title01

古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『ランス・クエスト』 概要

rancequest00rancequest01
rancequest02
rancequest03
©2011 ALICESOFT
ランス・クエスト (アリスソフト)

・2011年08月26日 Windows用 DVD-ROM版 【Amazon】【駿河屋
・2011年08月26日 ダウンロード販売開始 【DMM】【DL.Getchu】【Gyutto】【DLsite


10年代序盤の作品で、鬼畜な冒険者を主人公にしたアダルトRPG。長寿ファンタジー『Rance』シリーズの1つ。『戦国ランス』(2006年)の続編で、『ランス8』にあたる。

(あらすじ) 前作にて氷漬けにされてしまった奴隷「シィル」を助けるため、呪いに詳しいカラーの一族の女王「パステル」の元に忍び込んだランスだったが、いつも通り欲情して襲い掛かってしまい、頼み事どころではなくなる。激怒したパステルにより、「禁欲モルルン」という呪いを掛けられたランスは、戦闘レベルが35以上の女性でないと勃たなくなってしまう。更に、抱いた女はLv1になってしまう、しばらくセックスしないとホモに目覚める、というオマケつき。かくして、セックス可能な強い女の子を探す、欲望まみれの新たな冒険が幕を開ける。

ゲームシステムは、ミッション選択型のRPGである。提示されたクエスト一覧の中から、実力に見合ったものを選び、見下ろし型のマップ上を自キャラを動かして探索し、アクティブタイムのコマンドバトルをこなしていく。

パーティは最大5人だが、戦闘コマンドは使用回数に制限があり、残り回数が極端に少ないため、何十人ものストックメンバーの中から、消耗に応じて次々に入れ替えなければならないのが特徴的である。

育成面に比重が高いRPGで、レベルアップに応じて貰えるボーナスポイントを、ステータスに直接割り振るのではなく、「武器攻撃1」「逃げる」といったコマンドの回数を増やしたり、「剣の知識」「回避強化」「炎耐性」といった能力底上げに使ったり、「罠回避」「お宝鑑定」といった探索サポートを身に付けたりと、特技を獲得して伸ばしていくことになる。

また、Lv35以上の女性キャラは、ランスとセックスすることでLv1に戻ると同時に、LV上限が開放され、スキルポイントや初期ステータスで有利になるため、これを繰り返すことでパワーアップしていく。同じキャラでも、育て方によって全く別の役割をこなせたり、工夫次第で弱キャラが強キャラに化けたりする自由さがあり、主な戦略要素となっている。

世界観は中世ファンタジー風だが、シュールでとぼけた設定が目立つギャグ作品である。シナリオは、従来通りのスケベで強引な主人公が、セックス可能な強い冒険者、指名手配犯、悪党の女ボスを求めて依頼をこなしたり、Lv35以上に育ったメンバーをベッドに連れ込んだり、何気ない日常をこなす内に、拠点となる城が建ち、仲間も続々と増えていく流れである。過去作品のヒロインたち、マイナーな脇役も再登場し、仲間だけで60名近いオールスター的な賑やかさとなっていく。

Hシーンは凌辱メインだが、上記の通り雰囲気はコミカルで明るい。ただし敵による集団暴行、凄惨な性暴力の表現も含まれるため、苦手な方は注意が必要である。Hシーンにボイスなしという点は、シリーズの伝統ではあるものの、10年代の作品として非常に珍しい存在となった。

拡張パックとして、クエストやメインストーリー、新キャラを追加する『ランス・クエスト マグナム』(2012年)が続いた。シリーズは1作目のリメイク『ランス01』(2013年)を挟み、『Rance IX -ヘルマン革命-』(2014年)が続いている。派生作品にコミック版がある。関連商品はサントラフィギュアなど。

個人的な印象としては、女の子キャラクターが豊富で、育成の自由度が高く、可能性の広がりを感じさせる魅力的な作品である。3DCGになった敵キャラの動き、ファミコン時代を思わせる電子音風の効果音も楽しい。しかし、ボリュームの割にメインストーリーの盛り上がりが不足し、女の子も人数が多い分、個別エピソードが簡素だったり省かれたりで、後半は物足りなさが募ってしまう。追加ソフトの『ランス・クエスト マグナム』を導入することで、ようやく一本の作品といえるだろう。


公式HP
http://www.alicesoft.com/rance8/
ランスワールドノート【公式】
http://www.alicesoft.com/haniwa/rance/series/post-17.html
PV




調査担当

『戦国ランス』 概要

sengokurance00sengokurance01
sengokurance02
sengokurance04
sengokurance03
©2006 ALICESOFT
戦国ランス (アリスソフト)

・2006年12月15日 Windows用 DVD-ROM版 【Amazon】【駿河屋
・2010年08月27日 DL販売開始 【DLsite】【DL.Getchu】【Gyutto】【DMM
・2014年12月19日 Windows用 DVD-ROM 廉価版 【Amazon】【駿河屋

10年代中頃の作品で、日本の戦国乱世をモチーフにした世界を舞台に、武力で領地を拡大していく戦略シミュレーションゲーム。『Rance VI -ゼス崩壊-』(2004年)の続編で、『ランス7』にあたる。地域制圧ゲームとしては『鬼畜王ランス』『大悪司』『大番長』に続く4作目。

(あらすじ) 主人公「ランス」は運と実力があり、大軍を動かす駆け引きも得意ながら、女を犯すことで頭が一杯の鬼畜な冒険者である。前作の後、美人と評判の「香姫」をコマすためにJAPANを訪れたランスは、大らかで飄々とした殿様「織田信長」と出会い、意気投合してしまう。病弱な信長から織田家の一切を任されたランスは、JAPANが戦乱期なのをいいことに、隣国の美女たちを狙い、織田家の領土を次々に拡大していく。一方、遥か昔に封印された魔人ザビエルは、信長の体を徐々に乗っ取り、ランスを利用して復活の機会を窺っていた…。

ゲームシステムは、地域制圧ゲームの流れを汲む戦略SLGである。隣接する地域に攻め込み、アクティブタイム制のコマンドバトルで優勢をもぎ取り、領地を拡大していく。地域イベントや捕虜から新たな武将(ユニット)を入手し、国力や資金をやり繰りして戦力を整え、さらなる侵略と敵からの反攻に備えていく流れである。

武将ごとに防御担当の足軽、攻撃担当の武士、後衛の弓兵・陰陽、サポート役の軍師・忍者、回復役の巫女、一撃必殺の鉄砲、といったユニットの種類が決まっており、その中から合戦ごとに6名を選んで、コンビネーションにより優勢勝ちを狙っていく。また、軍勢の強さと、軍勢の人数の多さ、武将個人の強さが分かれているため、合戦に備えて優秀なユニットの兵士数を増やすと共に、屋内のイベント戦に備えてダンジョンに通い、武将個人のレベル上げをする必要もある。

周回の利用も特徴的で、最初の一周はストーリーが選べないが、再スタート時からは進攻の順番、イベントの進め方によりメインヒロインが変わり、大筋で4種類以上のシナリオが楽しめる仕様となっていた。また、寄り道イベントの強敵の討伐、レアアイテムの入手、武将の個別イベントの完遂(キャラクリ)などが、クリア時に「得点」として評価される仕組みで、得点に応じて再スタート時に有利な特典が選べるため、主なやり込み要素となっている。

シナリオは、我がままな主人公が敵の城を乗っ取り、姫や現地の女をその場で凌辱する一方、大名や武将は男女に関わらず捕虜にして、牢に入れていく流れである。彼らのイベントを見るには、武将として召し抱え、戦闘参加やアイテムで信頼度を上げ、ADV風の会話イベントをこなしていく必要がある。その際、ほとんどの女武将はHシーンを含んでいる。

世界観はファンタジーながら、戦国から安土桃山にかけての日本がモチーフとなっており、織田信長、徳川家康、武田信玄といった大名が実名そのままで登場することが多い。しかし上杉謙信が女の子だったり、伊達政宗が目玉の妖怪だったり、毛利の三兄弟がメイド服の三姉妹だったりと、考証は緩く、全体的にコミカルな雰囲気である。

ランスシリーズは『アリス2010』(2009年)に収録された2作目のリメイク『ランス02』を挟み、『ランス・クエスト』(2011年)が続いている。また、地域制圧ゲームとしては『大帝国』(2011年)が続いている。関連商品は設定資料集、小説版、コミック版上杉謙信フィギュアなど。

個人的な印象としては、非常に自由度が高く、ボリューム感があり、ゲーム性に優れた作品である。特にやり込み要素の得点システムがよく出来ていて、手間をかけるほど周回スタート時に高性能なチートアイテムが選べるため、難易度の高いイベントを起こすのに熱が入る、中毒性の高いSLGである。音声がないのは寂しいが、シナリオは奥行きがあり、ビジュアルのクオリティも高い。

また、上杉謙信や山本五十六といった、女性化した歴史上の人物が大人気を博したことから、後に一般的になる「武将萌え化」の火付け役といえるだろう。美少女ゲームのみならず、一般のラノベやTVアニメにも大きな影響を与えたと考えられる。


公式HP
http://www.alicesoft.com/rance7/
ランスワールドノート【公式】
http://www.alicesoft.com/haniwa/rance/series/post-19.html


調査担当

『Rance VI -ゼス崩壊-』 概要

ランス6ランス6
ランス6
ランス6

©2004 ALICESOFT
Rance VI -ゼス崩壊-  (アリスソフト)

・2004年08月27日 Windows用 DVD-ROM版 【Amazon】【駿河屋
・2009年03月19日 Windows用 DVD-ROM 廉価版 【Amazon】 【駿河屋
・2011年11月25日 DL販売開始 【DMM】【Gyutto】【DL.Getchu】【DLsite

00年代中頃の作品で、鬼畜な冒険者の活躍を描くアダルトRPG。『ランス5D』(2002年)に続く、Ranceシリーズの通算9作目。

(あらすじ) 主人公のランスは、並外れた実力を持ちながら、スケベで尊大、自分勝手な冒険者である。前作の後、冒険依頼を受けて訪れたのは魔法王国ゼス…魔法を使えない者が差別され、奴隷のように扱われ、遊び感覚で殺される歪んだ国だった。些細なトラブルから奴隷観察場に放り込まれたランスは、レジスタンス組織「アイスフレーム」の手引きで脱出し、弱体化していた同組織を裏から乗っ取り、抵抗活動を名目に、美女との一発を狙って様々な依頼をこなしていく。

ゲームシステムは、これまでのシリーズと全く異なり、ミッション選択型のRPGである。レジスタンス拠点を基本画面にして、提示されたイベント一覧の中から、冒険依頼や会話イベント、セックス、新技の習得などを選んでこなしていく。この際、蟹玉、猿玉、鷲玉と呼ばれる3種の玉を消費するので、シナリオ進展や味方の強化のため、任務とは別にダンジョンに通い、玉を集めなければならない。

自由移動によるマップ探索は、ダンジョンの中だけである。古いRPGで見かける3D視点での探索だが、実際に3Dモデリングを使っているため表現が立体的で、ダンジョンは細かな昇り降りを駆使した三次元的な構造になっているのが特徴である。また、マップ制覇率や冒険功績、女の子モンスターの捕獲など、ダンジョン毎に豊富なやり込み要素が用意されていた。

戦闘は、ターン制のコマンドバトルである。パーティは最大6人だが、16人の中から途中入れ替えが出来るのが大きな特徴となっている。メンバーそれぞれに「SP」と呼ばれる気力値があり、戦闘の参加回数が制限されているため、長い探索に備えて先発メンバー、中継ぎ、対ボス戦用など、役割分担を決めて戦力を温存したり、節約して粘り強く探索する点が戦略要素となっている。

育成に適度な自由があるのも魅力である。会話イベントやプレゼントによる親密度ボーナス、武器防具の購入・強化、ドロップアイテムのアクセサリー、パラメータ上昇アイテム等の強化要素がある。更に仲間が女の子の場合、ランスとHすることで才能限界(LV上限)がアップする。このため、初期メンバーでも手間と資金、アイテムを集中すれば長く使うことができる等、育成の優先度によってパーティに個性が生じていく。

シナリオは、従来通りの粗暴で欲望に忠実な主人公が、レジスタンスの一隊長となり、世直しを口実に銀行を襲ったり、高官の娘とのセックスを狙ったり、ご褒美目当てに賊を退治していくコミカルな展開である。それと同時に、ゼスの上層部やテロ組織、魔人の勢力の思惑が交錯するシリアスな状況も描かれ、楽天的で軽はずみなランスの行動をきっかけに、物語は世界を揺るがす重大な事態に発展していく。

アダルト要素は、主人公による強引なセックスが中心である。立場を利用して味方に迫るパターン、敵におしおきするパターン、救出した相手から強引にお礼をもらうパターンなど、シチュエーションは様々で、底なしの精力で相手をヘロヘロにしていく。また、敵による一般人への陵辱も多数あり、今回は特に凄惨で暴力的なシーンが多い印象で、以後のシリーズにも引き継がれている。

公式通販の特典としてデータCDが付属し、『大悪司』の岳画殺が登場する等のオマケ要素を備えていた。続編は『戦国ランス』(2006年)、『ランス・クエスト』(2011年)、『Rance IX -ヘルマン革命-』(2014年)、『Rance X -決戦-』(2018年)が続いている。

個人的な印象としては、アダルトゲームである前にRPGとして優れた作品で、豊富なやり込み要素、クオリティの高いビジュアル、重厚なシナリオ、長大なボリュームが揃い、非常に充実した大型作品である。アダルトRPG自体が希少な時代に、中毒性のあるゲーム性で存在感を放った超一流作品だった。難点としては、一部に過激で凄惨な性暴力、グロテスクな表現を含むため、耐性のない方は注意が必要である。


公式HP
http://www.alicesoft.com/rance6/
ランスワールドノート【公式】
http://www.alicesoft.com/haniwa/rance/series/post-20.html
PV



調査担当

『ランス5D ひとりぼっちの女の子』 概要

rance5d00rance5d01
rance5d02
rance5d03
©2002 ALICESOFT
ランス5D ひとりぼっちの女の子 (アリスソフト)

・2002年10月25日 Windows用 CD-ROM版 【Amazon】【駿河屋
・2014年06月27日 ダウンロード販売開始 【DMM】【DL.Getchu】【Gyutto】【DLsite

00年代序盤の作品で、鬼畜な戦士の冒険を描くミニRPG。『鬼畜王ランス』(1996年)に続く、ランスシリーズの通算8作目で、定価は2800円(税抜)のロープライスだった。

タイトルは企画コードの「ランス5A」「5B」「5C」が、いずれもボツになった事に由来する。実質的に「ランス5」にあたる作品だが、資料によっては「4.2」と「5D」に間に、未発表の「ランス5」があるとされている。

(あらすじ) 主人公ランスは、美女とのセックスの為なら手段を選ばない、鬼畜な冒険者である。奴隷のシィル、人工生命体あてな2号を連れ、とある迷宮の探査をしていたランスは、出口を探してさまよう内に、和風の妖怪達が暮らす不思議な城下町に辿り付いた。城に住む訳ありな美女「リズナ」に頼まれ、彼女の処女を条件に、怪しいお願いを叶えてあげるランスだが…?

ゲームシステムは独特なRPGで、ルーレットやサイコロなど乱数要素を使ったRPG要素と、探索ADV風の謎解き要素の組合せである。セーブは自動セーブのみとなっている。

ダンジョンはマップがなく、巨大なルーレットで緑色に止まればシナリオ進行、橙色が出ればザコ敵と戦闘、黄色が出れば宝箱、といった具合に、ルーレットの出目によって次の展開を決定していく。戦闘は6面ダイス中心で、1~6の数字の一つ一つに「攻撃」「防御」といったコマンドが割り当てられており、ターン毎にサイコロを振って殲滅を目指していく。

ただし、全くの運任せという訳ではなく、ルーレットの出目を調整して進行を早めたり、コマンドの割り当てを編成することができる点が戦略要素となっている。アイテム類は豊富で、女の子モンスターを仲間にできるなど、ミニRPGにしては高い自由度を備えていた。

街中は探索ADV風で、井戸、城門、長屋といった場所を繰り返し巡り、人々と会話したり、怪しい箇所を調べたりする中で重要アイテムを入手し、イベントを進展させていく流れである。

シナリオは、従来通りのワガママな主人公が、適当な嘘で騙したり、立場を利用して女の子に悪戯を仕掛けていくコミカルな展開である。男や妖怪は容赦なく殺す酷薄さが目立つ一方、セックスは和姦傾向が強い。レギュラーメンバーは運勢占い大好きコパンドン、レア女の子モンスターの復讐ちゃん、騙されやすい金髪の和服美人リズナが初登場している。

続編は大作RPGの『Rance VI -ゼス崩壊-』(2004年)。以後、『戦国ランス』『ランス・クエスト』『Rance IX -ヘルマン革命-』と大型作品が続いていく。

個人的には、頭身が低く柔らかい雰囲気になったビジュアルと、ラップ入りで和風感も取り入れた軽快なBGMが印象的だった。ゲーム性も奇抜ながら丁寧な仕上がりである。シナリオは短いが、ロープライスの中でも安い価格だったことを考慮すると、かなり充実した内容だったといえるだろう。


公式HP
http://www.alicesoft.com/rance5d/

ランスワールドノート【公式】
http://www.alicesoft.com/haniwa/rance/series/post-21.html

PV



調査担当

『鬼畜王ランス』 概要

kitikuo00kitikuo08
kitikuo07kitikuo05
©1996 ALICESOFT
鬼畜王ランス (アリスソフト)

・1996年12月19日 Windows95用 CD-ROM 初期ロット版
・1997年02月**日 Windows95用 CD-ROM 豪華版
・1997年04月**日 Windows95用 CD-ROM 普及版
・2006年09月**日 配布フリー宣言

90年代中頃の地域制圧型シミュレーションゲーム。『Rance』シリーズの番外編で、長大なボリュームとやり込み要素を誇り、数年をまたぐ大ヒット作となった。

(あらすじ)『ランスⅣ』の後、盗賊の首領となって面白おかしく暮らすランスだったが、ヘルマン軍の不意打ちに遭い、大切な奴隷シィルが捕われてしまった。復讐を誓ったランスは、やむなくリアと結婚してリーザス国王となり、またたく間に内乱を鎮圧し、立ち塞がる勢力や都市を制圧して、各国の美女達を獲得し、夜伽のコレクションに加えていく。

シナリオは、「もし、ランスが王様になったら…?」というifストーリーになっており、シリーズの本線から逸脱したパラレルワールドである。しかし、後のシリーズの舞台となる魔法王国ゼスやJAPAN、ヘルマンのマップもあり、各国の主要人物の原形が登場するなど、ランスの世界観を前倒しに、大雑把に完成させたような印象である。

ゲームシステムは戦略SLGの一種で、マップ上の街を1つ1つ制圧し、領土を拡大していく流れである。それと同時に、街の住人や元敵将たちをイベントを進めることで獲得し、ハーレムと配下の武将を充実させていく。一般的な戦略SLGに比べると、内政的なコマンドは簡素で、各キャラクターとの特殊イベント探しに比重が高い印象である。

戦闘は最大4対4のコマンドバトルである。各ユニットには、率いる軍勢の数、攻撃力や防御力といったパラメータの他、武将個人の強さやHP、特殊能力、必殺技が別にあるのが特徴的である。普通は軍勢の人数と攻撃力による力押しだが、「戦闘域」という制約要素や、一般人ではダメージを与えられない「魔人」の存在があるため、時には必殺技を使って武将を直接狙ったり、「作戦」や地形効果、装備品、特定の武将ペアによる補正を活用したり、といった戦術が求められる。

他国との戦争と別に、ダンジョン探索要素もあり、1ユニットを派遣して装備品や重要アイテムの獲得を目指していく。ダンジョンは計27つである。

配下になるユニットは51人、ハーレムに入る女性は50人で、登場するキャラクターは、端役も含めると200人近い。エンディングは6種類ほどあり、その際に女性キャラクター66名の「幸福」「不幸」判定が下る。これは後の「キャラクリ」にあたる仕組みで、中にはランスが全く関わらなかったことで幸福になる女の子も存在する。一度のプレイで全ての仲間を獲得し、イベントをコンプリートするのは不可能で、繰り返しプレイが必要な重度のやり込みゲームとなっている。

アダルト要素は、基本的に1人あたりCG1枚である。1つ1つの描写は短いが、とにかく数が多いので、全体の中での比重は高めである。ランスが相手の弱みを握り、取引や脅迫で寝室に呼び出し、無抵抗な相手に好き放題するケースが多い。それに相手から迫ってくるケースが続き、一部にランスがお仕置きとして強姦するケース、モンスター達による陵辱シーンなども含まれている。

人気の割に生産数が少なかった為、発売から数ヶ月間にわたって全国的な品切れ状態が続いたようだ。シリーズは『ランス5D -ひとりぼっちの女の子-』(2002年)、『Rance VI -ゼス崩壊-』(2004年)…と続いている。関連商品は設定資料集山本五十六フィギュアなど。

後の『大悪司』(2001年)、『大番長』(2003年)、『戦国ランス』(2006年)などに繋がる、地域制圧型SLGの一作目である。個人的な印象として、非常に自由度が高く、アダルトゲームとしては空前のボリュームとやり込み性を備えた作品である。世界観は重厚で、ビジュアルは丁寧、シナリオは続きが気になり、ノリノリのBGMも小気味良い。業界の主流と距離を置き、孤高のジャンルを開拓した作品だった。


ランスワールドノート【公式】
http://www.alicesoft.com/haniwa/rance/series/post-22.html


調査担当

『ランス4.2 -エンジェル組-』 概要

ランス4.2ランス4.2
ランス4.2ランス4.2
©1995 ALICESOFT
ランス4.2 -エンジェル組- (アリスソフト)

・1995年12月08日 Windows3.1/ PC-9821/ FM-TOWNS兼用 CD-ROM版
・1997年05月**日 PC-9801用 3.5インチFD版
・2006年09月**日 配布フリー宣言

90年代中頃の作品で、スケベで横柄な冒険者の活躍を描くミニRPG。ランスシリーズの6作目。二部作の後編にあたり、前編の『ランス4.1 -お薬工場を救え!-』も同時期に発売されている。

前作の『ランス4.1』にて、工場の地下で召還ちゃんを倒し、依頼を果たしたランス一行だったが、事件の背後には「エンジェル組」と名乗る謎の組織の暗躍があった。敵の女幹部を捕らえ、拷問を口実にHな行為でいたぶり、エンジェル組のアジトを聞き出したランスは、追加の報酬を目指して再び探索を開始する。

ゲームシステムは前作と共通で、固定画面の2Dマップ上を歩き回り、立ち塞がる敵を倒し、障害となる仕掛けを解いていくミニRPGである。前作と異なる点として、エロ坊主の言裏、カード使いのキサラが仲間に加わり、最初から最後まで4人パーティとなった。

ストーリーは、鬼畜な主人公が組織のアジトに乗り込み、男は片っ端から殺していく一方、女幹部や非戦闘員の女の子、女の子モンスターは捕まえて、Hなお仕置きをしていく流れである。陵辱傾向が強く、一部にSMや浣腸、輪姦といったプレイを含んでいた。

シリーズは『鬼畜王ランス』(1996年)、『ランス5D』(2002年)、『ランスⅥ』(2004年)、『戦国ランス』(2006年)…と続いている。

個人的には、『4.1』と比べると謎解きは難解になり、イベント戦の敵は手ごわく、隠し要素も豊富で、ややゲーム性が増している印象である。シリーズの本筋からすると、話の規模が小さい寄り道的なストーリーなので、プレイしなくても歴史的な流れへの理解は支障が少ないだろう。


ランスワールドノート【公式】
http://www.alicesoft.com/haniwa/rance/series/post-24.html


調査担当

『ランス4.1 -お薬工場を救え!-』 概要

ランス4.1ランス4.1
ランス4.1ランス4.1
©1995 ALICESOFT
ランス4.1 -お薬工場を救え!- (アリスソフト)

・1995年12月01日 Windows3.1/ PC-9821/ FM-TOWNS兼用 CD-ROM版
・****年**月**日 PC-9801用 3.5インチFD版
・2006年09月**日 配布フリー宣言

90年代中頃の作品で、鬼畜な冒険者を主人公にしたミニRPG。ランスシリーズの5作目で、二部作の前編にあたり、後編にあたる『ランス4.2 -エンジェル組-』が間もなく続いている。定価は4800円のミドルプライスだった。

前作『RanceⅣ -教団の遺産-』(1993年)の後、遊び呆けて金が無くなったランスは、一攫千金を狙って大きな仕事を引き受けた。大企業「ハピネス製薬」の依頼で、工場の地下にできた洞窟に入り、モンスターが発生する原因を探って破壊して欲しいというのだ。人工生命体あてな2号をお供に、ランスの鬼畜な冒険が再び始まる。

ゲームは単一ダンジョンを探索するRPGである。固定画面の2Dダンジョンをコマンド操作で歩き回り、オートマッピングで(あてな2号の)手書き風地図を完成させていく。途中、毒ガスやモンスターの妨害などで進めない箇所があるので、怪しい場所を探索したり、地上を行き来したりで重要アイテムや情報を入手し、1つずつ問題を解決していく謎解き部分が主なゲーム要素となっている。

シナリオは、我侭でスケベな冒険者の主人公が、大金を目指してダンジョンを攻略すると同時に、製薬会社の受付嬢や研究者、競争相手となる女冒険者に目をつけ、セックスする隙を窺っていく流れである。シリーズで初めて、真面目な奴隷シィルが相方を離れ、頭のゆるい人工生命体あてな2号がパートナーを務めている。また、準レギュラーとして女好きの僧侶「言裏」、カード使いの「キサラ」が初登場している。

立ち絵がない代わりに、目の粗いドット絵の姿が頻繁に登場するのが独特で、会話シーンやアクション、情景描写に使われている。ちなみにいかにも動きそうだが、全て静止画である。

他にも風変わりな点があり、一応はレベルアップありのRPGなのだが、敵は固定配置で、レベル上げの必要もなく、育成要素には比重がない。HPと体力のゲージが別々になっている点も奇妙である。攻撃を受けると両方削られ、HPが減ると怪我が重くなり、体力がなくなると気絶する。どちらかが0になれば戦闘不能である。

続編の『ランス4.2 -エンジェル組-』とストーリーが繋がっており、合わせて一本の作品といえる。シリーズは『鬼畜王ランス』(1996年)、『ランス5D』(2002年)、『ランスⅥ』(2004年)…と続いた。

個人的な印象としては、デフォルメや手書き風の演出が多用されており、過去作と比べて、ゆるくコミカルな雰囲気が目立ってきている。作風はボリューム的に小粒で、色々なアイデアが十分に煮詰めないまま詰め込まれている印象である。アリスソフトらしい、あけっぴろげで実験的な小作品といえるだろう。


ランスワールドノート【公式】
http://www.alicesoft.com/haniwa/rance/series/post-24.html


調査担当

『RanceⅣ -教団の遺産-』 概要

rance4_00rance4_02
rance4_05rance4_01
©1993 ALICESOFT
RanceIV -教団の遺産- (ALICESOFT)

・1993年12月11日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM版
・1997年04月04日 Windows3.1用 CD-ROM版
・1997年04月04日 Windows95用 CD-ROM版
・2003年04月11日 配布フリー化宣言

鬼畜な英雄の活躍を描いたダンジョン探索RPGの4作目。アダルトゲーム初となるインストール環境必須の「ハードディスク専用ゲーム」としても名高い。

前作『RanceⅢ -リーザス陥落-』(1991年)で光の神の怒りを買った戦士ランスと奴隷シィルは、天空に浮かぶ大陸イラーピュに飛ばされてしまう。大陸にある唯一の街を拠点に、地上へ降りる方法を求めて古代遺跡の探索を進める二人。同じ頃、遺跡内では敵対的なヘルマン帝国の一団が、遺跡に秘められた闘神都市の力を求めて調査を始め、リーザス王国からはランス救出隊が派遣されようとしていた…。

ゲームシステムは、様々な仕掛けを凝らしたダンジョンの謎を解き、キーアイテムを入手することで物語が進展していくストーリー重視のRPGである。ダンジョン内は前作のスクロールありの2D表示から、再びⅡのような縮小マップでカーソルを移動させていく形式となり、小部屋に入った時だけ拡大2D表示という変わった仕様である。操作感は悪いものの、全体は把握しやすい。

戦闘は前作と同じ、2D俯瞰型でキャラ毎に移動を指示していく、シミュレーションRPG風の集団戦である。雑魚とエンカウントする度にこれをこなさなければならない。しかし、主人公ランスを含めて全自動への切り替えが可能で、自動時のコマンドを編集できるのも特徴的である。味方は最大5人の自由編成となった。

新奇な点として、ダンジョン内は時間経過があり、毎日午後8時になると宿へ強制帰還させられ、翌日は同ポイントから進行できる休憩システムが取られている。宿では体力が回復できる他、「魔法ビジョン」にて本編と無関係な告知やドラマを見るオマケ要素、女の子を選んで部屋に連れ込むアダルト要素を備えていた。

シナリオ面では、従来通りの傍若無人な主人公が、美女とのセックスを目当てに冒険を繰り広げるシュールなギャグストーリーである。同時に、聖魔教団や闘神都市の設定が登場し、世界を揺るがす重大な局面がシリアスに描かれ、教団の生き残り、ヘルマン、リーザス、ランス一行の思惑が交錯する壮大な叙事詩に発展していく。レギュラーメンバーでは人工生命体「あてな2号」や騎士娘「サーナキア」が初登場している。

アダルト要素はランスが街の住人やパーティメンバーにHなイタズラをするケース、助けた女の子にお礼してもらうケースなど様々である。他にオマケ要素として、戦闘中に女の子モンスターを弱らせて「襲う」ことで見られる陵辱CG、完成するとHなCGが回収できる鏡の破片などがあり、やり込み要素となっていた。

発売後ほどなく、設定資料やボツ原画、ミニゲーム、BGM集などを収録した『ランス4オプションディスク』が通販されている。続編はミニRPGの『ランス4.1/ランス4.2』(1995年)、番外編のSLG『鬼畜王ランス』(1996年)、再びミニRPGの『ランス5D』(2002年)が続き、大作RPGに戻ったのは10年以上経った後の『ランスⅥ』(2004年)からだった。

個人的な印象としては、まずビジュアルのクオリティが大きく向上したのに好感が持てる。システムで風変わりな所が多く、快適にプレイするには実験的すぎる気がするが、入り口が違う別のダンジョンが内部で繋がり、巨大な複合ダンジョンになっていく点は面白い。シナリオ性、オマケ要素も充実し、アダルトRPGの定番といった風格の大作RPGに成長している。


ランスワールドノート
http://www.alicesoft.com/haniwa/rance/series/post-25.html

調査担当

『ランス03 リーザス陥落』 概要

rance03_00rance03_01
rance03_02
rance03_03

©2015 ALICESOFT
ランス03 リーザス陥落 (アリスソフト)

・2015年08月28日 Windows用 DVD-ROM版
・2015年08月28日 ダウンロード販売開始 【DMM】【DL.Getchu】【Gyutto】【DLsite

10年代中頃の作品で、鬼畜な英雄の冒険を描くファンタジー系のRPG。1991年の『RanceⅢ -リーザス陥落-』のフルリメイク作品であり、『ランス01 光をもとめて』(2013)、『ランス02 反逆の少女たち』(2009)の続編。

前作からしばらく経った頃、ランス01の舞台となったリーザス王国では大事件が起こっていた。城内に突如現れた隣国へルマンの大軍により、王都が占拠されてしまったのだ。リア王女直属の忍者かなみは、王女から重大な任務を託され、陥落寸前の城から命からがら脱出、リア王女の信頼の厚い冒険者ランスの元へ向かう。ところが当のランスは王家に伝わる聖剣、聖鎧を生活費のために売り払ってしまっていて…?

システムは『ランス01』の流れを汲む独特な形式のRPGである。移動先を選択するマップ画面は1991年のオリジナル版と同じだが、ダンジョン内はカードをめくっていくコース選択型、戦闘画面は移動のないコマンドバトルとなった。パーティメンバーの編成も自由になったが、メンバーそのものではなく、メンバーのスキルを選んでコマンドメニューを編成する点が特徴的で、ダンジョンや敵の特性に合わせて様々なスキルを組み合わせていく所が戦略要素である。

シナリオの流れはオリジナル版の通りで、わがままで女好きな冒険者の主人公が、仕事にかこつけて女の子に襲い掛かったり、強引に「お礼」をしてもらったりしている内に、国家間の戦争や魔人の陰謀が絡むシリアスな展開に巻き込まれていく。一方で簡素だったエピソードや人物が深く掘り下げられたり、前後の作品の登場人物がゲスト的に登場していたりと、細部では異なっている場面が多い。中世ファンタジー風の世界観が土台ながら、とぼけた設定が多く、作風はシュールでコミカルなのがシリーズを通しての特徴となっている。

20年以上の伝統を破り、シリーズで初めて登場人物に声があてられ、主人公以外はフルボイスとなった。

アダルトシーンは多めで、主人公が強引に迫る場合が多く、その巨根と底なしの精力で女の子達をヘロヘロにしていく。また、敵によって味方の女の子が陵辱されるシーンにも比重があり、オリジナル版よりもハードで凄惨な描写になっている印象である。他に女の子モンスターを捕獲した際に見られるCG、特殊なHシーンが見られるラレラレ石などがあり、非アダルトの「鏡の破片」や特殊スキルの収集と合わせてやり込み要素となっていた。

関連商品に『アリスサウンドアルバム vol.28 ランス01 & ランス03』があり、ダウンロード販売にも対応している。


『ランス03 リーザス陥落』 公式サイト
http://www.alicesoft.com/rance03/ 



調査担当

『ランス01 光をもとめて』 概要

rance01_00
rance01_01rance01_03rance01_06
rance01_05rance01_02rance01_04

©2013 ALICESOFT
ランス01 光をもとめて (アリスソフト)

・2013年09月27日 Windows用 DVD-ROM版
・2013年09月27日 ダウンロード販売開始 【DMM】【DLsite】【Gyutto】【DL.Getchu

人気RPGシリーズ『ランス』の原点となった『Rance -光をもとめて-』(1989)のリメイク作品。アダルトゲームとしては例のない24年を経てのリバイバルが話題となった。

緑の服と大きな口がトレードマークの冒険者「ランス」は、新米ながら我がままで尊大、弱い者にも容赦なし、可愛い女の子をヤることで頭が一杯の鬼畜戦士である。所属ギルドから行方不明のお嬢様「ヒカリ」の捜索を依頼されたランスは、リーザス王国の城下町を舞台に情報を集めつつ、隙を見て女の子達を次々に犯していく。

システムの根幹であるコマンド選択式はオリジナル版と変わらず、日常は「口 → ヒカリの事を聞く」「攻 → 女の子を襲う」といった形で進行していく探索ADVである。一方戦闘パートは一新されていて、手持ちの武器や盾、アイテムをカジノ風のコインに見立て、相手の強さに合わせてBETしていく変わった形式である。パーティはランス1人だが、装備品ごとに冷却時間が必要なため、アイテム枠の編成やどの順に使用するかで戦略性が求められる。ダンジョンも変わっていて、マップの代わりに5枚のカードの中から1枚を引いていくコース選択式である。

シナリオの序盤は傍若無人な主人公が盗賊団を退治したり、女の子のお願いを叶えて強引に「お礼」をいただいたり、特殊なアイテムで隙をついたりといった展開が中心である。Hシーンは陵辱がメインだが、雰囲気は明るく、シュールな世界観を中心としたギャグタッチの作風である。新解釈で多くのエピソードが掘り下げられている他、主人公以外によるハードで陰惨な陵辱描写もパワーアップしており、クライマックスを盛り上げる演出となっている。

普通にプレイしていると大半のHシーンを見逃してしまうため、様々なコマンドを試す必要があり、やり込み要素となっていた。パッケージ版は定価5040円、ダウンロード版4800と低価格帯で、シナリオは短めである。また、シリーズの伝統でボイスは一切使われていない。

続編として、同じく過去作のリメイクとなる『ランス03 リーザス陥落』(2015)が続いている。また、OVA版も2014年からシリーズ化している。

個人的な印象としては、中ボス戦や女の子モンスターの捕獲に苦労するため、色々と工夫が必要になり、レベルアップの楽しみが大きく、小規模作品としては充実した内容に感じた。また、「かなみ」「リア王女」「美樹」「レベルアップ神」など、後のシリーズでレギュラーとなるメンバーの初登場シーンもファンには見逃せない。


ランス01 光をもとめて 公式サイト
http://www.alicesoft.com/rance01/

調査担当
記事検索
タグ絞り込み検索
調査員プロフィール
80年代半ばに登場した学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
メーカーサイト
一部、これらのメーカーサイト様のWEB素材を各ガイドラインに従い引用しています。このサイトからの二次転用を固くお断りします。

Key公式ページ

FANDC.CO.JP Official Web Site

アージュ公式ページ

アリスソフト公式ページ

Leaf公式ページ

AQUAPLUS公式ページ

エウシュリー公式ページ

オーガスト公式ページ

ねこねこソフト公式ページ

すたじお緑茶公式ページ

Navel公式ページ

CandySoft -オフィシャルホームページ-

みなとそふと公式ホームページ

ま~まれぇど公式ホームページ

リコッタオフィシャルウェブサイト

ぱれっとオフィシャルWEBページ

リリアンオフィシャルページ

TYPE-MOON Official Web Site

Lump of Sugar オフィシャルHP

ensemble OFFICIAL WEBSITE

Purple software 公式WEBサイト

SAGA PLANETS OFFICIAL WEBSITE

PULLTOP オフィシャルサイト

スミレ オフィシャルWEBサイト



広告
decolate_sub_bottom03