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古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『Fifteen ~すくうるがあるずデジタル読本~』 概要

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©1998 LIBIDO

Fifteen ~すくうるがあるずデジタル読本~
 (LIBIDO)

・1998年09月11日 Windows95/98用 CD-ROM 【駿河屋】【Amazon


90年代後半の作品で、当時流行語となっていた「ネットサーフィン」をゲーム化した擬似ネットブラウジングゲーム。

ストーリー性のある導入部分はない。ゲームを起動すると架空のブラウザが立ち上がり、あるサイトが表示される。

そのサイトは、とある教師が個人で運営するHPで、表向きは教え子の健全な写真やプロフィール、性格診断チャート等がアップされた場所である。しかし、サイト内に隠された裏キーワードを検索することで雰囲気は一変する。教師は「教育」と称して少女達を乱暴に犯し、その様子を包み隠さずネット上にアップするという裏の顔をもっていたのだった…。という設定である。

ゲーム画面は当時のInternet Explorerそっくりの擬似ブラウザになっていて、サイト上のヒントを頼りに、アドレスの一部を書き換えたり、サイト内を検索したり、文章からキーワードを推理したりで各生徒のパスワードにたどり着き、秘密のページを観賞していく謎解きゲームになっている。

女の子15人はいずれも未成熟に描かれている一方、教師はサディスティックな性格で、アダルトシーンの大半は鬼畜な陵辱シーンとなっている。1人当たり3、4枚程度のCGにセリフを添えたもので、緊縛、放尿、アナル、スカトロ、街中露出、輪姦など、LIBIDO作品ではお馴染みの過激な描写を含んでいた。

続編として、本作品のヒロイン達を更に未発達に描いた『Petit teens』(2001年)、『Mini teens』(2001年)が続き、合わせて『TEENSシリーズ』と呼ばれた。関連商品にビジュアルブック、小説版などがある。

「ネットサーフィン」は特定の目的なしにネット上のリンクを辿っていく娯楽で、当時流行語となりつつあり、題材として新鮮だったことだろう。

個人的な印象として、表向きの部分だけでも、教え子の実名、体操着姿、水着姿をアップしてる時点でアウトな気がするが、インターネットの普及率が低く、取り締まりも甘い時代だったため、ひょっとしたら近いものが確信犯的に存在したのかもしれない。他にも怪しげな隠しページの存在、勝手に再生が始まるMIDI音楽など、90年代のレトロなインターネット文化の雰囲気を伝えてくれる作品である。  


LIBIDO OFFICIAL WEB SITE
http://www.libido.ne.jp/archives/?page=fifteen


調査担当

『拘束 ~悦びの淫液~』 概要

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©1995 PERSIAN SOFT
拘束 ~悦びの淫液~ (ペルシャソフト)

・1995年**月**日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・1995年12月08日 PC-9801/9821用 CD-ROM 『拘束 ~悦びの淫声~』(ボイス追加版)
・1996年07月25日 Windows95用 CD-ROM 『拘束 ~悦びの淫声~』(ボイス追加版)

90年代中頃の作品で、美女ぞろいの館での不思議な体験を描いたアダルトADV。『拘束』シリーズの一作目。

雑誌のライターである主人公「けいすけ」は、休暇を取って気ままな旅の途中、トイレのために下車した駅に取り残されてしまう。そこは次の電車もなく、付近に宿泊施設もない寂しい駅だった。途方に暮れる主人公に声をかけてきたのは、夢の中に現れた美女とそっくりの女の子「美幸」。偶然を奇妙に思いながら、誘われるまま美幸の暮らす洋館に泊まることになった主人公は、そこで美しい夫人と娘たち、そしてメイドと知り合い、不思議な夢の中で淫らな体験を重ねていく。

ゲームシステムはコマンド選択型で、移動先に自由があるタイプのADVである。屋敷内のゲストルーム(自室)を起点にして、住人たちの部屋や食堂、風呂などを繰り返し巡り、「話す」「見る」といったコマンドを総当りに近い形で選んでいく。何箇所か選択肢もあるが、どれを選んでも展開は変わらないので、おそらく分岐のない一本道である。

シナリオは一般的な館モノで、ややホラーがかったシリアスな雰囲気である。真面目で常識人な主人公が、美女ばかりの暮らす屋敷に滞在する中で、異様で蠱惑的なシチュエーションに遭遇し、理性を失ってセックスに没頭するものの、気がつくと全てが夢の中の出来事。何事もなかったかのように過ごす住人たちと交流していく内に、次第に屋敷に隠された秘密に迫っていく、といった流れである。

アダルト要素の比重は高めである。ノーマルな和姦が中心だが、緊縛や宙吊り、ろうそくやピアス等を使ったSM要素も多く、浣腸からのスカトロ、放尿、飲尿などの変態的なプレイも含んでいる。

続編として『拘束 ~淫乱授業~ 解かれたリボン』(1996年)、『拘束 ~淫爛授業~ メイド達の仕事』(1996年)が続いている。関連商品に『拘束 ~濃縮版~』『拘束 ~画廊~』『拘束 ~淫曲壁紙集~』などがある。

洋館、メイド、美人姉妹、SMチックな描写など、当時の流行を押さえたアダルト重視の館モノである。ゲーム性はなく、ストーリーも短めだが、総当りに近い探索が要求されるのでプレイ時間はそれなりだろう。飲尿やアニメーションで流れ落ちるスカトロなど、濃い目の描写が印象的だった。

 
調査担当

『花の記憶』 概要

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©1995 FOSTER JAPAN
花の記憶 (Foster)

・1995年06月09日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 Windows95用 CD-ROM版
・2000年11月24日 Windows95/98用 DVD-ROM 『花の記憶 わん・つう・すり~』に収録

90年代中頃の作品で、5人の女性達の過激な性体験を描いたオムニバスのアダルトアドベンチャー。Fosterの三作目。

システムはオムニバスと選択肢分岐ADVの組み合わせである。冒頭で5人の女の子の中から一人を選び、ショートエピソードを鑑賞していくことになるが、それぞれ途中の選択肢分岐により展開が全く異なるため、1人当たり2、3種類のストーリーを楽しめる印象である。1種類でもクリアすれば、再スタート時には分岐を図示したチャートが表示され、好きなシーンから始められるのが特徴的である。

シナリオは、電車内で痴漢を目撃した女子校生が襲われたり、オタクな女の子が突然現れた触手に陵辱されたり、オナニーが見つかってレズプレイに発展したり、OLが雌犬として調教される妄想にふけったりと、女性を主人公にしたアダルト重視でアブノーマルなセックスが持ち味の作風である。それぞれ独立したストーリーだが、ヒロインが別のヒロインのエピソードで登場したり、共通の知り合いがいたりで、軽い繋がりを感じさせる演出となっている。

また、どの女の子も極端に淫乱に描かれているのが特徴で、些細なきっかけで興奮し、一旦スイッチが入ってしまえば、痴漢だろうが触手だろうが、悦んで積極的に応じてしまう変態的な描写になっている。一部の強姦や露出プレイなどの陰惨なシーンも、結末は夢オチだったり、ヒロインがドMな適性の高さで貪欲に受け入れてしまったりと、楽天的なオチになるのがお約束となっていた。

続編は『花の記憶 第二章』(1996年)、『第三章』(1997年)…と続き、2002年の『第七章』まで、ほぼ一年に一本ペースの多作なシリーズとなった。

同社の『ここは楽園荘』(1994年)と同じく、実用性に特化したシリーズで、ゲーム性やシナリオ性はあまりなく、後の言葉でいう抜きゲーに近い作風である。個人的には女体にも関わらず、筋肉や腱の陰影が細かく、隆起が美しく描かれているのが印象的だった。ビジュアルや痴女っぽさが好みに合えば、実用性は高かったことだろう。


調査担当

『禁忌 ~TABOO~』 概要

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©1995 SUCCUBUS/APPLE PIE
禁忌 ~TABOO~ (サッキュバス/アップルパイ)

・1995年03月17日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 Windows用 CD-ROM版

90年代中頃の作品で、レズビアンの女教師が女生徒達に淫らな調教を施していく育成シミュレーションゲーム。SMをメインに扱った調教SLGとしてはおそらく最古の作品である。

これといった導入部分やプロットはなく、突発イベントもほぼ無い。プレイヤーはサディスティックな女教師となって、ひたすら三人の女の子たちのパラメータを育成し、その反応の変化を楽しんでいくシンプルな展開である。

システムは当時流行していたスケジュール管理型ではなく、対話形式のコマンド選択型である。任意の相手を呼び出し、そのステータスの伸ばしたい項目、補いたい欠点を狙って、会話や愛撫、各種SMプレイのコマンドで女の子をいたぶっていく。女の子が絶頂したり、疲労がたまったり、怒って帰ってしまうと1回の調教終了である。

序盤は女の子の感度や被虐度が低く、態度も反抗的で信頼度や愛情度が下がっていく一方だが、慎重に育てれば徐々に態度が変化し、ある時点から上昇に転じる。うまくいけば主人公を「お姉さま」と慕い、どんなプレイにも悦び、簡単に絶頂するようになる。3人合わせて30回の調教をこなした所でゲーム終了となり、その育成結果が「称号」という形で評価される仕組みになっていた。

また、ヒロイン自身の加虐性、ヒロイン同士の信頼や愛情を示すパラメータがあり、ヒロインに命じて他のヒロインを調教させることができる。気弱そうなヒロインをドSに育て、勝気そうなヒロインを調教させる、といったプレイも可能である。さらに主人公の女教師にも被虐性を示すパラメータがあり、これが高まると生徒にいたぶられて絶頂、といった逆転現象も起こる奥行きを備えていた。

調教SLGという他にも風変わりな点がある作品で、例えばメッセージウィンドウが一切なく、会話のやり取りは音声のみという大胆な仕様である。フルボイスに相当するため、FDの時代としては非常にデータ容量が大きく、インストールにかかる時間などが話題になったようだ。

アダルトシーンはSM要素がメインで、ロープなどによる緊縛シーン、平手打ち、鞭によるスパンキング、ろうそく責めといった描写がある他、選んだ調教場所によっては試験管、マイク、野菜などが使われることがあり、挿入シーンは小ウィンドウ内のアニメーションで描かれている。

続編に『禁忌2 ~Hospital Taboo~』(2000)がある他、関連商品にデスクトップテーマ集がある。

個人的な印象として、ジャンル的に目新しく、ゲームシステムはユニークであり、フルボイスという大きなハードルに果敢に挑んだ作品だったが、所々の欠点が足を引っ張っているイメージである。例えば、肝心のボイスが音割れで聞き取り辛い、攻略はかなりの繰り返し作業になるが、セリフを飛ばせないためストレスが溜まる、コマンド毎のパラメータ上昇効果が把握しづらく、自力攻略には地味で厄介なデータ収集が必要、といったところか。欲張らずに基本部分を洗練していれば…と惜しまずにはいられない。


調査担当

『禁断の血族』 概要

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©1993 C's WARE
禁断の血族 (C's WARE)

・1993年11月12日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM版
・1995年11月22日 PC-9801用 CD-ROM版
・1995年11月22日 Windows95用 CD-ROM版
・2005年10月24日 ダウンロード販売開始 【Gyutto】【DLsite】【DMM】【DL.Getchu

90年代序盤の作品で、美人揃いの邸宅に暮らすことになった主人公が、住人達の狂気と快楽に飲まれていく館モノのアダルトアドベンチャー。シーズウェアのデビュー作であり、『禁断の血族』シリーズの一作目。

主人公「健也」は名門T大に通う大学生。両親を交通事故で亡くした後、大富豪の未亡人「麗子」の養子となった健也は、夫人と5人の娘たち、そしてメイドの「さより」が暮らす広大な屋敷に住むことになった。しかし、着いた日の翌朝から、メイドによる口での奉仕で起こされて面食らうことになる。異常はそれに止まらず、住人達は主従、姉妹でそれぞれ性的な関係をもっていた。誘惑に負けて全員と交わってしまい、自己嫌悪に陥っていた健也も、やがて淫靡でただれた生活に慣れていき…?

システムはコマンドと選択肢の混合型で、移動先に自由があるタイプのADVである。屋敷内の玄関ロビーを基点にして、自室や夫人の部屋、姉妹達の部屋を繰り返し巡り、住人達と会話やセックスをこなすことで物語が進展していく。選択肢はおおむね二択で、間違った方を選んでもループするだけなので、難易度は非常に易しい。

シナリオは常識人の大学生である主人公が、屋敷内の倒錯した世界に巻き込まれて葛藤し、やがて姉妹間の争いや事件に巻き込まれていく、シリアスでアダルト重視のストーリーである。分岐やマルチエンドはなく、一本道となっていた。

アダルト要素はそれぞれの女の子に2~3回程あり、全体のボリュームが控えめな割にかなり頻度が高い。一部にレズや緊縛、飲尿などのアブノーマルな描写が含まれる他、顔射のシーンが多いのが特徴的である。

同シリーズとして『GLO・RI・A ~禁断の血族~』(1996年)、『散櫻 ~禁断の血族~』(1999年)が続いている。

けなげで古風な「メイド」がメインヒロインをつとめているのが特筆すべき点で、本作品の知名度が高い理由の一つとなっている。メイドは90年代後半から「萌え」の対象となり、日本のサブカルチャーに深く根を下ろしたが、この作品の当時はイメージが固まっていなかった。例えば『狂った果実』(1991)では性の対象になっているものの、格好は普段着に簡素なエプロンで、現代的な家政婦といった描かれ方だった。『Intruder ~桜屋敷の探索~』(1989)では屋敷の使用人がメイド風の格好をしているが、呼び方は女中である。

本作品や『河原崎家の一族』(1993年12月)は、メイドブームに大きな役割を果たした『殻の中の小鳥』(1996年)に先駆けること3年、メイド萌えの起源の一つとみなされることが多いようだ。

調査担当

『沙織 (美少女たちの館)』 概要

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©1991 X指定ブランド
沙織 (美少女たちの館) (X指定/フェアリーテール)

・1991年10月18日 PC9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 X68000用 FD版

90年代序盤の作品で、インモラルな関係やアブノーマルなセックスをテーマにしたアダルトアドベンチャー。「沙織事件」の影響で摘発され、回収処分になったことで非常に知名度が高い。

主人公の学生「沙織」は、夜の公園で目撃したカップルの野外プレイが頭から離れず、自室でオナニーにふけっていた。そこへ、何処からともなく仮面の男達が現れ、沙織を拉致して、怪しい洋館に監禁してしまう。館の女主人から緊縛の辱めを受けた沙織は、なんとか脱出しようと館内を探索するものの、個室の扉を開ける度に意識が別世界に飛び、異常なセックスの中で悶える女達の快楽を追体験していく。

システムは特殊な形のコマンド型で、一見行き先に自由がある探索ADVだが、実態はオムニバス形式のショートストーリー集に近い。起点は屋敷の広間で、たくさんの扉の中から鍵を入手した部屋を訪問し、一風変わったシチュエーションで繰り広げられるセックスを観賞していく。陵辱側の男目線で1~3択のコマンドをこなしていくことになるが、当たり外れはなく、総当たりすることで進展していくので、ゲーム性はあまりない。

シナリオは兄と妹、父と娘、姉と妹、女教師と男子生徒といった禁断の肉体関係を描いた4本と、縛られ好きの女子大生、オナニー中毒の婦警、バイブ好きのOLといった、アブノーマルなプレイをテーマにした3本に加え、主人公自身のメインストーリーで構成されている。全体的に暗く怪しく、シリアスな雰囲気である。部屋ごとにテーマと登場人物が決まっていて、攻略上何度も訪問することになるが、その度にセリフやCGが変化する仕様となっていた。

陵辱側(主に男)の言動がサディスティックなのが特徴で、官能小説風の乱暴な言葉での罵りや、焦らし、言わせプレイ、緊縛などを好む点が印象的である。ただし、行為自体はソフトで直接的な暴力や強引なレイプはない。女性側は表面上は嫌がりながらも、身体が淫らに反応してしまい、ついには恥ずかしいおねだりをしてしまう、というのが基本パターンとなっている。一部に飲尿や剃毛といった変態プレイを含んでいた。

局部は無修正で、一切の配慮をした形跡がない。ただし男性器が大きく描かれている一方、女性器の扱いは小さく、当時の過激な無修正作品と比べ、とりたてて強調されていた訳ではない。

発売から程なく、ある中学生が万引きした事で証拠品となり、にわかに世間の注目を浴びた。PCソフトはそれまで内容の審査を受けず、放任されていたが、本作品は刑法上の「わいせつ物」にあたると判断され、ブランドを所有する「キララ」、その親会社「JAST」が家宅捜索を受け、業界として初の逮捕者を出している。同時に本作品と『ドラゴンシティX指定』、『天使たちの午後III 番外編』、『天使たちの午後IV ~ゆう子~』が摘発され、回収処分となった。

摘発理由は無修正画像が含まれる事だったが、本作品の倒錯した性と中学生の組み合わせは世間を驚かせ、購入者の年齢に制限が無かったアダルトゲーム全体に逆風が及んだ。これに『電脳学園』の訴訟が重なり、コンピュータソフトウェア倫理機構(ソフ倫)の発足を促す事となる。

個人的な印象として、近親相姦や緊縛、調教をメインテーマに扱ったアダルトゲームはそれまでなく、事件がなくてもそれなりに特異な存在だったのではないだろうか。陰気な陵辱物が普通になるのは90年代の中頃から、近親相姦が珍しくなくなるのはソフ倫の規制が緩まった2004年以降で、当時は十分に過激な内容だったことだろう。一方でAVのシチュエーション物のようにストーリー性は浅く、絵もリアル寄りで人を選ぶ作風である。

調査担当

『ウェディングラプソディー』 概要

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ウェディングラプソディーウェディングラプソディー
©1989 QueenSoft
ウェディングラプソディー (クイーンソフト)

・1989年06月**日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版

80年代末頃の作品で、学校を舞台に男子学生が3人の花嫁候補の女の子と出会い、口説き落としていく探索系のアドベンチャー。クイーンソフトの2作目である。

主人公「誠」は、大川財閥の跡取り息子。17才の誕生日を迎えた彼は、大川家に伝わる儀式として、コンピューターの割り出した理想の結婚相手、3人の女学生を口説き落とすことになった。親公認で女遊びができることに魅力を感じた誠は、身分を隠して普通の転校生となり、女の子達と仲良くなる隙を窺っていく。

ゲームシステムは、移動先に自由があるタイプの探索ADVである。「教室」「体育館」といった学校内の施設を中心に繰り返し巡り、コマンドを繰り返す事で、新たなアイテムや情報を入手していく一本道の構造となっていた。難易度は高いが、進展に合わせてコマンドが細かく増減するのが特徴的で、正解への誘導も多く、テンポ、操作性は良好である。

シナリオの前半は、軟派な主人公がターゲットの女の子を尾行したり、周辺人物に聞き込みをしたり、プライバシーを暴いたりしている内に、女の子と接近するチャンスを掴んでいく流れとなっている。後半はやや雰囲気が変わり、誘拐事件が絡んだサスペンス調の展開である。

ヒロインは、厳格な家庭で育った正統派の美少女、百合でツンケンした性格の後輩、男女交際禁止の校則廃止を目論む生徒会長の3人となっていた。セックスシーンは1人あたりCG3、4枚で、部分的なアニメーションが多用されており、前作『PURE』よりはるかに充実をみせている。局部は無修正だが扱いは小さく、簡単な縦筋一本で表現されていた。

ビジュアルが質、量ともに非常に充実しており、PC-8801版のCGが最大8色だったのに対して、同時期に発売されたPC-9801版では最大16色で作り分けてあるという、ビジュアルへのこだわりが感じられる作品である。

後に主流となる、学園を舞台にした恋愛ゲームだが、目的(セックス)の為なら手段を選ばない主人公が印象的である。基本的には女の子のピンチを救い、惚れさせていく普通の主人公像だが、時には金の力でターゲットの家族を買収したり、女教師の弱みを握って脅迫したり、ヒロインを縛りあげてレイプしたり、といったモラルに欠ける一面を見せている。結果的にすべてのヒロインが主人公にベタ惚れ状態となるが、主人公の結婚相手は不明のまま終わっており、後の恋愛ゲームとは趣を異にする、80年代らしい作風といえるだろう。

調査担当

『メロンソーダ』 概要

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メロンソーダ サンプル メロンソーダ サンプル
©1987 パスカルⅡ
メロンソーダ (ボンドソフト/パスカルⅡ)

・1987年**月**日 PC-8801用 FD版
・1987年**月**日 FM-7/77用 3.5インチFD版
・****年**月**日 MSX2用 3.5インチFD版

80年代中頃の作品で、街中や学校を舞台に女の子とのHをこなしていくアドベンチャー。

どんな女の子も思いのままになるという「禁断のジュース」を求め、ある街にたどり着いた主人公は、さっそく喫茶店や薬屋などのお店、通りすがりの子、女子校などで情報を集めつつ、女の子達のHな要望に応えていく。

ロリータ姫の伝説』『ロリータ姫の絵日記』の流れを汲む作品だが、コマンド選択式となったことで操作性が向上している。ちなみに三つを合わせて、俗に「ロリータ三部作」、もしくは制作者の名前から「MAYAエロゲー三部作」と呼ばれたようだ。

移動先に自由がないタイプの一本道の展開で、女の子に会って条件を満たせばHシーンが表示され、次の子へ進む仕組みになっていた。ただし主人公の体力に限界があり、すべての女の子に構っているとゲームオーバーになってしまうようである。また、クリアに必要なアイテム類が分かりづらい場所に隠されており、コマンドミスによる一発ゲームオーバーもあるため難易度は高めである。

登場人物は主人公以外すべて女の子で、手順を踏めば簡単に体を許してくれる緩い世界観となっているのがシナリオの特徴である。女の子の年齢設定は低めで、表現はソフトながら、一部で緊縛やSM、飲尿等のマニアックな描写も含んでいた。

発売から20年を経て、設定原画集のダウンロード販売が開始されている。

個人的な印象としては、チャンピオンソフトの『ポップレモン』(1986)とタイトルや雰囲気が似ていて、理不尽なゲーム性まで受け継いでしまっている。しかし絵のクオリティやボリュームは当時の平均以上で、操作性も良く、嗜好が合えば実用性は高かったであろう。

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調査員プロフィール
80年代半ばに登場した学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
メーカーサイト
一部、これらのメーカーサイト様のWEB素材を各ガイドラインに従い引用しています。このサイトからの二次転用を固くお断りします。

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