をもっている。

また、新しい奴隷を入手したり、個別のグッドエンドを迎えるために、訓練後に街に繰り出し、人々との会話イベントをくまなく進展させなければならない。イベントの発生期間が短く、頻度は高いため、フラグを取り逃がし易く、自力攻略にはマメさが必要となる。自分なりのスケジュール表を作っていく、スケジュール管理型ゲームの一面を持っているといえる。

シナリオは、若い正義感に溢れた主人公が、自ら奴隷を苦しめていることに葛藤しつつ、奴隷達と徐々に信頼関係を築き、闘技場で成り上がっていくと同時に、街の不穏な噂や父親の過去に関する謎に迫っていく展開となっている。

ヒロインは、翼を折られた有翼人種の少女、試合で勝ち取った褐色の美人、奴隷市場で買い取った和風のお姫様、主人公を慕い、自ら志願して仲間となった修道女の4人である。

アダルト要素は1人あたり4箇所あり、会話イベントと訓練を進めることで開放されていく。マジックアイテムの力により、ヒロインの悲惨な過去を覗いてしまう第一段階、ヒロインが媚薬の後遺症に苦しみ、主人公がペッティングで落ち着かせる第二段階、ヒロインに懇願され、本番行為にいたる第三段階、個別エンド確定後、幸せなセックスにいたる第四段階となっている。他に、闘技場での試合相手が女性だった場合にもHシーンが起こる。

当時流行の、陵辱要素も備えた育成SLGである。個人的には、ビジュアルのレベルが高く、育成の自由度が高く、ゲーム性に光るものを感じるものの、あと一歩の所でツメが甘い印象である。例えば、パラメータの多くが効果を実感し辛く、大半は無視できてしまう点、街の散策が単調で手間のかかる点、シリアスな作品なため、設定の緩さや倫理の綻びが目立ってしまう点などで、潜在力はあるものの、色々と惜しい作品である。


『スタープラチナ』 概要

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スタープラチナスタープラチナ
©カスタム/撫荒武吉
Star Platinum (CUSTOM)

・1996年10月10日 PC-9801用 3.5インチFD版
・1998年08月13日 Windows用 CD-ROM版

90年代中頃の作品で、花札風のゲーム要素を中心にしたストーリー仕立ての脱衣ゲーム。パソコンの主流が640×480ドット、16色だった時代において、究極ともいえる美麗なグラフィックを誇った。

主人公「一輝」は、適当な出まかせが得意で、調子のいい性格の大学生である。天上界から降ってきた女神見習いの「リュシィ」に頼まれ、彼女が逃がしてしまった「星霊」を捕獲するのを手伝うことになった一輝は、精神に星霊が入り込んで調子を狂わせている女の子を見つけ、星霊とカードゲームで対決し、体の奥から星霊を追い出すため、得意の口車で女の子の体を開かせていく。

ゲームシステムは、ADV風の会話劇と、カードバトル、アダルトCGの組み合わせである。

ストーリーは、選択肢もコマンドもない一本道の流れで、小さな妖精の姿にされてしまったドジな女神見習いと、お調子者の大学生のコンビが、賑やかに会話しながら進展するコミカルな雰囲気である。女の子は不調に悩む水泳部員、病弱な女の子、成績不振に悩む浪人生、真面目な巫女、高慢なお嬢様、性格の正反対な双子などが1人ずつ登場し、全7ステージを構成している。

カードゲーム部分は、花札の「こいこい」ルールを元に、十二星座をモチーフに用いた、独自の本格ゲームとなっている。場に出ているカードを、同じマークの手札でペアを作ることで獲得していき、「三光」や「猪鹿蝶」、「赤丹」、「かす」などに相当する役を作っていく。役が完成した時点で、あがるか続行するかが選べる。役に応じた得点でお互いの持ち点を削っていき、相手が0になった時点で脱衣CGとなる。コンティニューは無制限のため、コツが掴めれば難易度は易しい。

脱衣CGは、女の子1人あたり5枚で、段階的に薄着になっていき、テキスト付きでセックスまでが描かれる。中には画面二つ分ほどの縦長・横長の大きな画像もあり、自動的にスライドして全体を見せていく。

ゲーム性重視の作品を手がけていた『カスタム』の最後の作品である。個人的な印象としては、陳腐で適当なシナリオながら、ゲーム性が程よく、アダルトゲームの中では十分遊べる作品に仕上がっている。そして何より、ビジュアルの異様な凝り具合が目を引く。濃い陰影と眩い照りのコントラスト、緻密なグラデーションにより、官能的で立体感のある表現となった。

この時代は、パソコンの主流がNECのPC-98シリーズだった時代の末期にあたり、大抵のPCゲームのグラフィックは最大640×480ドット、16色という制約に縛られ、ドッターによる職人的な技術と骨の折れる作業を必要とした。本作品はその制約の中にあって、特に肌の質感にこだわり、その限界に迫ったといえるだろう。


『悪夢 ~青い果実の散花~』 概要

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©1996 Studio Mebius
悪夢 ~青い果実の散花~ (スタジオメビウス)

・1996年04月26日 PC-9801用 3.5インチFD版 CD-ROM版
・1997年03月28日 Windows95用 CD-ROM 『悪夢95 ~青い果実の散花~』としてリメイク
・2004年04月23日 Windows用 DVD-ROM 『めびにゃ!』に収録
・2006年03月10日 Windows用 DVD-ROM 『悪夢 Standard Edition
・2009年04月24日 Windows用 DVD-ROM 『悪夢 絶望 Twin Pack Edition
・2011年02月04日 Windows用 DVD-ROM 『メビウス暗黒BOX』に収録
・2011年02月10日 ダウンロード版 販売開始 【DMM】【Gyutto】【DL.Getchu】【DLsite

90年代中頃の作品で、余命僅かな主人公が多数の少女たちを監禁し、陵辱していくアダルトアドベンチャー。

主人公(名前は任意)は、生まれてすぐに両親と死別するが、その財産を受け継ぎ、裕福な環境で育った御曹司である。普通の贅沢に飽き飽きしていた彼は、ある計画を思いついた。アイドルやお嬢様が数多く在籍する名門「聖エクセレント女学園」の生徒達を拉致し、好みの少女を好きな数だけ陵辱しようというのだ。忠実な3人の部下たちに修学旅行中のバスを襲わせ、山奥の廃校に移り住んだ主人公は、重い病と闘いつつ、選りすぐった10人の少女を1人ずつ連れ出し、自らを満足させる「夢」を叶えていく。

ゲームシステムはコマンド型で、スケジュール管理もゲーム要素に加えた特殊なADVである。廃校内の自室を起点にして、毎朝目を覚ますところから始まり、少女を陵辱するか、解放するか、自分の体を休めるか、といったその日の行動を選んでいく。主人公が5日連続で行動すると、病が進行してゲームオーバーとなるため、適度に休みを入れる必要がある。

女の子は計23人も登場するが、主人公が選んだ10人と、部下たちの担当する13人に分かれている。部下の陵辱の場合は、定期的な現状報告に対し、適切な選択肢を選ぶことで、部下が少女を陵辱する様子がビデオテープとして一本ずつ届き、好きな時に鑑賞できる仕組みである。

主人公の陵辱の場合は、「指を入れる」「ナニを咥えさせる」「激しく腰を動かす」といったコマンドを、総当りで何度も選択することで進展させていくコマンド進行である。部屋に連れ出した回数によって1人当たり3段階の変化があり、1度目は痛がり泣き叫ぶ相手への陵辱、2度目は元気がなくなり、涙ながらに哀訴する相手への陵辱、3度目は精神的に壊れ、生気を失った相手への陵辱、というのが基本パターンとなっている。

一部に媚薬、拘束具、ナイフなどの道具類を使う描写はあるが、SM要素は薄い。プレイは愛撫、フェラ、通常の挿入、時々アナルといった感じで、行為自体はノーマルである。しかし、主人公が腕力と怒声で従わせる点、女の子が行為で感じる事はほとんどなく、激しく出血し、泣き叫び、最後まで痛がる点が特徴的である。

普通に遊んだ場合や、鬼畜の限りを尽くした場合は主人公の病が悪化しての死亡エンドだが、一切陵辱せずに片っ端から解放し、待遇も良くしてやった場合のみ、真エンドとも取れる特殊なエンディングを迎える仕組みとなっていた。

Windows95に移植された際は、『悪夢95』として、ボイスやエンディングが追加されている。関連商品は小説版、漫画版など。

個人的な印象としては、女の子の数が多い割に、反応が同じで凄惨なシーンの繰り返しとなるので、単調に感じてしまうし、主人公の特殊な嗜好に馴染めないと辛い。アダルト重視でストーリー性・ゲーム性は低く、実用面では人を選ぶ作風だったといえるだろう。エンディングとゲームオーバーに差がないので達成感に欠けるのも、後に改善されたようだが、オリジナル版の欠点となっている。


スタジオメビウス公式HP
http://studio-mebius.product.co.jp/


『脅迫』 概要

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©1996 AIL
脅迫 (AIL)

・1996年04月27日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・1998年12月17日 Windows用 CD-ROM 『脅迫 ~終わらない明日~』 初回版 通常版
・2005年07月15日 ダウンロード販売開始 【DLsite】【DL.Getchu】【DMM】【Gyutto

90年代中頃の作品で、大人しい少女を主人公に、わずかな隙から女の悪意や男達の欲望に運命を絡め取られていく様子を描いた陵辱系のアドベンチャー。

主人公「明日香」は控えめな性格で、男子からの人気が高い女子生徒。同じ学校の「良介」から告白され、押し切られて付き合うことになるが、翌日から「別れろ」という脅迫状が届くようになる。脅迫状には、風呂場でオナニーにふける明日香の写真が同封されていた。友人と相談し、犯人を突き止めようとする明日香だが…?

ゲームシステムはコマンド型と選択肢型の中間のような仕様である。普段は「話す」「考える」といったコマンドで場面を転換させ、重要な場面では「行く」「行かない」、「渡す」「渡さない」といった選択肢で分岐していく。

エンディングは24種類もあるが、構造は比較的単純で、2~3本の大筋からバッドエンドが1つずつドロップアウトしていく形に近い。分岐点でヒントや正解の選択肢を教えてくれるよう設定できることも合わせると、難易度は易しい。

シナリオは、押しに弱い女の子が、恥ずかしい写真をきっかけに脅迫され、様々な結末を迎えていく。恋人と破局を迎えたり、弱みを握った体育教師に付け込まれたり、不良グループに調教されたり、家族を巻き込んで陵辱されたり、売春婦に身を落としたり、怪しい薬で気がふれたりと、かなり陰惨な結末が多い。

一般的なゲーム目標は、様々な選択肢の中で主人公の処女を守り、良介と結ばれ、ピンチをくぐり抜けて幸せなエンディングを迎えることだが、陵辱シーンの方に圧倒的な比重があるため、未回収のHシーンを探す点が主なゲーム要素といえるかもしれない。

アダルト要素は一部にアナル、顔射、拘束、ボンデージ、ムチ打ち、3P、生け花などの描写があるが、物理面ではそれほどハードな嗜虐性はなく、行為自体はノーマルなことが多い。

『脅迫 ~終わらない明日~』としてWindowsに移植された際は、ボイス追加、新キャラ追加、CGやシナリオの加筆等のリメイクを受けた。シリーズは『脅迫2~傷に咲く花 鮮血の紅~』(2005年)、『脅迫3~遙かに響く光と影の淫哀歌~』(2011年)と続いている。更に、JHVからゲーム内容はそのまま、CGを実写に差し替えた『脅迫 ~終わらない明日~ 実写版』(2000年)が発売されている。関連商品はOVA版、DVD-PG版など。

個人的な印象としては、不気味なほど丁寧・親切な作品で、スキップ機能やシーン回想など、当時の最先端の装備をもち、ヒント機能のON/OFFもユニークである。筋書きはそれほど凝っているわけではないが、怯えた表情や泣き顔に迫力があり、シチュエーションの多彩さでボリューム感は高い。理想の陵辱へのこだわりの深さ、粘っこい情熱のようなものを感じる作品である。


アイル公式HP
https://www.ail-soft.com/frame.html

『GLO・RI・A ~禁断の血族~』 概要

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©1996 C's ware
GLO・RI・A ~禁断の血族~ (C's ware)

・1996年04月05日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・1996年08月09日 Windows95用 CD-ROM版

90年代中頃の作品で、美少女たちの暮らす屋敷を舞台に、二枚目の大学生が奇妙な一家の秘密に迫っていくアダルトアドベンチャー。『禁断の血族』(1993年)に続く禁血シリーズの2作目。

舞台は2017年のボストン。主人公の綺羅はハンサムで礼儀正しく、MITでも一、二を争う秀才である。大富豪のグロリア家に雇われた綺羅は、住み込みで家庭教師をすることになるが、奇妙なことに、教える相手は5人姉妹の内、長女を除く4人の中から才能を見込んだ娘を選んでいいという。一方、友人のゲオルクは一足先に家庭教師として雇われ、長女と組んで何かを企んでいる様子である。綺羅はメイド達による性接待や、住人達のHな誘いに応じつつ、教え子と信頼関係を築き、月に一度の学力テストで成果をあげることを目指していく。

ゲームシステムは一本道だった前作と異なり、選択肢分岐型ADVとなった。セックスの誘いに応じるか否か、誰の部屋を訪ねるか、といった選択肢が頻繁に登場し、複雑に分岐と合流を繰り返し、辿った経路によって24種類ものエンディングを迎える仕組みである。選択パターンが膨大なため、全てのエンドを自力制覇するのは難しく、難易度は高い。

シナリオは、美人の奥さまと十代の少女達、メイドが暮らす屋敷で暮らすことになった主人公が、様々な誘惑を取捨する中で、特定の相手から熱烈に求められ、ハッピーエンドを目指して作戦を練っていく流れである。バッドエンドは半数以下で、死亡エンドもほとんどなく、館モノにしては明るい作風である。

アダルト要素の比重は高めである。女の子一人一人に様々なパターンが用意されており、CGのコンプリートが難しく、やり込み要素となっている。性に対して大らかで奔放な屋敷内の雰囲気と、何でもスマートにこなし、セックスにも強い主人公が印象的である。

シリーズ3作目として『散櫻 ~禁断の血族~』(1999年)が続いた。関連商品は小説版OVA版原画集など。

個人的な印象としては、実用性に特化していた前作と比べ、ゲーム性を重視した作品で、雰囲気はマイルドになった。アダルト要素はボリュームもクオリティもそれなりで、好みに合えば実用性は高かったであろう。しかし、スキップ機能の欠如、SAVEスロットの不足などがゲーム性の足を引っ張る。ストーリーについても、世界観が幼く、展開が強引に感じてしまう点が気になった。


『ハーレムブレイド』 概要

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©1996 GIGA
ハーレムブレイド (戯画)

・1996年04月26日 PC-9801用 3.5インチFD版
・1999年06月11日 Windows95/98用 CD-ROM版

90年代中頃の作品で、中世ファンタジー世界を舞台にしたアダルトRPG。『V.G. -ヴァリアブル・ジオ-』や『STEAM HEART'S』など、ゲーム性重視の作品を手がけていた『戯画』の5作目にあたる。

舞台は中世風の王国メイプリーズ。主人公「カイン」は高名な勇者の息子だが、スケベで不真面目な性格で、ぐうたらな生活を送っていた。一方、弟の「アベル」は世界中で華々しい活躍を果たし、名だたる勇者として故郷に帰ってきた。二人は幼馴染の美少女「ショコラ」をめぐって衝突するが、そんな中、ショコラが謎の光に包まれて消えてしまう。これを魔王ガルガンチュアの仕業とみたアベルは、自ら一ヶ月の期限を定め、魔王の討伐に旅立つ。一方のカインも、夢に現れた女神のお告げや、ショコラの残した言葉に引っ掛かりを覚えつつ、弟の跡を追うように冒険の旅へ出るのだった…。

ゲーム操作は2D見下ろし型で、町の中やダンジョンでは、上下左右にスクロールさせながら探索していく一般的なRPGである。一方、町から町へ、町からダンジョンへ、といったマップ間の移動にはフィールドマップが登場するものの、行き先は固定でフィールド散策は省略されている。戦闘は普通のコマンドバトルで、最大3人パーティ、メンバーの入れ替えは自由である。

本作品の大きな特徴は二つある。一つは主人公たちのLVや金銭、持ち物が、ゲームクリア時の状態のまま、再スタート時に引き継げる周回要素である。当時のアダルトRPGとしてはかなり画期的といえるだろう。

もう一つの特徴は、エルフの『同級生』のように、移動毎に時間を消費していく点、そして野放図に自由度が高く、ヒロイン達の攻略が任意な点である。ヒロインは15人も登場し、それぞれ独立のストーリーをもち、イベントは各地で並行して起こる。複数の同時攻略もある程度は可能だが、日付や時間のバッティングが多く、細かいフラグの検証が必要となる。そのため、各ヒロインの攻略はセーブ・ロードを繰り返しとなり、自力攻略の難易度はかなり高い。

シナリオの基本的な流れは、主人公が実力をつけて国王から認められ、魔王の住むダンジョンへの立ち入り許可をもらい、一ヶ月以内に魔王を討伐するまでのストーリーである。その途中、目の見えない少女の願いを叶えたり、貧しい子供に毎日恵んだり、濡れ衣を着せられた女性の身代わりに逮捕されたりで、女の子達から熱烈に求められるイベントが発生する。ゲームクリア後、Hに至った相手の中から一人を選ぶことにより、個別のエンドを迎える。

ヒロインの名前がお菓子からとられていたり、露骨なパロディが登場するなど世界観は緩く、メインヒロインのシナリオを除き、作風は全体的にコミカルな印象である。

ヒロインは国王の一人娘、王妃、シスター、中華なまりの召使い、盗賊団の元首領、騎士娘、賞金稼ぎ、売れっ子の娼婦、医療魔法の使い手、酒場のマダム、サキュバスなどで、Hシーンは基本的に一人一箇所である。主人公の悪人度にあたる「カルマ」というパラメータがあり、悪人でなければ見られないSMチックなプレイ、陵辱イベントも存在する。

続編に『ハーレムブレイド2』(2000年)がある。関連商品にCG&原画集がある。

個人的には、操作性や画面表示で粗っぽい点が目立ち、RPGとして洗練されているとは言い難く、序盤の印象は悪い。ところがゲーム性は意外に良く、やり込み性やストーリーの奥行きもある。ビジュアルシーンは癖が強いものの、見慣れると味があって面白く、ボリューム感は高い。嗜好が合えばかなり遊べる内容だったといえるだろう。ちなみに、OP映像にはボイス付きの主題歌が流れる仕様で、FM-TOWNSやコンシューマでは見かけるが、PC-98用のゲームとしてはかなり珍しいのではないだろうか。


『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』 概要

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yu-noyu-no
©1996 ELF
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO (エルフ)

・1996年12月26日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版 CD-ROM版
・1997年12月04日 セガサターン用 限定版 通常版
・2000年12月22日 Windows95/98用 CD-ROM 『エルフ大人の缶詰』に収録
・2017年03月16日 PS4用 限定版 通常版 
・2017年03月16日 PS Vita用 限定版 通常版

90年代中頃の作品で、学生の主人公が並列世界を渡り歩き、様々な陰謀や古代遺跡の謎を解き明かしていくミステリーアドベンチャー。PC版、コンシューマ版が共に大ヒットを記録し、非常に知名度が高い。

主人公「たくや(名前変更可)」は、一見おどけた性格ながら、鋭い洞察力と正義感を秘めた学生である。歴史学者の父親が事故で行方不明になってからは、義理の母親への接し方に悩み、素行も荒んでいたが、ある日、死んだ筈の父親から荷物が届く。そこには、俄かには信じがたい学説と事情が綴られ、次元と時間を少しだけ移動できる神秘的な装置、「リフレクターデバイス」が不完全な形で納められていた。父親の行方を追うたくやは、学園長の不審な動きや、遺跡周辺で多発する落雷事故の謎、猟奇事件などに巻き込まれて追い詰められ、その度に並列世界を遡ることで、運命の突破口を探り当てていく。

ゲームシステムはコマンド型で、移動先に自由があるタイプのADVである。前半は『ELLE』のようにアイコンを使い、自宅、学園内、遺跡の残る海岸、繁華街などを巡回し、画面内の気になる点や人物の口をクリックしすることで、情報やアイテムを入手していく。一方、OPや後半はコマンド選択式で、「見る・調べる」「話す」といったコマンドを総当りすることで進展していく。

風変わりなのは「A.D.M.S(アダムス)」という独特のシステムである。主人公が体験したストーリーの流れは、一枚のまっさらなマップ上で、線として記録されていく。どんなに慎重にプレイを進めても、やがて行き詰まるか、あるいはバッドエンドを迎えてしまう。そこで様々な分岐点を試すことになり、マップはストーリーの分岐点、合流点を図示した巨大なフローチャートになっていく。

マップはいつでも呼び出すことができ、特殊なアイテム「宝玉」を使うことで、過去の任意の位置からスタートできる仕組みである。宝玉はセーブ用のチケットのようなもので、数に限りがあるものの、ロードすることで回収もできるため、どう使いまわしていくかも戦略要素となる。

小さな分岐を丹念に踏破したり、別のヒロインのルートで重要アイテムを入手することで、複雑に絡み合った何本もの同時進行なストーリーが、少しずつ解き明かされていく仕組みとなっていた。

シナリオは、前半と後半で雰囲気が大きく異なる。前半部分は現代日本を舞台にしたSFミステリーで、プレイヤー自身が謎を解かなければならない本格派であり、難易度は高めである。構造はヒロイン個別ルートを備えた恋愛ADVに近く、それぞれと結ばれるまでが描かれる。一方、後半は雰囲気もシステムも全く異なり、異世界を舞台にした分岐のない一本道の構造となっている。

Hシーンはほぼヒロイン一人につき一箇所で、全体のボリュームの割に比重はない。ヒロインは義理の母親、TVの人気キャスター、謎めいた転校生、ツンケンとしたお嬢様、美人秘書などである。ヒロインを狙う卑劣漢も登場し、主人公の嫉妬心を煽るなど、物語のスパイスになっているのが印象的である。

通信販売の購入特典に『スペシャルディスク』があり、追加シナリオを含んでいたようだ。セガサターン版では露骨な性描写がなくなった代わりに、ボイスが加わっている。派生作品にOVA版、小説版があり、PS4、PS Vitaでのリメイクに合わせ、Webコミックの連載もコミッククリアにてスタートしている。

A.D.M.Sは『EVE burst error』(1995年)の流れを汲み、さらに複雑で奥行きのある謎を表現しており、本作はミステリーの傑作といえるだろう。また、設定の理論付けには実在の科学、数学、宗教、歴史などから数多くの学説、用語が引用されており、その解釈を巡ってファンの間で議論が交わされるなど、カルト的な魅力も備えていた。こうしたことから、その世界観は「ループもの」と呼ばれるフィクション群に広く影響を及ぼしたと思われる。

ビジュアル、音楽面もハイレベルで、ボリュームも飛び抜けて充実しており、当時の一流作品だったのは間違いない。一様に評価の高い作品で恐れ多いのだが、個人的には異世界編での主人公の目標の幼さ、無謀さ、活躍の無さが気になり、物語に集中するのが難しかった。


PS4/PS Vita版 公式サイト
http://yu-no.jp/


『殻の中の小鳥』 概要

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©1996 BLACK PACKAGE
殻の中の小鳥 (BLACK PACKAGE)

・1996年02月29日 PC-9801用 3.5インチFD版
・1996年12月06日 Windows95用 CD-ROM版
・1997年09月05日 Windows95用 CD-ROM CDパッケージ版
・1999年07月30日 Windows95/98用 CD-ROM 『雛鳥の囀 with 殻の中の小鳥』に収録

90年代中頃の作品で、メイド達を娼婦として調教し、客を取らせていく育成シミュレーションゲーム。

舞台は19世紀のイギリスの地方都市。主人公フォスター(名前変更可)は、かつてキュレイポートと呼ばれる特務機関に所属し、女性を教育して男性客にあてがう調教師だったが、組織の活動が大スキャンダルになってからは摘発を恐れ、身を潜めていた。そんな彼に、脅迫めいた形で仕事の話が舞い込む。鉄道会社を経営する資産家ドレッドが、メイドの教育係として彼を雇いたいというのだ。自嘲的で諦観気味なフォスターは、屋敷に住み込んで街の貧しい少女達を集め、メイドという名の娼婦として一から教育を施していく。

ゲームシステムは、かなり独特な育成SLGである。12月下旬から3月下旬までの3ヶ月間、メイド達を調教して愛情・忠誠・耐久といったパラメータを上げ、個別のエンディングを目指すのが基本的なゲーム目標である。教育に必要な資金を得るため、定期的に屋敷を訪れる客に、育てたメイドを使って性的なサービスをさせなければならない。

調教モードは、カードバトルのようにランダムに配られた手札を使う。キス・舐める・揉むといった直接行為カード、筆・ろうそく・ディルドーといった器具カード、目隠し・縄・首輪・手錠といった拘束具カードがあり、記された数字によって効果の大小が異なる。また、メイドにもハードなプレイが苦手なタイプがいたり、特定の器具で大幅に成長したりと効果が異なるため、特性を見極めて使い分ける点がゲーム要素となっている。

カードは大半が自動で補充されないため、街に出かけてマップ上の様々なショップから購入する必要がある。マップには他にも重要な役割があり、例えば開始時は育成対象のメイドが一人しかいないので、マップ上の橋の上、駅、公園などを巡回し、事情ありげな少女たちと接触を重ね、高額を払って身請けしていく必要がある。他にもポーカーができるカジノ、娼館、花売りの少女に会える裏通りなどがあり、条件を満たせばHシーンが鑑賞できる。

シナリオは、主人公が薄幸な少女たちの身の上を探り、手馴れた様子で釣り上げ、高級娼婦として育てていく流れで、雰囲気はBGMも相まって物悲しい。主人公は冷酷な態度を取ることが多く、雇い主にも従順でプロ意識の高さを感じさせるが、内心は少女達に苦痛を強いることに葛藤しており、遠まわしな優しさをみせる。3ヶ月経った時点で判定が下り、5人の中から最も愛情度の値が高いメイドの個別エンドを迎える。この時、条件が整えば全てのメイドから祝福を受けるエンドも用意されていた。

アダルト要素はその日の調教終了時の興奮度の高さに応じて、一人当たり3段階のHシーンが表示される他、メイドの個室を訪れた際の突発イベントや、客への性接待として起こる。内容は一般的なプレイとSM要素で半々といった印象である。SMはボンデージが中心で、一部に鞭打ちなどの表現が含まれている。

続編として『雛鳥の囀』(1997年)が続き、それとセットになった『雛鳥の囀 with 殻の中の小鳥』(1999年)では、本作品も原画レベルでリメイクされた。関連商品に小説版、原画集、DVD-PG版、OVA版などがある。

メイドを主題に扱ったゲームとしては、アダルト・非アダルトを問わず元祖といえる作品で、特にヴィクトリア朝時代のメイドを選んでいる点はこだわりを感じさせる。90年代後半あたりから起こり、日本のサブカルチャーに根付いたメイド萌えの起源とみなされることが多いようだ。

個人的な印象としては、ゲーム性に優れた作品で、カードと育成の組み合わせはユニークである。自力でメイドを集めたり、メイドの特性を把握するのは難しいが、作中のヒントだけで何とか辿り着けなくもなさそうだ。気になったのは背景や人体などのビジュアルのクオリティの不安定さ、Hシーンのテキストが淡白で短い点で、一流作品とは言い難く、やるせない雰囲気も好みが分かれるか。


『痕 -きずあと-』 概要

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©1996 Leaf/AQUAPLUS
痕 -きずあと- (Leaf)

・1996年07月26日 Windows95用 CD-ROM CDケース版
・1996年07月26日 Windows95用 CD-ROM DVDケース版
・2001年01月**日 Windows用 CD-ROM DVDケース 修正版
・2002年07月26日 Windows用 CD-ROM リニューアル 限定版 通常版
・2003年06月19日 Windows用 CD-ROM リニューアル 新装版
・2009年06月26日 Windows用 DVD-ROM 再リニューアル 初回限定版
・2009年09月18日 Windows用 DVD-ROM 再リニューアル 通常版
・2011年12月09日 ダウンロード販売開始 【DMM
・2011年12月09日 ダウンロード販売開始 『痕+雫 セット』 【DMM
 
90年代中頃の作品で、男子大学生が猟奇事件に巻き込まれていく伝奇系のアダルトアドベンチャー。Leafのビジュアルノベルシリーズの2作目。

主人公「耕一」は平凡な大学生。別居中の父親とは長く距離を置いていたが、父が事故死を遂げた後、父が大黒柱となっていた柏木家の屋敷に滞在することになった。そこに暮らすのは親戚で幼馴染の四姉妹、おっとりした長女の千鶴、勝ち気な次女の梓、無口でミステリアスな三女の楓、人懐っこい四女の初音。彼女達と何気ない会話を交わし、穏やかで怠惰な日常を送る耕一だったが、夢の中では獣じみた衝動が日に日に強まり、やがて夢の中で起こした凄惨な殺人が現実の事件として報道され…?

ゲームシステムは選択肢分岐型ADVの一種だが、前作『雫 -しずく-』とも異なり、『弟切草』(1992年)に似た特殊な形である。周回によって攻略できるヒロインがある程度決まっており、プレイを繰り返すことで新たな選択肢が増え、最終的に12種類のエンディングを迎える。中にはバッドエンド必至のルートもあり、それをこなさなければトゥルーエンド(ハッピーエンド)が迎えられない場合があった。

演出面では、前作から受け継ぐビジュアルノベル形式(全画面表示)や、会話に合わせて立ち絵を細かく変化させる点、実写取り込みの背景画像が印象的である。また、画面を引き裂くような爪痕、画面を覆うような血しぶきのアニメーションがあるなど、アクションシーンの演出にも工夫があり、これらは以後の他社作品にも影響を与えたと思われる。

シナリオは、前半と後半で大きく雰囲気が異なる。前半は四人姉妹との日常風景が中心で、明るく他愛ないやり取りや子供の頃の回想、父親や一族の死にまつわるエピソードが展開していく。一方、後半は凄惨な暴力描写や陵辱、セックス、バトルアクションを含み、重くシリアスな雰囲気である。ただし、グロテスクな情景描写はテキストのみで、CGは抽象的な表現に止まっている。

Hシーンはメインヒロインとなる四姉妹に一つずつで、他に雑誌記者やヒロインの友人、大学の同級生に陵辱シーンが用意されている。数は少ないものの描写は丁寧で、アダルトゲームとしての役割もおざなりにされてなかったのが分かる。

本作品は数年をまたぐロングヒットとなり、原画レベルで2度もリニューアルされた。派生作品にコミック版があり、同人作品の元ネタとしても人気を博したようだ。関連商品はフィギュアなど。

すべてのヒロインルートの攻略後、おまけシナリオとして4本のユーモア作品が開放される仕様となっていた。この内の一本が講談社の短編小説に酷似しており、講談社から盗作の疑いを直接指摘される事態になってしまう。このため2001年1月以降のロットからは、おまけシナリオを削除していることが3月に公表された。担当した新人脚本家はパロディを意図していたようだが、その点に関する明示をしていなかった。

本作品の個人的な印象としては、前作に続き「読ませる」ことに比重を置いた作品で、シナリオ重視のサスペンス要素は続きが気になり、奥行きもあって好感が持てる。泣きゲーのルーツに挙げられるだけあって、悲劇的な暗い展開が多いものの、特に泣き要素がメインになっている訳ではない。むしろ主人公のヒーロー性が際立つ「燃えゲー」の萌芽に特異性を感じるが、どうだろうか。
 

公式HP
https://leaf.aquaplus.jp/product/kizuato/


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パソコンの登場と共に生まれた学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
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