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古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『花の記憶』 概要

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©1995 FOSTER JAPAN
花の記憶 (Foster)

・1995年06月09日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 Windows95用 CD-ROM版
・2000年11月24日 Windows95/98用 DVD-ROM 『花の記憶 わん・つう・すり~』に収録

90年代中頃の作品で、5人の女性達の過激な性体験を描いたオムニバスのアダルトアドベンチャー。Fosterの三作目。

システムはオムニバスと選択肢分岐ADVの組み合わせである。冒頭で5人の女の子の中から一人を選び、ショートエピソードを鑑賞していくことになるが、それぞれ途中の選択肢分岐により展開が全く異なるため、1人当たり2、3種類のストーリーを楽しめる印象である。1種類でもクリアすれば、再スタート時には分岐を図示したチャートが表示され、好きなシーンから始められるのが特徴的である。

シナリオは、電車内で痴漢を目撃した女子校生が襲われたり、オタクな女の子が突然現れた触手に陵辱されたり、オナニーが見つかってレズプレイに発展したり、OLが雌犬として調教される妄想にふけったりと、女性を主人公にしたアダルト重視でアブノーマルなセックスが持ち味の作風である。それぞれ独立したストーリーだが、ヒロインが別のヒロインのエピソードで登場したり、共通の知り合いがいたりで、軽い繋がりを感じさせる演出となっている。

また、どの女の子も極端に淫乱に描かれているのが特徴で、些細なきっかけで興奮し、一旦スイッチが入ってしまえば、痴漢だろうが触手だろうが、悦んで積極的に応じてしまう変態的な描写になっている。一部の強姦や露出プレイなどの陰惨なシーンも、結末は夢オチだったり、ヒロインがドMな適性の高さで貪欲に受け入れてしまったりと、楽天的なオチになるのがお約束となっていた。

続編は『花の記憶 第二章』(1996年)、『第三章』(1997年)…と続き、2002年の『第七章』まで、ほぼ一年に一本ペースの多作なシリーズとなった。

同社の『ここは楽園荘』(1994年)と同じく、実用性に特化したシリーズで、ゲーム性やシナリオ性はあまりなく、後の言葉でいう抜きゲーに近い作風である。個人的には女体にも関わらず、筋肉や腱の陰影が細かく、隆起が美しく描かれているのが印象的だった。ビジュアルや痴女っぽさが好みに合えば、実用性は高かったことだろう。


調査担当

『TRIGGER2』 概要

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©1995 Zyx
TRIGGER2 (ZyX)

・1995年08月25日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・1996年11月22日 PC-9801/FM-TOWNS用 CD-ROM版

90年代中頃の作品で、オムニバス形式のアニメーションアダルトゲーム。『TRIGGER』(1994年)に続くシリーズ2作目。

ストーリーは、地獄の番犬ケルベロスと女の子のコンビが婦女連続暴行事件に挑む『FILE #4 闇の番犬』、現代の普通の女の子が異世界に召還され、Hな儀式で伝説のロボット兵器のエネルギーを充填していく『FILE #5 淫力機神リュード』、西部開拓時代を舞台に、女ガンマンが賞金首に挑む『FILE #6 She's Wild!』の3本となっている。

システムは移動先に自由がないタイプのコマンド選択型で、「見る」「話す」「考える」などのコマンドを総当りすることで進展していく。ゲームオーバーはないが、淫力機神リュード以外は一箇所で分岐があり、それぞれ別のセックスシーンとエンディングが用意されていた。

シナリオは1話完結の読み切り漫画のような雰囲気で、いずれも短く、アダルト重視な作風である。セックスは陵辱系のハードなプレイがほとんどで、魔物による異種姦、触手姦、悪漢たちによる輪姦、鞭やろうそく、三角木馬を使ったSMプレイなどの表現を含んでいた。

前作に続き、アニメ調の大きな動きのあるアニメーションと音声がついているのが売りとなっていて、特にセックスシーンでは、服が破かれる瞬間や愛撫による乳房の変形、ピストン、フェラチオなど、ほとんどのシーンに何らかの動きが施されている。音声があてられているのはごく一部で、主に女の子の悲鳴や嬌声だが、銃声や爆発音、服の破ける音、鞭の当たった音などの効果音も施されているのが印象的だった。


調査担当

『ツーショットDiary』 概要

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©1994 Mink
ツーショットDiary (ミンク)

・1994年04月21日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM版
・1997年11月01日 Windows95用 CD-ROM 『ツーショットDiary95

90年代中頃の作品で、穴埋めクイズ形式のアダルトストーリー集。『WONPARAウォーズ』、『Gokko』シリーズに続くミンクの5作目。

オムニバスの12個のショートストーリーで構成されていて、それぞれ登場人物が異なる。冒頭で伏せられたカードの中からヒロインを一人選び、鑑賞していく。

ヒロインが自ら、過去のHな体験談を、刺激的な単語や表現を使って読者に語っていく文体となっている。途中の所々が穴埋め問題になっていて、前後の文脈などから意味の通る文章を作っていく。例えば「内股を私の     が流れるのを感じました」という文章では、与えられた候補の中から「エッチな雫」を選べば正解である。また、途中で必ず一箇所に分岐があり、穴埋めの結果でAパターン、Bパターンと呼ばれる別のプレイとCGが楽しめるようになっていた。

どんなに不正解を続けてもゲームオーバーになることがないのが特徴的で、分岐点だけ押さえれば、後は適当に答えてもストーリーは最後まで鑑賞できる。頑張って全問正解した場合は、回想モードでの再生が可能になり、穴埋めのない純粋なショートストーリーとして鑑賞できる仕組みになっていた。

ヒロインは家庭教師や主婦、学生、看護婦、OLなどの様々で、筋書きもバラエティに富んでいる。全体的に襲われるケースが多く、犯されているうちに理性がとび、激しく乱れてしまう結末が多い。男はほぼ全員がケダモノ、卑劣漢として登場するため甘いラブロマンスはなく、サディスティックでハードなエロスが特徴的である。一部に剃毛、飲尿、緊縛、ムチ、ロウソク責めなどアブノーマルな表現を含んでいた。

全画面表示と透過メッセージウィンドウを生かし、画面一杯に描かれた濃い目で迫力あるビジュアルが印象的である。CGの枚数が多く、ボリューム感は高めである。当時の流行で音声の一部が出力できたが、音質は割れて不明瞭だった。

続編として『ツーショットDiary2 memory1/4』『ツーショットDiary2 memory1/4』『ツーショットDiary2 memory3/4』『ツーショットDiary2 memory4/4』が続いている。

穴埋め問題を使ったアダルトゲームは『口説き方教えます』(1986年)の頃からあるが、さほど一般化しなかった。個人的な印象として、本作もゲーム性は今ひとつだったものの、アダルト重視の作品では読み飛ばされがちなテキストにスポットをあて、エッチな単語を自然と意識させて興奮を促す仕組みで、試みとしては面白い。

調査担当

『VIPER-V10』 概要

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©1994 SOGNA
VIPER-V10 (ソニア)

・1994年03月11日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM 『VIPER V10 turboRS
・****年**月**日 Windows95用 CD-ROM版
・2002年09月27日 Windows95/98用 CD-ROM 『VIPER Classic
・2002年09月27日 Windows95/98用 CD-ROM 『VIPER COLLECTION BOX 』に収録
・2005年10月24日 ダウンロード販売開始 【Gyutto】【DLsite】【DMM】【DL.Getchu】【アキバイン

90年代中頃の作品で、アニメーションを積極的に取り入れたオムニバスのアダルトADV。『VIPER』シリーズの三作目。

シナリオは恥ずかしい写真をネタに脅迫された女子学生が、幼い子供たちにエッチなイタズラをされてしまう『チルドレンズ・プレイ』、腕のたつ女の子の道場破りにあった剣道部の主将が、再戦に備えて練習に励む『ノーザン・ライト』、敵の軍勢に捕まった女兵士達が、ロボット兵により陵辱される『リア・アンダー』の三本を収録している。

『ノーザン・ライト』のみゲーム性があり、数箇所ある選択肢で間違うと、即ゲームオーバーを迎える仕組みになっていた。日常風景は静止画とテキストを中心に話が進むが、アダルトシーンには滑らかでダイナミックなアニメーションが多数施されている。

最大の特徴はシリーズで初めてCGが全画面表示になったことで、640×400ドットの迫力のある映像が目玉となっている。

翌年に音声などを追加するデータ集『V10 RS』が発売された。また、『ノーザン・ライト』に登場する剣道少女「あすか」はV6の「カルラ」に並ぶ人気キャラクターとなり、後に『VIPER CTR ~あすか~ 』(1997)として続編が作られている。

個人的な印象としては、後世の人間としてもアニメーションのクオリティに驚かされる。低容量のフロッピーディスクの時代としては飛び抜けた表現力といえるだろう。難点は1話につき10分程度で鑑賞できてしまう短さ、それに伴うストーリーの薄っぺらさだが、実用性は高かったに違いない。

調査担当

『Charm』 概要

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©1992 ACID PLAN
Charm (ACID PLAN)

・1993年10月10日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版

90年代序盤の作品で、女の子のちょっぴりHな体験を描くオムニバスのショートストーリー集。タイトルはフランス語読みの「シャルム」で、『Charm -シャルム-』と表記される場合もある。

シナリオは胸の大きさに悩む女の子を描いた『私のなやみ・・・・』、女子校内の奔放な実態を紹介する『女子校ってこんなとこ!!』、オタクな女の子がコスプレにはまるまでの道のりを描いた『コスプレってやめられない』、水泳部を舞台に切ない同性愛を描く『あの子はプールの妖精』、アイドル活動の裏側を暴露する『ドキドキシネマ体験』の5本を収録している。

システムはコマンドや選択肢の一切ない純粋なデジタルノベルで、好きな順に鑑賞できる。

主人公はすべて「英理子」で、髪型なども共通することが多い。しかし設定が異なるので、それぞれ別世界の英理子という印象である。英理子がプレイヤーに語りかけるモノローグ風の文体が特徴的で、悩み事や恥ずかしい失敗談、女同士の際どい体験などを赤裸々に語っていく。アダルト要素は主に英理子の露出と自慰シーンで、一部に女同士の絡みがあるものの、軽い接触に終わることが多く、全体的にエロさは控えめである。

続編として『Charm2 ~虹色の風~』(1994年)が続いている。

調査担当

『VIPER-V8』 概要

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©1993 SOGNA
VIPER-V8 (ソニア)

・1993年09月10日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 X68000用 FD 『VIPER V8 turbo
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM 『VIPER V8 turbo RS
・1996年07月12日 Windows95用 CD-ROM版
・2002年09月27日 Windows95/98用 CD-ROM 『VIPER Classic
・2002年09月27日 Windows95/98用 CD-ROM 『VIPER COLLECTION BOX 』に収録
・2006年06月16日 ダウンロード販売開始 【DL.Getchu】【DMM】【Gyutto】【DLsite】【アキバイン

90年代序盤の作品で、アダルトシーンにアニメーションを数多く取り入れたアドベンチャー『VIPER』シリーズの第二弾。

ストーリーはオムニバス形式で、勇者風の主人公が魔物に拉致された女冒険者を救いに行く『DAMONS NIGHT』、キャンプに訪れていた4人の女の子が、アイスホッケーのマスクをした男達に次々襲われる『18日の禁曜日』、宇宙戦争の最中、異星人の捕虜になった女パイロットが愛の営みをレクチャーする『ALIEN WAR』の三本を収録している。

システムは一応、選択肢やコマンドを備えたADVの形式を取っており、バッドエンドを迎えることもあるが、数回やればクリア出来る程度で、ゲーム性はほとんどない。目玉となるのは派手に動くセックスシーンの多さで、各話に5~10カット用意されており、当時としては他に例のない質と量を誇った。

仕様の違いによってタイトルが微妙に異なり、X68000版は追加シーンありの『V8 turbo』、FM-TOWNS版は音声付の『V8 turbo RS』で、PC-9801版に音声などを追加する拡張キットは『V8 RS』、フルリメイク作品は『-V8- R』となっている。また、続編やOVA版など派生作品も数多く存在する。

ゲーム性を大胆に省いた分、アダルトアニメに近いものになってしまった一方で、ビデオにないメリットして、会話を進めない限りアニメーションがリピート再生されるという実用面、序盤の導入部分は静止画とテキストで済ませられるという制作側の利点が考えられる。難点としては、当時のユーザーに要求されたPCのスペックが高めだったようだ。

調査担当

『VIPER-V6』 概要

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©1993 SOGNA All rights reserved
VIPER-V6 (ソニア)

・1993年06月25日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 X68000用 FD 『VIPER V6 turbo
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM 『VIPER V6 turbo RS
・1996年05月24日 Windows95用 CD-ROM版
・2002年09月27日 Windows95/98用 CD-ROM 『VIPER Classic
・2002年09月27日 Windows95/98用 CD-ROM 『VIPER COLLECTION BOX 』に収録
・2005年10月24日 ダウンロード販売開始 【DL.Getchu】【DMM】【Gyutto】【DLsite

90年代序盤の作品で、アニメーションを積極的に取り入れたオムニバス形式のアダルトアドベンチャー。『VIPER』シリーズの第1作目にあたり、以後10年にわたって数多くの続編が作られた。

独立した3本のストーリーで構成されており、プレイする順番は自由である。

『アフタヌーン』は、TV番組内の「20才に見えないコンテスト」の結果に納得のいかない女の子が、生放送中に優勝者に襲いかかり、レズプレイ勝負に発展する話。『悪魔が来たりて…』は、周囲に馬鹿にされてばかりの小川君が、復讐しようと悪魔を呼び出すものの、悪魔の色香に惑わされてHなお願いをしてしまう話。『ダブルインパクト』は、芸能プロダクションと政治家の癒着について調査を依頼された女探偵二人組が、潜入調査に失敗して陵辱されてしまう話となっている。

形式はADVだが、『悪魔が来たりて…』以外はコマンドがなく、読み物に近い。『悪魔が来たりて…』も、例えば「口でしてもらう」「胸でしてもらう」「もっと速くしてもらう」「まだやる」といった具合に、コマンドがアニメーションの再生メニューのような役割になっていて、ゲーム性は一切ない。

話の序盤は静止画がほとんどだが、アダルトシーンでは非常に多くのアニメーションが取り入れられており、当時のPC98用ゲームとしては異例の大きな画面による、大きく滑らかな動きが話題となった。

続編、派生作品、OVA版など関連作品が膨大な数にのぼる他、本作だけでも仕様の違いによって様々なタイトルが存在する。X68000版は追加シーンありの『V6 turbo』、FM-TOWNS版は音声付の『V6 turbo RS』で、V10の購入者特典のPC-9801向け拡張キットは『V6 turbo'(ターボダッシュ)』、PC-9801版に音声などを追加する『V6 RS』、フルリメイク作品は『-V6- R』となっている。

アダルトゲームにアニメーションを取り入れた例としては、例えばアーケードの脱衣麻雀では80年代終盤から普通になっていた。PCゲームでも『マカダム ~二人愛戯~』(1985年)の頃からあるにはあり、くだってこの時代ではまばたき、指、舌先の動きなど、部分的な単純動作の繰り返しが流行していて、魔法少女の変身シーンなども盛んに動いている。しかし、当時の動画はPCスペックへの依存度の高さや、主流のPC98シリーズのメディアの低容量に苦しめられていたため、本作品の大きな動きとクオリティは驚きをもって迎えられたようだ。

PCの性能向上と技術的な工夫により登場した「アニメーションアダルトゲーム」は、その視覚的な長所から人気ジャンルに躍り出たが、制作会社はコストの膨張や開発期間の長期化に苦しむことになり、時代を席巻するほどの勢いをもつことはなかった。

調査担当

『D.P.S』 概要

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©1990 アリスソフト
D.P.S (アリスソフト)

・1989年12月**日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 PC-88VA用 FD版
・****年**月**日 X68000用 FD版
・****年**月**日 MSX2/2+用 FD版
・****年**月**日 FM TOWNS用 FD版
・1995年11月**日 PC-9801/FM TOWNS/Windows3.1・95用 CD-ROM 『D.P.S 全部』に収録
・2003年04月11日 配布フリー化宣言 (アリスソフトアーカイブスなどからDL可能)

80年代末期の作品で、オムニバス形式のショートシナリオを収録したアダルトアドベンチャー。

(あらすじ)"Dream Program System"はゲーム機のような外見をもった市販中の機械で、ソフトを本体にさし込み、ヘッドホンをつけて寝ることで、夢の中で様々な物語の登場人物になり、Hなことも疑似体験できるという大人気の装置である。プレイヤーはD.P.Sの所有者となり、ソフトを選んでそれぞれのHAPPY ENDを目指していく。

内容は単なるミニADV集だが、プレイヤーが操作するのは、設定として登場する架空の機械"D.P.S"を操作する人物で、ソフトの差し替え、電源のON/OFF、説明書を読むなどのコマンドが存在し、遊ぶ順番も自由である。つまり、プレイヤーがゲームの中でゲームを体験するような演出になっている点が特徴的である。

シナリオは、騎士となってお姫様を助ける『プリンセス・ファンタジー』、人気女性アイドルとファンの女の子が出会い、結ばれるまでを描いた『なんてったって芸能人』、女子校の検診を任された内科医が、気に入った生徒を騙してHな診察にもちこんでいく『いけない内科検診』の3本である。ただし、それぞれ善人の騎士か鬼畜戦士か、アイドルかファンか、男医か女医かといった具合に、主人公を2種類から選ぶ事ができ、展開も大きく異なるため、実質6本分のシナリオである。

システムは、移動先に自由がないタイプの選択肢アドベンチャーで、目当ての女の子とのセックスを目指す一本道の展開である。選択肢は多く、ゲームオーバーも多く、難易度は高い。

続編として『D.P.S. SG』『D.P.S. SG set2』『D.P.S. SG set3』『Super D.P.S』が続いた他、1枚のCD-ROMでPC-9801とFM TOWNSとWindows3.1/95に対応したハイブリッド仕様のソフト『D.P.S. 全部』(1995年)に本作品も収録されている。

調査担当

『あぶない女性心理学入門』 概要

あぶない女性心理学入門 サンプル あぶない女性心理学入門 サンプル
あぶない女性心理学入門 サンプル あぶない女性心理学入門 サンプル
©1987 F&C
あぶない女性心理学入門 (フェアリーテール)

・1987年06月**日 PC-8801用 FD版
・1987年06月**日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版

80年代中頃の作品で、色々な形のセックス模様を描いたオムニバス形式のショートストーリー集。

冒頭でタイトルを1つを選び、テキスト付きのグラフィックを観賞していく流れで、それぞれ作画のタッチもテーマも異なる独立シナリオである。

制服姿の女の子が近所の男性に陵辱される様子を描いた『隣のお兄ちゃん』、スクール水着姿の幽霊が暗く落ち込んでいる少年を元気付ける『天国のミミちゃん』、グァムの木彫り人形が突然巨大化し、その巨根で女の子に襲いかかる『ビック・マグナム』、OLやナースの裏の顔を描いた『ファイブトリップ』の4つで構成されている。

個人的な印象として、読みきりの成人コミックのストーリーを短縮したようなイメージで、CG集として見た場合のボリュームは平均以上だが、さほどストーリー性はない。

調査担当
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調査員プロフィール
80年代半ばに登場した学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
メーカーサイト
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