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古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『Blue Moon Story Part1』 概要

Blue Moon Story Part1 Blue Moon Story Part1
Blue Moon Story Part1 Blue Moon Story Part1
©1989 ソフトシェル/ドット企画
Blue Moon Story Part1 (ソフトシェル/ドット企画)

・1989年11月17日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 5インチFD版

80年代末期の作品で、ある女子学生が不良グループに目をつけられ、陵辱されていく様子を描いたストーリー重視のクイズゲーム。タイトルに『PartⅠ』の表記があり、物語も中途半端な所で終わっているが、続編がリリースされた形跡はない。

ある日、主人公の探偵『真木省吾』は、女教師からの手紙を受け取る。そこには、不運にも不良達に絡まれた女子生徒が、無理矢理に処女を奪われ、スケバン達からは嫌がらせを受け、庇おうとした教師ごと陵辱を受けている、といった内容が詳細に記されていた・・・。

システムは3択のクイズゲームで、物語の進行が28つのシーンに区切られており、新しいシーン毎にクイズが一問出題される。不正解だと持ち点が減っていき、10回間違うとゲームオーバーである。クイズのジャンルはストーリー内に出てきた人物や物に関するもので、テキストを丁寧に読み進めていく必要があり、観察力が必要とされる場合もあった。

シナリオは、保健室で休んでいたアイドル似の女子生徒『愛実』が、悪い男子生徒3人に次々と輪姦される場面、愛実が女教師『香先生』に事件を打ち明け、体で慰めてもらう場面、愛実がスケバン2人組に呼び出され、嫌がらせを受ける場面、愛実を人質にされた香先生が、男達から陵辱される場面の4つから成っていて、一本道の展開である。

主人公は冒頭と幕引きに登場するが、手紙を読んで感想を述べるだけで、何の行動にも出ていない。クリア後に続編に続く旨のメッセージが表示されるものの、結局Part2が発売されることはなかったようだ。

80年代のアダルトゲームは、主人公が(ランスのように)軽いノリで女の子をレイプしてまわったり、女主人公があっちこっちでHな悪戯されたり、あるいは男主人公が陵辱されている女の子を助けたり、といった展開の中で強姦自体はよく見かける。しかし、「女の子が悪漢達に輪姦される様子」をメインテーマに陰気なタッチで描いた作品は当調査員の知る限り皆無で、本作品はかなり異質な印象である。90年代に流行する『陵辱モノ』のはしりといっていいかもしれない。

調査担当

『グラムキャッツ』 概要

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©1988 ドット企画
グラムキャッツ (ドット企画)

・1988年08月10日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・1988年**月**日 MSX2/MSX2+用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 FD 『リバイバル版
・****年**月**日 PC-8801用 FD版

80年代後半の作品で、女子校を舞台に超能力に目覚めた少女が活躍するSFアドベンチャー。最大8色によるグラフィックが一般的だった中、最大16色の美麗なグラフィックを誇り注目を浴びた。

西暦20XX年、人類は友好的な異星人を受け入れ、一見平和に暮らしていた。しかし異星人たちの真の目的は、人体に含まれる成分を食料として摂取する事にあり、生気を抜かれた奇妙な死体が発見され始めていた。明るく自由奔放な性格の少女「浅見さやか」は、潜在していた猫に変身できるという超能力を見出され、地球防衛組織「イーグル」の諜報員として協力を強いられるが・・・?

システムはコマンド選択式で、状況に合わせて「見る」「きく」「話す」などの動詞コマンドを選んでいく。移動先に自由があり、女子寮、イーグル司令部、アカデミー(学園)を行き来し、部屋を一つ一つ訪ねて超能力のトレーニングをしたり、事件の手がかりとなる情報を集めていく流れである。寮内を歩く時は私服に着替え、学校内や司令部では制服、特定の場所に潜りこむ時は猫の姿に変身、といった風に、移動先ごとに姿を使い分ける必要があるのが特徴である。

シナリオはアダルト重視で、主人公さやかが屋上や個室など様々な場所でセックスを目撃したり、レズの女性に絡まれたり、逆に情報を得るため女の子同士のHにもち込み、性技を駆使していく展開となっていた。

アダルト描写は過激で、当時は珍しいフィストファック、触手責めの表現が一部用いられていた。局部はフィルター状の修正が入っているが、モノクロになっているだけで形状は丸分かりであり、アンダーヘアも堂々と描かれている(当時は陰毛の写った映像・写真が摘発されていた)。

その頃のアダルトゲームはNECのPC-8801向けを中心に展開しており、PC-9801やMSX2、X68000用のものは移植版という形だったため、グラフィックは最大8色という制限に縛られる事が多かった。本作はオリジナル版から最大16色(PC-9801用)で開発されたアダルトゲームの先駆け的な存在で、原画のレベルの高さと相まって非常に質感の高いビジュアルを実現している。また、主人公の歩行やまばたき、セックス時の指や口の動きなど細かいアニメーションが数多く施されている、凝った仕上がりとなっていた。

続編に『グラムキャッツ2』がある。

シナリオはやや強引な展開で、特にクライマックスにかけて説明不足な印象だが、それを補って余りあるほどのグラフィックのクオリティである。当時のPC98はビジネス向けとして普及していた機種だけに、プレイ人口は少なかったかもしれないが、デモや広告を目にした購入層のインパクトは相当なものだったに違いない。

調査担当

『ザ・タワー・オブ・ドラゴン』 概要

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ザ・タワー・オブ・ドラゴン ザ・タワー・オブ・ドラゴン
©1988 DREAMSOFT
ザ・タワー・オブ・ドラゴン (ドリームソフト/ドット企画)

・1988年07月**日 PC-8801用 FD版

80年代後半の作品で、2D俯瞰型のダンジョン探索RPG。剣と魔法のファンタジーを扱ったものとしては、最古のアダルトRPGの一つである。

流れ者の剣士「ミース」は、旅の途中に立ち寄ったトロイ国で、さらわれた王女の噂を聞きつけ、王女の閉じ込められたドラゴンの塔に挑む。

システムは俯瞰型の2Dダンジョンで、主人公の動きに合わせて上下左右にスクロールするタイプのRPGである。パーティは主人公1人、ダンジョンは単一で階層式となっている。パラメータは経験値とレベル、HP、攻撃力、お金、という簡素な作りになっていて、武器や防具の概念はなく、回復手段はダンジョン内の薬屋で買える薬草一種類である。

マップは迷路のような入り組んだ構造となっており、手描きで紙にマッピングしていく点が攻略要素の一つである。階層は6階で、上階へいくほど敵が強くなっていく。それぞれの階層で「マジカルボード」と呼ばれる重要アイテムを見つけ、すべて集める事でドラゴンが倒せる流れとなっていた。

アダルト要素は少なく、登場する女の子はヒロインの王女を含め2人である。主人公が言葉を発するのはエンディングのみだが、一般的なヒーロー像からは遠く、自分本位で冷徹な性格、いわゆる“鬼畜”なのが目を引く。

最古のアダルトRPGといえば、それまでにも『オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか?』(1984)や『ファイナルロリータ』(1985)など、主人公の強さにパラメータがあるアダルトゲームが存在しており、当時としてはRPGなのだが、後世の人間がイメージする主人公の育成がメインのゲームとは異なる。

この年、ファミコン用ソフト『ドラゴンクエストⅢ』が空前の大ブームとなり、パソコンゲームでも『すてぃるそーど for adult』『カオスエンジェルス』『TWILIGHT ZONEⅡ ~なぎさの館~』など、アダルト要素を売りにしたダンジョン探索型のゲームが続々と登場している。後世のイメージと一致するアダルトRPGはこの頃からだろう。本作品はその中で最も早い時期に登場した物の一つと思われる。

調査担当

『悪女伝説Ⅱ』 概要

悪女伝説Ⅱ サンプル 悪女伝説Ⅱ サンプル
悪女伝説Ⅱ サンプル 悪女伝説Ⅱ サンプル
©1987 ドリームソフト/ドット企画
悪女伝説Ⅱ (ドリームソフト/ドット企画)

・1987年09月**日 PC-8801用 FD版

80年代後半の作品で、街中で出会った女の子を口説き落とすまでを描いたアドベンチャー。

登場人物は、主人公と女子中学生エミちゃんの二人だけである。主人公が街中で見かけたエミちゃんとの会話のきっかけを探り、様々な質問に答えて好感度を上げていく。頃合を見計らってボディタッチすることで、場面は路上から喫茶店へ移り、さらにラブホテルへと進展していく。

システムはコマンド選択式で、序盤から中盤にかけては服や音楽などの話題を選び、エミちゃんの気に入る回答を見つけていく。終盤のホテルでは、不安がる彼女を会話で落ち着かせ、「揉む 胸」「キスする お尻」など、彼女が嫌がらない愛撫の組み合わせ、順番を計9種類のコマンドの中から総当りで探り、組み立てていく流れである。

間にカードゲームがあり、トランプのブラックジャックで先に5勝しなければホテルへ進めない仕組みで、合わせてゲーム要素となっていた。

当時のスキャナーの仕様なのか、彩色はモザイクアートのような点描になっており、ドットの粗さのためザラザラした印象になってしまったが、たったの8色で自然なグラデーションと深い色合いを表現している。

個人的な印象として、当時のADVと比較してシナリオは短いものの、操作感の良さでテンポよく遊べるゲーム性、それにアダルトシーンの丁寧さは魅力である。ヒロインの年齢設定とビジュアルのためか人気が高く、2013年現在も高額ソフトに名を連ねている作品の一つである。

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調査員プロフィール
80年代半ばに登場した学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
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