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古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『CARAT』 概要

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©1992 CUSTOM
CARAT (CUSTOM)

・1992年05月22日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 X68000用 FD版
・1998年05月15日 Windows95用 CD-ROM版

90年代序盤の落ち物パズルゲーム。一部のモードで脱衣CGを備えていた。

ストーリー性はなく、美少女CGで賑やかに装飾された画面の中で、ひたすらブロックを消していくゲーム性重視の作風である。同じ色のブロックが直線状に3つ並ぶと消滅する仕組みで、縦横方向に消滅させるか、斜め方向に消滅させるか、いつでも切り替える事ができるのが大きな特徴である。『コラムス』(1990)や『ぷよぷよ』(1991)に比べると戦略性の幅が広いが、その分難易度も高い。

ひたすらハイスコアを狙う「Normal」、与えられた課題をこなしていく「Task」、2人対戦の「Versus」の3種類のモードがあり、それぞれ難易度などが選べる。タスクモードのレベルEASYにあたる「妖艶天使」には、5面クリアする毎に1枚、計7人の女の子の大型な脱衣CGが用意されていた。

ブロックのデザインを変えることが出来るのも特徴で、シンプルなカラーブロックからボール状のもの、タバコ、フロッピー、缶ジュースのパッケージ、麻雀の牌、デフォルメキャラ、花札など9種類ある。

脱衣CGが初心者向けのモードにしかないのが気になるが、ゲーム性にハマるほど脱衣要素は要らなくなってくるので、まずは脱衣ありの課題で連鎖や同時消しの技術を覚えさせ、ストイックな方面に誘導するのは合理的かもしれない。軟派なパッケージと裏腹に本格派パズルゲームを目指した作品だった。

調査担当

『フェアリーズレジデンス』 概要

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©1984 CHAMPION SOFT
フェアリーズレジデンス (チャンピオンソフト)

・1984年12月**日? FM-7用 カセットテープ版 5インチFD版 3.5インチFD版
・1985年04月**日? PC-8801用 カセットテープ版 FD版

パソコンゲーム黎明期の作品で、妖精たちの暮らす不思議な館を巡っていくコマンドアドベンチャー。チャンピンソフトのアダルト作品の3作目である。

プレイヤーは不思議な建物、「フェアリーズレジデンス」を訪れた客人となり、「ロリータな少女」「学校の先生」「とびきりな美人のギャル」などの姿をした妖精の部屋を一つずつ訪れ、彼女達と会話を交わし、ミニゲームで打ち負かして先へ進んでいく、というシュールな展開である。

各部屋ではまず、「キレイ ト イウ」といった風に、コマンド入力によるコミニュケーションで情報やアイテムを引き出す必要がある。しかし極めてヒントに乏しく、自力での攻略は難易度が高い。ある程度会話が進行すると、妖精の方からミニゲームを持ちかけてきて、勝負に勝てば脱衣CGが拝めるのが基本パターンである。

部屋は全8部屋で、ミニゲームは石取りゲーム(最後の石を取ったら負け)、15パズル、ジグソーパズル、野球拳などに加え、クイズ形式の脱衣ゲームが早くも登場している。

番外編として『フェアリーズレジデンス スペシャル クラブ編』など、4編のCG集が続いている。また、続編に『ポップレモン』(1986年)がある。

エニックスの『ロリータ・シンドローム』(1983年)のコンセプトを土台に、人気の脱衣パズルゲームを寄せ集めたような印象だが、ビジュアルやゲーム性で総合的なクオリティは高い。チャンピオンソフトが美少女ゲームの専門ブランドに傾いていった時期の作品と思われ、その流れは後のアリスソフトの設立に繋がっている。

調査担当

『PEEPING SCANDAL』 概要

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©1984 BOTHTEC
PEEPING SCANDAL (BOTHTEC)

・1984年12月**日 FM-7用 5インチFD版
・1984年**月**日 PC-8801用 FD版
・2012年08月14日 DL版 Project EGGより配信開始

パソコンゲーム黎明期の作品で、実写系の痴態が描かれた絵柄を完成させるパズルゲーム。後に戦略シミュレーション『銀河英雄伝説』シリーズなどを手がけたBOTHTECの、おそらく唯一のアダルト作品である。

システムは『15パズル』を発展させたようなブロックスライド式で、1枚の絵が10個の歪な形をしたセクションに区切られており、さらにそれぞれの内部の絵柄が乱れているので、2箇所の空白をうまく利用して各セクションを完成させていく。全5面で、それぞれのステージには難易度と女の子の名前が設定されていた。

絵柄は単なる脱衣パズルと違い、男女が絡み合うかなり扇情的なものになっているのが特徴である。実写系の元画像があったと思われるが、画像は粗っぽい。当時のPCは解像度が低く、8色しか使えず、スキャナーも無かったため、実写系のCGを苦手としていた。

ピースが小さい為に絵柄の予測がつきにくいが、セクションで区切る事によって難易度は適度に抑えられ、初期の脱衣パズルの中ではゲーム性が高い印象である。2012年になって復刻版のダウンロードサービスがProject EGGより0円で開始されている。(Project EGG自体は月額制)

調査担当

『キャロット』 概要

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©1984 ASCII
キャロット (ASCII)

・1984年08月**日 PC-8801用 5インチFD版

パソコン黎明期の作品で、アニメ調の女の子が描かれた絵柄を完成させていくパズルゲーム。

システムはジグゾーパズルのようなシンプルなもので、絵柄の一部が描かれた9~64個のピースを、出された順に枠に当てはめていく。はめたピースの再移動は可能だが、お手つき回数に上限があり、図柄も複雑で完成図予測が困難なため、一度でクリアするのは難しい。全10面で後半になるほど女の子の露出とピース数は上がっていく一方、コンティニューがないので、非常に緊迫感のある高難易度ゲームとなっていた。

女の子はアニメ調のファンタジックな絵柄で、露出は比較的ソフトである。また、ステージ間にはTVアニメのようなアイキャッチが入ったり、マニュアルにはオマケ漫画が掲載されていたりと、遊び心の多い作品作りとなっている。

最終ステージの前では、「あなたはこのソフトを正当な手段で手に入れましたか?」という質問が出現し、それ以上進むにはマニュアルに記載された情報が必要となり、答えられない場合には、「怒りのリセットをく・ら・えっ!」というメッセージと共に強制リタイアになるという、シリアル認証の原形のような仕掛けが施されていた。当時からゲームの不正コピーが蔓延していた状況が覗える。

個人的な印象としてゲーム性は高く、実写系の多かった脱衣パズルゲームの中では明るく垢抜けた印象の作品である。

調査担当

『ウォーターワーカー』 概要

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©1984 KOGADO
ウォーターワーカー (工画堂/ASCII)

・1984年4月**日 PC-8801用 5インチFD版

パソコンゲーム黎明期の作品で、水道管の修理を題材にしたパズルゲーム。クリア後にはご褒美として僅かに脱衣要素を備えていた。

ニューヨークを舞台に、仕事に疲れて帰ってきた美女がシャワーを浴びれるよう、配管工を操作してバラバラに乱れた水道管を繋げていく流れである。水漏れによりステージは浸水してくるので、水中部分では潜水服で作業する事になるが、酸素ボンベの残量が無くなった時点で時間切れ、GAME OVERとなった。

当時人気だったカードゲーム『WATER WORKS(邦名:水道管ゲーム)』をヒントに、ブロックをスライドさせて絵柄を完成させる玩具、『15パズル』を発展させたようなシステムで、完成図を予測しながら、自分と水道管ピースの位置を入れ替える作業をこなしていく。

繋げていくだけならそれほど難しくないが、経路はいくつもの狭い小部屋に区切られているので、自分が脱出する時に帳尻が合うよう、高度な計算が必要になり、難易度は非常に高い物になっていた。

アダルト要素は控えめで、20面すべてクリアする事で左側の女性が全裸になるという些細なものだったが、日本ファルコムの『女子大生プライベート』(1983)と共に、脱衣パズルゲームの中では最古の部類である。

調査担当

『女子大生プライベート』 概要

女子大生プライベート サンプル 女子大生プライベート サンプル
女子大生プライベート サンプル 女子大生プライベート サンプル
©1984 Nihon Falcom Corp.
女子大生プライベート (日本ファルコム)

・1983年11月**日 PC-8801用 カセットテープ版 FD版
・1984年**月**日 FM-7用 カセットテープ版 FD版
・****年**月**日 X-1用 カセットテープ版 FD版
・****年**月**日 FM-77用 3.5インチFD版

パソコンゲーム黎明期の作品で、一般に『15パズル』と呼ばれるゲームと脱衣物を組み合わせた脱衣パズルゲーム。後に『ドラゴンスレイヤー』『ザナドゥ』『イース』などのヒット作を生み出した日本ファルコムの、最初で最後のアダルト作品となった。

パネルをスライドして絵を完成させるというシンプルな作りで、ゲームモードは1枚欠けた『Quadratic Type』と、ルービックキューブのように列ごと回転させる『Cubic Type』の二種類から選べるようになっている。ステージは女の子3人にそれぞれ3面ずつ用意されていて、1・2面は3×3の9パネル、3面は4×4の16パネルとなっており、リアルタイムの制限時間つき勝負である。

クリア後には別にご褒美が用意されている訳ではなく、完成品がゆっくり観賞できるのみである。女の子はおそらく実写画像が元になっているが、描写方法が確立されていなかった為か、一様に目が死んでいるのが時代を感じさせてくれる。

コミカルな野球拳や下品なアドベンチャーなどが先行していたアダルト作品の中では、淡々としてクールな作風という印象である。実験的で自由な発想の小規模娯楽作品が多い時代で、アダルトゲームでも様々な可能性が試されており、中でも本作品は脱衣パズルゲームの先駆け的存在といえる。

調査担当
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調査員プロフィール
80年代半ばに登場した学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
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