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僕と恋するポンコツアクマ。 (スミレ)・2015年09月25日 Windows用 DVD-ROM 初回版 【Amazon】
・2016年05月27日 Windows用 DVD-ROM 通常版 【駿河屋】【DMM】
・2016年05月27日 ダウンロード版 配信開始 【DMM】
・2016年06月23日 Android用 スマートフォンアプリ版 【Gyutto】
10年代中頃の作品で、ポンコツなマ族たちとの同居生活を描いた学園モノのアダルトアドベンチャー。スミレの三作目。萌えゲーアワード2015において、エロス系作品賞PINKを受賞している。
舞台は南国風のリゾート開発が進んだ海辺の街。主人公「蓮」は女子力高めの健全な男子学生である。下ネタ連発のブラコン妹、ねんねちゃんの幼馴染、裸族の後輩など、可愛いながらどこかポンコツな女の子たちとドタバタな日常を送っていたが、ある事件がきっかけで、全員まとめてポンコツなマ族を更正させるコテージ「ポンコツ寮」に入れられてしまう。さらに、人間だと思っていた義妹や幼馴染、先輩後輩はサキュバス、天使、マミー、雪女、魔女の落ちこぼれだったことが発覚。エッチに興味津々な彼女達によって、蓮は貞操の危機を迎えることに…?
システムはヒロイン選択型のADVである。選択場面は共通パート後の一回きりで、他の選択肢はHシーンの中出し外出しを選ぶだけのシンプルな構造となっている。クリア後には後日談や設定資料、声優コメントなどが解放される仕組みである。
シナリオは、純粋な人間の男の子である主人公が、寮監の仕事を手伝うアシスタントとして入寮し、ポンコツなマ族の女の子たちの世話を焼いている内に、特定の女の子に惹かれ、恋人関係となってイチャイチャなセックスをこなしていく流れである。雰囲気は終始おバカで明るいギャグ作品で、共通パートで既に手コキ、素股、パイズリ、手マンが発生するなど、序盤から飛ばし気味のエロ重視な作風が特徴的である。
Hシーンはヒロイン一人あたり6~8つで、その内の2つに、同社としては初めて、一枚絵を動かすタイプのアニメーションを導入している。ヒロインのあけっぴろげな積極性、肉体描写の丸っこくプニプニした質感と汁気の多さ、主人公発射までのカウントダウン、CG枚数や差分の多さなどが特徴的である。
メインヒロインはむっつりスケベなサキュバス、重度のブラコン天使、服嫌いのミイラっ子、寒がりな雪女、危険な薬ばかりを作ってしまう魔女の5人で、クリア後にはサブヒロイン3人にもHシーン付きのショートストーリーが用意されていた。
続編として『僕と恋するポンコツアクマ。すっごいえっち!』が続いている。関連商品は予約特典としてドラマCD、タペストリー、テレカ等が各店舗ごとに用意された他、抱き枕カバー、ゴメTシャツなど。
個人的な印象としては、エロ方面の実用性に特化した思い切りのいい作風である。エロの比重に押されてシナリオ性は浅めだが、ギャグが冴えていて楽しい。顔芸、パロディ、可愛らしいデフォルメキャラの動き、声優陣のコミカルな熱演など、何度も見たくなるシーンの数々が印象的だった。
公式ページ
http://s-mi-le.com/ponkotsu/index.html