title01

古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『Libido7 IMPACT』 概要

libido7impact00libido7impact01
libido7impact003libido7impact005
(過激画像につき一部を加工しています) ©1995 LIBIDO
Libido7 IMPACT (LIBIDO)

・1995年09月21日 PC-9801用 3.5インチFD版 
・1996年05月01日 Windows95用 CD-ROM版
・****年**月**日 Macintosh用 CD-ROM版

90年代中頃の作品で、8人の女の子のアブノーマルな性模様を描くショートシナリオ集。『Libido7』(1994年)の続編で、LIBIDOの4作目。

前作の後、麻雀ゲームを作る計画になっていた奈留たちだったが、作曲もプログラムも全く進んでいなかった。心配する奈留をよそに、のんびり遊んで過ごす千鶴たち。そこへいつもの面々が集まってきて、麻雀ゲームはどこへやら、新たな企画の話で盛り上がってしまう。それは、一人一人のHな体験談を持ち寄り、シナリオにしてアドベンチャーゲームを作る計画だった…。

ゲームシステムはショートシナリオ集だが、形式が変わっていて、部屋の中でくつろいでいる女の子の中から、任意の2人を選ぶことでシナリオが始まる。女の子は8人なので、組み合わせは28パターンとなる。プロローグ、エピローグを含めるとエピソードの合計は30個となる。選択肢やコマンドはなく、純粋な読み物である。時期的に珍しく、AUTOモードとメッセージ速度を変えられる先進的な機能を備えていた。

シナリオは、いきなり性器を露出した状態から始まる極端にアダルト重視な作風である。男性は一切登場せず、当時の通例で設定年齢は低い。冒頭で選択した女の子のうち、ネコ役を担当する方が自らの変態的な性癖を語り、恥部をさらし、愛撫されてレズプレイに発展していくのが基本的な流れとなっていた。

前作に続き、スカトロ要素の比重が高いのが大きな特徴で、どのエピソードにも放尿か脱糞シーンを含んでおり、飲尿や肛門への愛撫といった描写も多い。ディルドーや果物、縄、浣腸注射器といった道具類も好んで用いられる。性器や排泄物は画像処理でぼかされているが、拡散状で目が極端に細かい、アグレッシブで独特な修正方法になっていた。(Win版、Mac版では普通のモザイク)

「オカズウェア」を自称し、突き抜けた発想力で実用性の高さを目指したユニークな作風だが、それ以上に話題にされやすいのが変態的な嗜好である。ファンシーで可愛らしいフォントやデフォルメキャラによる演出、ピンクを多用する明るいタッチのビジュアルに反し、大胆不敵な過激さと汚物が満載の作品だった。

 
公式サイト
http://www.libido.ne.jp/archives/?page=libido7

 

『TEEN』 概要

teen00teen01
teen02teen05
©1995 CUSTOM
TEEN (CUSTOM)

・1995年03月24日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・1998年08月08日 Windows用 CD-ROM版 

90年代中頃の作品で、10代の女の子の性をテーマにしたアダルトアドベンチャー。

主人公「あゆみ」は周囲にも公言している真性レズビアンの学生である。以前は自分を可愛がってくれる「お姉さま」と付き合っていたが、今では可愛い「仔猫ちゃん」を求めて彼女を募集していた。そんなある日、後輩の「愛」からラブレターらしきものを受け取ったあゆみは、舞い上がって内容も聞かず、愛の頼みを引き受けてしまう。愛は彼氏とのセックスのため、不感症を治して欲しいというが…?

システムはコマンド選択型で、移動先に自由がないタイプのADVである。コマンドは主にセックスシーンで登場し、「キス」「愛撫」「アヌスをせめる」といったものを総当りしていく。分岐やゲームオーバーはなく、ゲーム性はほとんどない。場面ごとに細かくタイトルが付けられていて、1シナリオあたり計14個の中の好きなシーンから鑑賞できる点が特徴的である。

シナリオはレズの主人公と好き者の女の子の絡みを描いた「愛ちゃんの憂鬱」と、男1女2で複雑な関係のセックスフレンドが交わる「LAST PARTY」の2本を収録している。アダルト重視な作風で、どちらもセックスシーンが物語の大半を占めている。女の子達が年齢の割に進んでいて、実は過激なプレイを求めている点がエッセンスとなっていた。

卑語やあえぎ声、絶叫といった描写が執拗に続くテキストが独特で、愛液、精液などの汁気の多さと合わせ、当時としては濃い目で大げさな表現が特徴的である。表現規制の緩かった時代で、年齢についても堂々と明言されている。

個人的には、デフォルメの効いたヒロイン達の顔が特に印象深い。元々アニメや漫画の顔はデフォルメされたものだが、この極端に目が大きく、鼻と口が小さく、前頭部の突出した平面的な頭部の美少女は、従来の描き方がエスカレートする形で90年代序盤から流行し、数は少ないがアダルトゲームでも散見されるようになった。


『禁忌 ~TABOO~』 概要

taboo00taboo07
taboo04taboo01
©1995 SUCCUBUS/APPLE PIE
禁忌 ~TABOO~ (サッキュバス/アップルパイ)

・1995年03月17日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 Windows用 CD-ROM版

90年代中頃の作品で、レズビアンの女教師が女生徒達に淫らな調教を施していく育成シミュレーションゲーム。SMをメインに扱った調教SLGとしてはおそらく最古の作品である。

これといった導入部分やプロットはなく、突発イベントもほぼ無い。プレイヤーはサディスティックな女教師となって、ひたすら三人の女の子たちのパラメータを育成し、その反応の変化を楽しんでいくシンプルな展開である。

システムは当時流行していたスケジュール管理型ではなく、対話形式のコマンド選択型である。任意の相手を呼び出し、そのステータスの伸ばしたい項目、補いたい欠点を狙って、会話や愛撫、各種SMプレイのコマンドで女の子をいたぶっていく。女の子が絶頂したり、疲労がたまったり、怒って帰ってしまうと1回の調教終了である。

序盤は女の子の感度や被虐度が低く、態度も反抗的で信頼度や愛情度が下がっていく一方だが、慎重に育てれば徐々に態度が変化し、ある時点から上昇に転じる。うまくいけば主人公を「お姉さま」と慕い、どんなプレイにも悦び、簡単に絶頂するようになる。3人合わせて30回の調教をこなした所でゲーム終了となり、その育成結果が「称号」という形で評価される仕組みになっていた。

また、ヒロイン自身の加虐性、ヒロイン同士の信頼や愛情を示すパラメータがあり、ヒロインに命じて他のヒロインを調教させることができる。気弱そうなヒロインをドSに育て、勝気そうなヒロインを調教させる、といったプレイも可能である。さらに主人公の女教師にも被虐性を示すパラメータがあり、これが高まると生徒にいたぶられて絶頂、といった逆転現象も起こる奥行きを備えていた。

調教SLGという他にも風変わりな点がある作品で、例えばメッセージウィンドウが一切なく、会話のやり取りは音声のみという大胆な仕様である。フルボイスに相当するため、FDの時代としては非常にデータ容量が大きく、インストールにかかる時間などが話題になったようだ。

アダルトシーンはSM要素がメインで、ロープなどによる緊縛シーン、平手打ち、鞭によるスパンキング、ろうそく責めといった描写がある他、選んだ調教場所によっては試験管、マイク、野菜などが使われることがあり、挿入シーンは小ウィンドウ内のアニメーションで描かれている。

続編に『禁忌2 ~Hospital Taboo~』(2000)がある他、関連商品にデスクトップテーマ集がある。

個人的な印象として、ジャンル的に目新しく、ゲームシステムはユニークであり、フルボイスという大きなハードルに果敢に挑んだ作品だったが、所々の欠点が足を引っ張っているイメージである。例えば、肝心のボイスが音割れで聞き取り辛い、攻略はかなりの繰り返し作業になるが、セリフを飛ばせないためストレスが溜まる、コマンド毎のパラメータ上昇効果が把握しづらく、自力攻略には地味で厄介なデータ収集が必要、といったところか。欲張らずに基本部分を洗練していれば…と惜しまずにはいられない。


『Libido7』 概要

libido7_00.png libido7_07.png
libido7_08.png libido7_03.png
©1994 LIBIDO
Libido7 (LIBIDO)

・1994年06月09日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM版
・****年**月**日 Macintosh用 CD-ROM版
・****年**月**日 Windows用 CD-ROM版
・2003年02月28日 Windows用 DVD-ROM 『Libido7 DVD』(リメイク)
・2006年11月17日 Windows用 DVD-ROM 『Libido7 DVD』 廉価版

90年代中頃の作品で、女の子同士の濃厚な絡みを集めたショートストーリー集。「オカズウェア」を標榜した『LIBIDO』の2作目で、大ヒットとなり同社の知名度を飛躍的に高めた。

主人公「奈留」は、イラストが得意で女の子が大好きな女子学生。ある日、ゲームの制作に誘われた奈留は、はじめは乗り気でなかったものの、友人の「千鶴」と姉の「愛美」に嬲られる中で参加が決まってしまう。プログラマーや作曲担当、モデルの女の子との打ち合わせの中で愛を育み、後輩にはオナニーのやり方を実践で教えていく内に、やがて奈留は全員から深く愛されていく。

ゲームシステムは、冒頭で9つのタイトルの中から任意の物を選び、鑑賞していく形式である。選択肢やコマンドのない、純粋な読み物となっている。プロローグとエピローグがあるため、全体で一つの物語になっているが、それ以外の各話は1話1ヒロインで独立性が高く、鑑賞する順番が前後しても問題はない。

シナリオは、女の子とのHに目がない奈留が、様々なアプローチでそれぞれの女の子の衣服を脱がせ、レズプレイに発展していく流れである。プロローグとエピローグでは攻められる一方の奈留だが、各話ではおおむねタチで、巧みな舌と指使い、時にディルドーやロウソク、縄、浣腸注射器を使って絶頂に導いていく。

性行為はソフトだが、ほぼすべてのエピソードに放尿、脱糞などのスカトロ要素があるのが大きな特徴となっている。特に脱糞シーンはエンドカードなどにも採用されており、インパクトが大きい。ただし、大小とも排泄物にはモザイクがかけられていた。登場人物の年齢は明示されており、かなり低年齢のキャラも登場する。

本作の女の子8人による脱衣麻雀の『なる麻雀』(1995年)が続き、続編の『Libido7 IMPACT』(1996年)も大ヒットとなった他、後のLIBIDO作品にも本作のキャラクターがゲスト出演しているようである。

個人的な印象になるが、パッケージから作品内まで徹底したピンク色のイメージ、可愛らしいビジュアルと濃厚で下品なエロスとのギャップ、そしてオール百合、スカトロ、ほのぼのとした緩い世界と、当時としては独特な点の多い作風である。

「オカズウェア」というキャッチコピーについてだが、実用性に特化したいわゆる「抜きゲー」は当時から既にあったものの、通常の作品と明確には区別されておらず、それを言い表す用語も定まっておらず、低質で安っぽい作品というイメージだけがあった。そのため、この謳い文句はオカズ特化型ゲームにプライドをもった珍しいメーカーとして、注目を集める効果が狙えたのかもしれない。用語は移ろったが、抜きゲーが1ジャンルとして意識されるきっかけとなった作品だった。

『Charm』 概要

charm00.jpg charm05.jpg
charm03.jpg charm01.jpg
©1992 ACID PLAN
Charm (ACID PLAN)

・1993年10月10日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版

90年代序盤の作品で、女の子のちょっぴりHな体験を描くオムニバスのショートストーリー集。タイトルはフランス語読みの「シャルム」で、『Charm -シャルム-』と表記される場合もある。

シナリオは胸の大きさに悩む女の子を描いた『私のなやみ・・・・』、女子校内の奔放な実態を紹介する『女子校ってこんなとこ!!』、オタクな女の子がコスプレにはまるまでの道のりを描いた『コスプレってやめられない』、水泳部を舞台に切ない同性愛を描く『あの子はプールの妖精』、アイドル活動の裏側を暴露する『ドキドキシネマ体験』の5本を収録している。

システムはコマンドや選択肢の一切ない純粋なデジタルノベルで、好きな順に鑑賞できる。

主人公はすべて「英理子」で、髪型なども共通することが多い。しかし設定が異なるので、それぞれ別世界の英理子という印象である。英理子がプレイヤーに語りかけるモノローグ風の文体が特徴的で、悩み事や恥ずかしい失敗談、女同士の際どい体験などを赤裸々に語っていく。アダルト要素は主に英理子の露出と自慰シーンで、一部に女同士の絡みがあるものの、軽い接触に終わることが多く、全体的にエロさは控えめである。

続編として『Charm2 ~虹色の風~』(1994)が続いている。

『奈緒美 〜美少女たちの館〜』 概要

naomi03.png naomi04.png
naomi15.png naomi27.png
©1993 FAIRYTALE/F&C co.,ltd.
奈緒美 〜美少女たちの館〜 (フェアリーテール RED-ZONE)

・1993年07月09日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 Macintosh用 CD-ROM版
・1997年01月24日 PC-9801/FM-TOWNS兼用 CD-ROM 『稚恵美・奈緒美』に収録
・1997年02月14日 Windows3.1/95用 CD-ROM版

90年代序盤の作品で、古い洋館に迷い込んだ少女が奇妙な体験を重ねていくホラー系のアダルトアドベンチャー。

大人しい性格の少女「奈緒美」は、下校途中に友人の「ミナ」に誘われ、無人の洋館を訪れる。暗い部屋の中、奈緒美はミナから愛の告白を受けて床に押し倒されるが、その直後に周囲は暗闇に包まれ、部屋の様子も変わり、ミナともはぐれてしまう。何とかミナを見つけて共に館を脱出しようとあがく奈緒美だったが、新たな扉を開く度に夢とも現実ともつかない不思議な出来事が起こり、奈緒美の心にある変化をもたらしていく…。

システムは当時珍しい選択肢分岐型である。『弟切草』(1992)のように多数の選択肢の連続で、その累積結果によっていくつかの結末に収束していく。選択肢は多いが、ボリューム感はないので難易度は低めである。

シナリオは暗く超常的なホラー展開で、大きく分けて2種類のルートがある。一つは同性愛を受け入れるか否かを迫られるルートで、ミナの陰惨な身の上が語られ、アダルトシーンは通常のレズプレイが中心である。もう一つは自分の中にある欲望を受け入れるか否かを迫られるルートで、こちらは鎖に繋がれた少女へのSMプレイが含まれる。

『Premium Collection Vol.1』と銘打たれており、同シリーズとして『稚恵美』(1993)、『美穂』(1994)、『沙也香 〜義母〜』(1994)などが続いている。

独特な雰囲気のある作品で、『沙織 (美少女たちの館)』(1991)からサブタイトルを受け継いでいるが、どこか無邪気で行為はソフトだった沙織と比べ、こちらは暴力や流血、死亡、狂気が描かれており、バッドエンドも多く、ホラーに重点が置かれている印象である。謎は抽象的できっちりと解明される訳ではないため、その辺りも好みが分かれそうだ。

『亜紀子 プレミアム・バージョン』 概要

akikop001.png akikop003.png
akikop008.png akikop022.png
©1993 FAIRYTALE/F&C co.,ltd.
亜紀子 プレミアム・バージョン (フェアリーテール RED-ZONE)

・1993年01月22日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 X68000用 FD版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM版
・****年**月**日 Windows3.1用 CD-ROM版
・****年**月**日 Macintosh用 CD-ROM版
・2001年03月30日 Windows用 CD-ROM 『亜紀子&香奈子 絶叫ダブルパッケージ』にてリメイク
・2009年08月14日 ダウンロード販売開始 【Gyutto】【DL.Getchu】【DLsite】【DMM

90年代序盤の作品で、若い女教師が名高い学園に隠された淫靡な実態に巻き込まれていくアダルトアドベンチャー。フェアリーテール内のブランド「RED-ZONE」のデビュー作である。

ノーブル学園は、表向きはここ数年で有名になった規律を重んじる新設校。ところが、新任の教師「亜紀子」は初日の朝から身体検査と称し、女教頭から淫らなイタズラをされる。異常はそれに止まらず、トイレでは男子生徒から強姦され、部活中の女子生徒たちにも絡まれ、心の奥底にあった願望を引きずり出されるハードな日常が繰り返される。身も心もボロボロにされた亜紀子が取った行動とは…?

システムはコマンド型で、移動先に自由があるタイプのADVだが、ほぼコマンド総当りだけで進行する一本道なのでゲーム性は低く、難易度も低い。

ストーリーは若く豊満な肉体をもった美人教師が、様々なシチュエーションで無理やり犯されていく内に、少しずつ反撃の糸口を掴んでいくシリアスでアダルト重視の作風で、「予感」「戦慄」「目覚め」「逆襲」「完了」の5つの章に分けられている。

アダルトシーンは16箇所もあり、物語の比重のほとんどを占めている。陵辱側のサディスティックな雰囲気や同性愛、放尿、拘束などのアブノーマルなプレイが特徴的だが、直接的な暴力やSM要素は薄い。陵辱される側は嫌がりながらも、快楽の中で我を忘れ、恥ずかしいおねだりをしてしまい、遂には自ら積極的に行為を求めてしまうのがお約束のパターンとなっていた。局部はモザイク風、ぼかし、透明な男性器など多種類の修正方法が併用されている。

直系の続編に『亜紀子 GOLD』(1994)、『AKIKO HARD』(1997)がある他、『奈緒美 〜美少女たちの館〜』(1993)、『稚恵美』(1993)、『美穂』(1994)、『沙也香 〜義母〜』(1994)と似たような作風のタイトルが続き、後に名前シリーズと呼ばれたようだ。派生商品としてOVA版がある。

個人的な印象としては、別ブランドながら『沙織 (美少女たちの館)』(1991)の流れを汲む作品で、コマンドの扱い、セックス描写などで類似点を感じる。沙織と同様にアダルト重視でストーリーは粗っぽいものの、官能小説風のネットリとした描写の連続で、好みに合えば実用性は高かったであろう。

『魔法少女りな』 概要

msrina03.png msrina09.png
msrina20.png msrina43.png
©1992 FamilySoft Co.,Ltd.
魔法少女りな (ファミリーソフト)

・1992年08月06日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版

90年代序盤の作品で、80年代風の魔法少女を題材にしたアダルトアドベンチャー。『魔女っ子クミ』(1991)に続くマジカル・ストーリー・シリーズの二作目。

主人公「りな」は悩めるお年頃。年上の男の子「達也君」に片思いをしているが、幼いために女として意識してもらえず、早く大きくなりたいといじけていた。そんな時、宇宙船の墜落現場に居合わせた事から、不思議な力を秘めた腕輪「パワーユニット」で急に大人の姿になってしまう。宇宙船の持ち主、妖精「ブロン」と相談したりなは、元の姿に戻るために女同士で愛を交わしてくれる人を探すが…?

システムはコマンド型で、移動先にあまり自由がないタイプの探索ADVである。「見る」「話す」「考える」といったコマンドで場面を転換させていく一本道の流れで、難易度は易しい。

別人や男性にも変身できた前作と違い、今回の魔法は好きな年齢と職業になれる。例えば「バイクレーサーになったりな」「アイドルになったりな」といった具合に、容姿はあくまで成長した主人公である。使用目的は緩く、片恋相手の意中の相手が知りたい、家業のケーキ屋の配達が間に合わない、といった個人的で乙女チックな事情で魔法を使っていく。

元の姿に戻るために、毎回必ず女性とレズらなくてはならないのが特徴的で、主人公が襲い掛かる場合もあれば、相手の方から迫ってくる場合もある。行為後、元の姿に戻ったことがバレないよう、相手が疲れて寝入っている内に退散するのがお約束のパターンとなっていた。Hシーンは4箇所で、それぞれCGは2枚、テキストは一切なく、乳首の描写が省かれるなど自主規制を強めた形となった。

女児向けアニメ特有のゆるく甘いロマンチックな雰囲気と、アダルト要素を組み合わせた異色の作品である。個人的な印象としては、アニメーションは前作より減り、Hシーンも淡白過ぎてアダルトADVとしての価値も下がっているが、相変わらずビジュアルのレベルが高く、ストーリーにツッコミ所が多いので退屈はしなかった。

『魔女っ子クミ』 概要

majakkokumi01.png majakkokumi04.png
majakkokumi34.png majakkokumi41.png
©1991 FamilySoft Co.,Ltd.
魔女っ子クミ (ファミリーソフト)

・1991年11月17日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版

90年代序盤の作品で、TVアニメ風の魔法少女をテーマにしたアダルトアドベンチャー。

主人公「クミ」は、好奇心旺盛でイタズラ好きな学生。ある夜、空から落ちてきた不思議な球を拾ったことから、魔法の国の妖精「ポップ」と知り合い、彼の修行の手伝いを頼まれる。その内容は、同じ学校にいる5人の女性の悩みを解消したり、望みを叶えることだった。協力を約束したクミは、どんな人物にも変身できる魔法のステッキを使い、それぞれの問題を解決していく。

システムはコマンド型で、移動先に自由がないタイプの探索ADVである。分岐やBAD ENDもない一本道のシンプルな構造で、難易度も易しい。主に「話す」「見る」「考える」を通して情報を入手し、場面を転換させていく。セックスシーンではマウスカーソルを使った画面内の探索があり、女の子の弱点を見つけて絶頂に導く点が攻略要素となっていた。

シナリオは80年代風の魔法少女アニメが土台となっており、偶然魔法の力を手に入れた主人公が、様々な姿に変身して人々の悩みを解決していく。その際必ずセックスが絡み、例えば部活の先輩女子に憧れる同級生女子には先輩の姿で呼び出してレズプレイ、恋人とのセックスレスに悩む女性教師には恋人(男)の姿でセックス、病弱な子には万能薬の副作用でレズプレイ、といった具合に各エピソードはHシーンで締めくくられている。

この時代としては珍しく、OPや変身シーン、セックス中に現れる小ウィンドウ内などで、大きな動きのある滑らかなアニメーションが所々に盛り込まれていた。

同じ「マジカル・ストーリー・シリーズ」として『魔法少女りな』(1992)が続いている。

個人的な印象として、唐突な展開が多く、悩みの解決方法は場当たり的で違和感があり、ストーリーは粗っぽい。一方、ビジュアル面は当時としてはレベルが高く、随所に工夫が感じられる作品である。また、魔法少女モノのアダルトADVとしては最古かもしれない(未確認)。同ジャンルは後に陵辱モノの定番に変貌していく。

『あぶないてんぐ伝説』 概要

abunaitg 001 abunaitg 041
abunaitg 057 abunaitg 056
©1989 ALICESOFT
あぶないてんぐ伝説 (アリスソフト)

・1989年10月**日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 3.5インチFD版
・****年**月**日 X68000用 FD版
・****年**月**日 MSX2用 FD版
・1992年07月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM 『アリスの館2』に収録
・2003年04月11日 配布フリー化宣言 (アリスソフトアーカイブスなどからDL可能)

80年代末期の作品で、女子生徒を主人公に、奈良での修学旅行中に起こった怪奇事件の謎に迫っていくアダルトアドベンチャー。

主人公「和美」は普通の女子学生。親友の「早苗」は真性のレズで、和美に熱烈な好意を寄せているが、和美はノンケのため一線を引いている状態である。修学旅行先の旅館の一室で、天狗に襲われたという女生徒を発見した二人は、翌日訪れた寺に天狗伝説があることを聞きつけ、寺に隠された秘密に迫っていくが・・・?

システムはコマンド選択型で、移動先に自由があるタイプの探索アドベンチャーである。第1部~第3部に分けられていて、シナリオは一本道だが、寄り道のオマケ要素が非常に多く、和美が襲われて終了するバッドエンドもあった。

第1部は、和美と早苗のコンビが招かれた部屋へ遊びに行くため、宿泊先の旅館内を深夜に歩き回る展開で、各部屋で行われている枕投げ、宴会、テレビゲームに参加したり、レズの絡み合いを目撃したりしていく流れである。第2部は旅行先の寺の境内を巡り、天狗伝説に関する情報を集めていく。第3部は再び旅館で、主人公が幼馴染(男子)との恋愛や、親友との関係に悩みつつ、天狗の謎に辿り着いてしまう、ややシリアスな展開となっていた。

先に述べた通り、寄り道要素が非常に多く、クリアには関係ないが、女の子の自慰や入浴シーン、営みを目撃したり、親友に襲われたりといったミニイベントが至る所に仕掛けてある。また、ミニゲームとして脱衣クイズと脱衣ブラックジャックが楽しめる演出がシナリオ中に登場する。本編中の描写も合わせて、アダルト要素はかなり多い。

ベースはミステリードラマ風だが、怪事件の謎を追う推理物というより、乱れた修学旅行の賑やかな雰囲気を楽しむ方に比重が高いように感じる。主人公達のとぼけた掛け合い、豊富に用意された「謎の行動」コマンドによるシュールな演出など、コミカルな面でも評価が高いようだ。

記事検索
タグ絞り込み検索
調査員プロフィール
パソコンの登場と共に生まれた学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
メーカーサイト
一部、これらのメーカーサイト様のWEB素材を各ガイドラインに従い引用しています。このサイトからの二次転用を固くお断りします。

Key公式ページ

FANDC.CO.JP Official Web Site

アージュ公式ページ

アリスソフト公式ページ

Leaf公式ページ

AQUAPLUS公式ページ

エウシュリー公式ページ

オーガスト公式ページ

ねこねこソフト公式ページ

すたじお緑茶公式ページ

Navel公式ページ

CIRCUS公式ページ

CandySoft -オフィシャルホームページ-

みなとそふと公式ホームページ

ま~まれぇど公式ホームページ

リコッタオフィシャルウェブサイト

ぱれっとオフィシャルWEBページ

リリアンオフィシャルページ

TYPE-MOON Official Web Site

Lump of Sugar オフィシャルHP

ensemble OFFICIAL WEBSITE

Purple software 公式WEBサイト

SAGA PLANETS OFFICIAL WEBSITE

PULLTOP オフィシャルサイト

スミレ オフィシャルWEBサイト



広告
decolate_sub_bottom03