title01

古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『同級生~Another World~』 概要

dqsaw00dqsaw03
dqsaw02dqsaw04
©2016 DMM GAMES
同級生~Another World~ (DMM GAMES)

・2016年08月06日 事前登録開始
・2016年09月13日 Android版 サービス開始  【DMM
・2016年11月15日 PC版(Windowsのみ) サービス開始 【DMM】 

10年代中頃にオープンしたアダルトソーシャルゲーム。ポーカーをモチーフにしたカードバトルRPGで、90年代に一世を風靡した『同級生』『下級生』シリーズのヒロイン達が登場する。

基本プレイは無料で、ガチャや行動力回復、敗退時の復活などに使える消費アイテム「ダイヤ」、そして期間限定ガチャが有料である。

主人公(名前は任意)は弥生学園の学生。ナンパが大好きで、先負学園や八十八学園、卯月学園、頼津学園でも噂される有名人である。ふとしたことで、自分の運命が記された「未来日記」を目にした彼は、内容を都合よく書き換え、現実世界に「ネジレ」を生じさせてしまった。それにより、本来ある筈だった女の子との出会いが、不思議な力で妨害されてしまう危機に陥る。主人公は可愛い女の子達と青春の思い出を作るため、「夢仙人のユメコ」と協力し、ネジレを退治していく。

ゲームシステムはソシャゲ系のカードバトルRPGの一種で、ガチャで集めたカードから7枚を選んでデッキを作り、時間経過で回復する「AP」を消費してミッションをこなし、獲得したボーナスでデッキを強化していく流れである。対人要素の「アリーナ」も備えている。

特徴的なのは、戦闘で手札となるカード一枚一枚に「スペードの10」「ハートのQ(クイーン)」といった具合に、トランプ風の役割が与えられている点である。プレイヤーは配られた5枚の手札の中で、要らないカードを捨て、「ワンペア」「スリーカード」「フラッシュ」といったポーカーの役を目指していく。要らないカードを役なし(ブタ)で場に出せば通常攻撃、役付きなら強攻撃となる。ポーカーそのものではなく、ポーカーをモチーフにしたカードバトルといえる。

アダルト要素はカード1枚につき1つで、プレゼントなどで好感度をMAXにした時に発生する。CG1枚にテキストが添えられたADV風で、動きや音声はない。『同級生』『同級生2』『下級生』『下級生2』のヒロイン達が原作に近い設定で登場している他、竹井正樹氏デザインの新規キャラクターも1人加わっている。

個人的な印象として、カードバトルに戦略性があり、育成要素が複数あり、ゲーム性はそれなりである。また、ネイティブアプリのため動作は軽快で、イベントの頻度も高い。気になるのはオリジナルとの画風の違いで、人によっては抵抗を感じそうだ。BGMや演出で使われる街マップなどで原作ファンへの配慮を見せるものの、作風はごく普通の現代的なソシャゲである。別のゲームと割り切って遊んだ方がいいだろう。


公式サイト
http://dmm.dokyusei-aw.net/


『同級生2』 概要

dokyusei2_00dokyusei2_06
160619_061218dokyusei2_01
©1995 ELF
同級生2 (エルフ)

・1995年01月31日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 PC-9801用 HD専用 5インチFD版  3.5インチFD版
・****年**月**日 DOS/V用 3.5インチFD版
・1995年03月31日 FM-TOWNS用 CD-ROM版
・1996年08月09日 PC-FX版 
・1997年07月11日 セガサターン版
・1997年08月07日 プレイステーション版
・1997年08月29日 Windows95用 CD-ROM版
・1997年12月01日 スーパーファミコン版
・2007年07月26日 ダウンロード販売開始 【DMM

90年代中頃の作品で、破天荒な主人公が女の子を口説き落としていくアダルトアドベンチャー。恋愛シミュレーションと分類されることもある。『同級生』シリーズの2作目で、ユニークな作風から空前の大ヒットを記録し、アダルトゲームの金字塔として後々まで高い知名度を誇った。

主人公「りゅうのすけ(名前変更可)」は卒業をひかえた八十八学園の三年生で、数々の悪戯で学校中を騒がせてきた有名人。家族として育った妹同然の「唯」、隣家の幼馴染「友美」からは特別な思いを寄せられているようだが、本人は気付かずにいる。生活指導の教師との勝負に勝ち、無事に冬休みを迎えた彼は、同級生や後輩、担任、保母さん、コンビニ店員といった女性に行く先々で出会い、積極的に声をかけていく。その先には、甘く切ない学生生活最後の思い出が待ち受けていた…。

システムは前作と同じ、RPG風の2Dマップ上を歩き回って人物の出現ポイントを巡回し、 イベントを進展させていく時間消費型のADVである。人物の出現パターンは日付と時間帯、場所によってある程度決まっているので、目当てのヒロインを狙い、手書きで自分なりのスケジュール表を作っていく点がゲーム要素の、当時としては独特なADVだった。操作は『ELLE』のようなアイコンクリックによるコマンドと、選択肢分岐の併用である。

前作と違うのは、プロローグとして長めの導入部分があり、最初は学園モノのコマンドADVとしてスタートする点である。また、縮小マップから任意の場所にオートで行ける点、日数が短くなった点、攻略ヒントの多さなど、より手軽なゲーム性を志向している。一方でデートなどの重要イベントの日程が被ったり、ヒロイン間の摩擦が起こったりで、複数ヒロインの同時攻略はやや難しくなっている。

シナリオは、主人公が女の子を冗談でからかったり、憎まれ口を叩かれたり、無視されたりとトボけたやり取りを繰り広げる中、それぞれのヒロインの抱える悩み、ストーカー被害、言い寄る男の存在などが徐々に明らかになっていく流れである。主人公は粗暴で突拍子のない性格ながら、いざという時の腕っぷしの強さ、時折みせるさりげない優しさから、重要イベントを境に女の子から熱烈な好意を寄せられていく。セックスに至った相手の中から最終日に一人を選ぶことにより、個別のエンディングを迎える。

ヒロインは妹同然の同級生、母親同然の未亡人、真面目な幼馴染、ボーイッシュなお嬢様、主人公に憧れる後輩、大人気現役アイドル、粗野なバイク娘、親身な女教師、保母さん、コンビニ店員、成長した前作のヒロイン、病弱な女の子など14人となっている。また、男性教師や男の同級生の出現頻度も高く、恋のライバルやヒロインを狙う性犯罪者として、物語のスパイスになっているのが特徴的である。

アダルト要素は女の子一人につき一箇所で、前作に続き、アイコン操作による愛撫で進行するセックスシーンを受け継いでいる。

ファンディスクに『同級生2 スペシャルディスク』があり、本編の恋模様の裏側が描かれた『卒業生』が収録されている。続編は『同級生3』の開発がアナウンスされていたが、次第に音沙汰がなくなり、いつしか立ち消えになったようだ。一方、並行する新シリーズとして『下級生』が続いた。派生作品に実写版、OVA版、小説版、ドラマCDなどがあり、サントラ、ぬいぐるみ、設定資料集など関連グッズの展開も幅広い。

ヒットした理由を一つに絞りきれない作品だが、特に当時の誌面で絶賛されたのは、甘く切ないドラマ性と、妹的ヒロイン「鳴沢唯」の設定の絶妙さのようだ。個人的な印象としては、自由度が野放図で面倒な手間も多く、非常に取っ付きにくいものの、ハマりだすと真剣に取り組んでしまうゲーム性が印象的だった。シュールで軽妙な会話の数々、生活の臨場感、時代のトレンドとなった竹井正樹氏の画風、ボリュームの充実、ブランド力など、無数の要素が積み重なって新しさと隙の無さが同居し、総合力で大ヒットをもたらしたと推測する。

 

『同級生』 概要

dokyusei001.png dokyusei012.png
dokyusei022.png dokyusei128.png
©1992 ELF
同級生 (エルフ)

・1992年12月17日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 X68000用 FD版
・****年**月**日 DOS/V用 FD版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM版
・1995年11月23日 PC-エンジン用 CD-ROM版
・1996年08月09日 セガサターン版 『同級生if
・1999年08月27日 Windows95/98用 CD-ROM版 (Window用リメイク)
・2007年03月01日 ダウンロード販売開始 『オリジナル版
・2008年10月30日 ダウンロード販売開始 『Windows版

90年代序盤の作品で、破天荒な主人公が同級生やナンパした女性を次々に口説き落としていく、フィールド探索型のアドベンチャー。空前の大ヒット作となり、その恋愛要素はアダルト、非アダルトを問わず、以後の美少女ゲームに大きな影響を与えた。

主人公「たくろう(名前変更可)」は、女好きで有名な先負学園の3年生。女の子とデートする資金を稼ぐため、夏休み前半をバイトに費やした彼は、学生生活最後の甘酸っぱい思い出を作るべく、街中や学校内をうろついて同級生、教師、OL、近所の人妻、看護婦、風俗嬢などに声をかけていく。

システムはRPG風の2Dフィールドを歩き回り、21日間を使って女の子との接触を繰り返していく時間消費型のADVである。駅前、喫茶店、公園などを巡回して女の子を探し、何度も会って会話を進展させていく。

デートの約束を取り付け、デート中に口説き、さらに後日ヒロインから告白されてセックス、お互いのために距離を置く、というのが基本パターンで、それが14人のヒロイン毎に並行して起こる。最終日には、セックスに至った相手の中から一人を選んで告白することにより、個別のエンディングを迎える。

訪問できる場所やヒロイン数が多いため、非常に自由度が高い反面、フラグの発生条件を見つけるのが難しく、自力攻略の難易度はすさまじい。当時のPCソフト情報誌に連載されていた断片的な攻略情報などを頼りに、セーブ・ロードを繰り返しながら、自分なりのスケジュール表を作っていく独特なやり込みゲームだったようだ。

主人公が当初は恋愛に興味がなく、セックスやHなイタズラを目的に行動している点はそれまでのナンパ物と同じで、強引にキスやセックスを迫ることが多い一方、主人公が暴漢に襲われるヒロインを助ける、怪我をしたヒロインを運ぶ、彼氏との関係の相談にのる、といった流れの中で惚れられる展開もあり、ツンケンしたヒロインが急にデレたり、純情なヒロインがけなげに慕ってくれる場面があったりと、ドラマチックでこそばゆい恋愛描写を一部に含んでいた。

ELLE』(1991)から受け継いだアイコンクリックによる愛撫で進行するセックスシーン、シュールでHなオマケ要素など、アダルト方面も充実している。ヒロイン毎にテーマBGMがあったり、テキストの文字色が固定だったりと、ヒロインの個性を際立たせる演出も特徴的である。

明るくコミカルな主人公の言動、当時の業界水準を圧倒した竹井正樹の画力も人気に火をつけ、PC向けアダルトゲームとして初の10万本を超えるセールスを記録している。

続編は、さらなる大ヒットとなった『同級生2』(1995)の他、後継に『下級生』(1996)のシリーズがある。また、派生作品としてPS用ソフト『同級生麻雀』、セガサターン用『麻雀同級生Special』、Windows用『エルフオールスターズ脱衣雀2』に本作のヒロイン達が登場している。OVA版、小説版などゲーム以外への展開も盛んだった。

個人的な印象として、当時としてはユニークな点の多い作品だが、後世からみて最も画期的な点を挙げるなら、「青春恋愛ドラマ」と「ヒロイン選択」になるだろう。それまでのアダルトADVでも、女の子が主人公にベタ惚れになる、苦労の果てにメインヒロインと結ばれる、といった描写はあるものの、展開に自由はなく、恋愛模様を段階的に丁寧に描いた作品はほとんどなかった。

この作品でも、女の子は何とか言いくるめて犯す対象、もしくは据え膳状態で、結末は本命を除いて「やり捨て」という主人公のスタンスは従来通りだが、展開の自由度の高さ、ヒロイン達の扱いの平等さ、甘く切ない青春要素から、当時のプレイヤーには新鮮な「恋愛シミュレーション」と受け止められたようだ。

プレイヤー自身の好みと感情移入が大切にされ、それが展開を変える仕組みを備えた「擬似学生恋愛」の登場は、以後のアダルトADVのみならず、『ときめきメモリアル』(1994)などの全年齢の恋愛シミュレーションの登場にも影響を与えたと考えられる。

記事検索
タグ絞り込み検索
調査員プロフィール
80年代から生きながらえている学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。2016年秋に好き嫌いしないことを誓ったが、グロと鬱はやっぱり苦手。
メーカーサイト
一部、これらのメーカーサイト様のWEB素材を
各ガイドラインに従い引用しています。
このサイトからの二次転用を固くお断りします。

Key公式ページ

FANDC.CO.JP Official Web Site

アージュ公式ページ

アリスソフト公式ページ

Leaf公式ページ

AQUAPLUS公式ページ

エウシュリー公式ページ

オーガスト公式ページ

ねこねこソフト公式ページ

すたじお緑茶公式ページ

Navel公式ページ

CIRCUS公式ページ

CandySoft -オフィシャルホームページ-

みなとそふと公式ホームページ

ま~まれぇど公式ホームページ

リコッタオフィシャルウェブサイト

ぱれっとオフィシャルWEBページ

リリアンオフィシャルページ

TYPE-MOON Official Web Site

Lump of Sugar オフィシャルHP

ensemble OFFICIAL WEBSITE

Purple software 公式WEBサイト

SAGA PLANETS OFFICIAL WEBSITE

PULLTOP オフィシャルサイト

スミレ オフィシャルWEBサイト



広告
decolate_sub_bottom03