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古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『つもバカ日誌』 概要

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©1994 AbogadoPowers
つもバカ日誌 (アボガドパワーズ)

・1994年08月30日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 DOS/V用 FD版
・1998年08月07日 Windows95/98用 CD-ROM版 (CGフルリニューアル)
・2009年06月19日 ダウンロード販売開始 【Gyutto】【DL.Getchu】【DLsite】【DMM

90年代中頃の脱衣麻雀。アボガドパワーズのデビュー作である。

雀士「河童木杉雄(かっぱぎすぎお)」は、素晴らしいテクニックと天性のツキを持つ男(自称)。久々に古巣の街に帰ってみると、彼がカモにしていた仲間達は、最近増えた女雀士たちにカモられていた。縄張りを横取りされたことに憤った河童木は、自ら一週間の期限を定め、女雀士たちにおしおきを開始する。

ゲームはADV風の「ストーリーモード」と、脱衣なしで対戦相手を好きに選べる「フリー対戦モード」の2種類である。

ストーリーモードは、移動先に自由があり、行動ごとに時間が経過するタイプのADV風である。複数の雀荘に通って金銭を稼ぎ、ショップで手牌の透視や積み込み技などのアイテムを購入し、期限内にすべての女の子の脱衣を目指していく流れである。また、行き先の一つにカジノがあり、専用のコインを購入することで、スロット、ハイアンドロー、ビンゴの三つを遊ぶ事ができるミニゲーム要素を備えていた。獲得したコインは換金できる他、交換用の景品として、ショップとは別の麻雀用アイテムが用意されていた。

麻雀は4人打ち、鳴きやロンのサポートあり、チョンボありで、脱衣麻雀としては比較的まじめな作りである。手番のプレイヤーのCGが大きめの画面に表示され、鳴きや和了時には、それぞれの女の子独自の掛け声が音声で入る仕様となっていた。対戦相手は15人すべて女性で、年齢は低年齢から高齢まで幅があり、職業も学生からレディース、秘書、主婦と様々である。

脱衣CGを見るためには、脱がせたい相手からロンであがる必要があり、CGは1人あたり4段階あるため、最後まで見るには、半荘の中で同じ相手から4回ロンしなければならない。ツモであがった場合に、任意の相手を脱がせられる補助アイテムがあるものの、それをフル活用しても15人すべてを最後まで脱がせるのは手間がかかり、ゲームクリアはハードルが高そうだ。

ナレーションは、昭和軽薄体を極端にしたような特徴的なセリフまわしで、自分ツッコミを多用するスタイルは、時代を感じさせて個人的に楽しい。この作品ほど突き抜けてはないにしろ、当時のPCゲーム誌のレビュー等ではよく見かける語調なので、一部の人々の間では一般化していたようだ。Windows版の公式ホームページが2015年現在も生きているので、是非参照してみて欲しい。

『つもバカ日誌』公式HP
http://www.scarecrow.co.jp/abp/tumo/

調査担当

『ようこそシネマハウスへ』 概要

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©1994 HARD
ようこそシネマハウスへ (HARD)

・1994年01月28日 PC-9801用 3.5インチFD版

90年代中頃の作品で、SF風の世界を舞台に新米監督となって映画を作っていくシミュレーションゲーム。渋い作風と自由度の高さからカルト的な人気を誇った。

映画監督になるのが夢だった主人公(名前は任意)は、親戚の遺産が転がりこんでくる幸運に恵まれ、迷わず星間連絡船で映画の街「パライソ」に向かった。劇場「シネマハウス」のオーナーにあれこれと後援してもらい、多くの仲間に出会い、トラブルを乗り越えながら映画を撮り続け、街に溶けこんでいく主人公だったが、星間戦争に巻き込まれたパライソは次第に戦時色が濃くなり、戦況の悪化や軍の威圧、徴兵が映画作りに暗い影を落としていく。

システムは街中を散策するADVパートと、スケジュールを組んで映画を撮影するシミュレーションパートの2つで構成されている。

ADVパートは時間消費+体力消費するコマンド型で、2ヶ月毎にやってくる映画公開日に合わせて必要な物を手配していく。レストランやバー、広場などを巡回して作家から原作を買い、脚本家に依頼を出し、主演女優、助演俳優、助監督、カメラマン、美術、音楽家の知り合いを増やして、次回作のスタッフを選んでいくのが基本の流れである。また、様々なイベントが起こって撮影に支障がでるため、情報を集めて事件を解決する一般的なADV要素も備えていた。

シミュレーションパートは、断片になった各シーンの撮影を日程の空欄に配置していくスケジュール管理型である。期日に間に合わせる為に無駄なく詰め込む必要があるが、スタッフ同士が喧嘩をして機嫌が悪くなったり、主演女優が疲れて作品の完成度が下がっていくので、適度に休みを入れたり、宴会や麻雀大会を開いて不満を解消してやる必要があった。一般に能力の高いスタッフほどコストが高く、コミニュケーションに問題があるため、メンバーの選抜で悩むことになる。

完成した映画は作品内でショートストーリーとして流される。ジャンルは恋愛、SF、ホラー、ポルノ、コメディ、サスペンスの6種類である。原作だけで30本以上のストーリーがあるが、9人の脚本家の誰を選ぶかによってまるで違うジャンルの作品に変貌することがあり、3人の主演女優、3つの助演劇団によってキャストの顔も変わるため、作品のバリエーションは膨大な数にのぼる。組み合わせによって興行成績の当たりはずれが大きく、はずれが続くと資金繰りが苦しくなっていく仕様である。

一般的なゲーム目標は撮った映画が大ヒットを連発し、年に一度の「映画祭」で監督大賞を受賞する事だが、軍のプロパガンダ映画専門の監督になるEND、カジノで大金を稼ぐギャンブラーEND、主演女優の誰かと結ばれるENDなど、遊び方によっては特殊なエンディングを迎えることがあった。

ゲーム自体の世界観はSFだが、どこかノスタルジーを感じさせる独特の雰囲気があり、仲間が一人、また一人と徴兵されていったり、麻薬で摘発されたり、仲間割れを起こしたりで顔ぶれが変わり、寂寥感を漂わせる。

アダルト要素は主に、原作がポルノの作品を撮った際、もしくは普通の原作をポルノ専門の脚本家に任せた際に発生する映像で、内容は恋愛物からコメディ、SF、ホラーなど様々である。また、シリアスな映画の中で唐突にお色気を挟むネタプレイができたり、カジノのブラックジャックで連勝してディーラーを脱がせることができたり、定期的に「あやしい店」でのストリップCGが変わるなど、オマケが所々に仕込まれている。

個人的な印象としては、アダルトゲームとして遊べるほどアダルト要素が豊富な一般ゲームである。操作性やバグの多さで洗練度の足りない部分があるものの、ゲーム性の良さ、やり込み要素に光るものを感じる。当時のパソコン情報誌に絶賛され、ジワジワと人気が広がったようだ。体制に押し流されていく中、最後まで仲間が集まって一つの事に熱中する展開は、古い青春映画を見るようで素朴ながら味わい深い。

調査担当

『Softporn Adventure』 概要

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©1981 BLUE SKY SOFTWARE
©Activision Publishing, Inc.
Softporn Adventure (Sierra On-Line)

・1981年**月**日 AppleⅡ用 テープ
・****年**月**日 Atari 8-bit用 カートリッジROM
・1991年**月**日 DOS用 FD?

アメリカで販売されたパソコンゲーム黎明期の作品で、女性を口説き落とすことを目的にしたテキストアドベンチャー。市販された中では世界最古のアダルトゲームといわれる。

当時としては一般的だった画像の一切ないアドベンチャーで、「W(西へ移動)」「LOOK DESK」「BUY WHISKY」といった具合にコマンドを一文字一文字打ち込み、主人公を操作してアイテムや情報を入手していく探索物である。画面の上部分は現在地や視界内の物品、移動可能な方角が表示される情報画面で、下部分は情景描写とコマンド入力を受け持っている。移動先もアイテムの種類も多く、攻略には高度な類推が必要で難易度は高い。

シナリオはカジノのある歓楽街を舞台に、男性の主人公を操作してバーやディスコ、ホテルなどを繰り返し巡り、ギャンブルで資金を作ったり、落書きから合言葉を知ったり、様々なプレゼントを入手して、途中で出会う3人の女の子とのセックスを目指すストーリーである。不衛生、賭博、売春、麻薬など大人向けの不健全な描写が多いのが特徴的で、主人公は性病をうつされたり、騙されたりと悲惨な目に遭いながら、コミカルに進行していく。

目的の女の子はバーの奥で客をとっている売春婦、ディスコでナンパしたあどけない女の子、ホテルのペントハウスのジャグジーに浸かっている美人の3人で、一度のプレイで全員とセックスに至ればクリアとなった。セックスの細かい描写はなく、主人公がプレイヤーに短い感想を述べるのみである。

後に『Leisure Suit Larry』(1987)として画像付きでリメイクされ、続編も作られて人気シリーズとなった他、日本でも『Las Vegas』(1987/スタークラフト)としてPC-8801やFM-7用にオリジナルCG付きでリメイクされている。

個人的な印象としては、想像以上に長編で仕掛けも凝っていて、自力攻略は遠慮したいが、当時のADVとしてはよく出来ているのではないだろうか。最古のアダルトゲームとは言うものの、『団地妻の誘惑』(1983)と同じで大人向けの猥雑なテーマを扱っているに過ぎず、期待をもたせるパッケージと裏腹に、露骨なエロ描写がないのが印象的である。

調査担当

『プロジェクトA子2』 概要

プロジェクトA子2 サンプル プロジェクトA子2 サンプル
プロジェクトA子2 サンプル プロジェクトA子2 サンプル
©1988 創映新社/ポニー
プロジェクトA子2 (辰巳出版)
【注意】非アダルトゲームです。

・1988年12月**日 PC-8801用 FD版

前年のスゴロク風ゲーム『プロジェクトA子』の続編で、同名のOVA『プロジェクトA子2』を題材にしたカジノゲーム。

前作の勝負で、怪力少女「A子」に破れた天才発明家「B子」は、天真爛漫な異星人のお姫様「C子」の事が諦めきれず、再戦の機会を窺っていた。そんな折、前作で飛来した巨大な宇宙船が、カジノとしてリニューアルしたという噂が流れる。A子とB子はお互いのプライドを賭け、カジノで勝負をすることに…?

シナリオはOVAが元になっているものの、カジノ勝負のくだりは全くのゲームオリジナルで、所々にOVAのハイライトシーンを挟む程度である。

トランプのブラックジャックとスロットゲームの2種類を収録しており、収支は引き継ぎつつ、いつでも何度でもゲームを切り替えられるようになっていた。

一見すると4人勝負だが、実際はA子とB子の一騎打ちで、プレイヤーはA子となってB子の収支がマイナスになるまで粘り抜けばクリアである。他の参加者、担任の亜子先生はオマケで、キャプテンはディーラーのような役割となっていた。得点に応じて買える便利アイテム類も備えている。

アダルト要素はなく、ゲーム性もさほどの創意工夫は感じられない。OVAのファンに向けたコレクション的な作品といえるだろう。

調査担当
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調査員プロフィール
80年代半ばに登場した学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
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