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古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『スタープラチナ』 概要

スタープラチナスタープラチナ
スタープラチナスタープラチナ
©カスタム/撫荒武吉
Star Platinum (CUSTOM)

・1996年10月10日 PC-9801用 3.5インチFD版
・1998年08月13日 Windows用 CD-ROM版

90年代中頃の作品で、花札風のゲーム要素を中心にしたストーリー仕立ての脱衣ゲーム。パソコンゲームの主流が640×400ドット、16色だった時代において、究極ともいえる美麗なグラフィックを誇った。

主人公「一輝」は、適当な出まかせが得意で、調子のいい性格の大学生である。天上界から降ってきた女神見習いの「リュシィ」に頼まれ、彼女が逃がしてしまった「星霊」を捕獲するのを手伝うことになった一輝は、精神に星霊が入り込んで調子を狂わせている女の子を見つけ、星霊とカードゲームで対決し、体の奥から星霊を追い出すため、得意の口車で女の子の体を開かせていく。

ゲームシステムは、ADV風の会話劇と、カードバトル、アダルトCGの組み合わせである。

ストーリーは、選択肢もコマンドもない一本道の流れで、小さな妖精の姿にされてしまったドジな女神見習いと、お調子者の大学生のコンビが、賑やかに会話しながら進展するコミカルな雰囲気である。女の子は不調に悩む水泳部員、病弱な女の子、成績不振に悩む浪人生、真面目な巫女、高慢なお嬢様、性格の正反対な双子などが1組ずつ登場し、全7ステージを構成している。

カードゲーム部分は、花札の「こいこい」ルールを元に、十二星座をモチーフに用いた、独自の本格ゲームとなっている。場に出ているカードを、同じマークの手札でペアを作ることで獲得していき、「三光」や「猪鹿蝶」、「赤丹」、「かす」などに相当する役を作っていく。役が完成した時点で、あがるか続行するかが選べる。役に応じた得点でお互いの持ち点を削っていき、相手が0になった時点で脱衣CGとなる。コンティニューは無制限のため、コツが掴めれば難易度は易しい。

脱衣CGは、女の子1人あたり5枚で、段階的に薄着になっていき、テキスト付きでセックスまでが描かれる。中には画面二つ分ほどの縦長・横長の大きな画像もあり、自動的にスライドして全体を見せていく。

ゲーム性重視の作品を手がけていた『カスタム』の最後の作品である。個人的な印象としては、ありふれた適当なシナリオながら、ゲーム性が程よく、アダルトゲームの中では十分遊べる作品に仕上がっている。そして何より、ビジュアルの異様な凝り具合が目を引く。濃い陰影と眩い照りのコントラスト、緻密なグラデーションにより、官能的で立体感のある表現となった。

この時代は、パソコンの主流がNECのPC-98シリーズだった時代の末期にあたり、特にアダルトゲームのグラフィックは最大640×400ドット、16色という制約に縛られ、ドッターによる職人的な技術と骨の折れる作業を必要とした。本作品はその制約の中にあって、特に肌の質感にこだわり、その限界に迫ったといえるだろう。

調査担当

『つもバカ日誌』 概要

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©1994 AbogadoPowers
つもバカ日誌 (アボガドパワーズ)

・1994年08月30日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 DOS/V用 FD版
・1998年08月07日 Windows95/98用 CD-ROM版 (CGフルリニューアル)
・2009年06月19日 ダウンロード販売開始 【Gyutto】【DL.Getchu】【DLsite】【DMM

90年代中頃の脱衣麻雀。アボガドパワーズのデビュー作である。

雀士「河童木杉雄(かっぱぎすぎお)」は、素晴らしいテクニックと天性のツキを持つ男(自称)。久々に古巣の街に帰ってみると、彼がカモにしていた仲間達は、最近増えた女雀士たちにカモられていた。縄張りを横取りされたことに憤った河童木は、自ら一週間の期限を定め、女雀士たちにおしおきを開始する。

ゲームはADV風の「ストーリーモード」と、脱衣なしで対戦相手を好きに選べる「フリー対戦モード」の2種類である。

ストーリーモードは、移動先に自由があり、行動ごとに時間が経過するタイプのADV風である。複数の雀荘に通って金銭を稼ぎ、ショップで手牌の透視や積み込み技などのアイテムを購入し、期限内にすべての女の子の脱衣を目指していく流れである。また、行き先の一つにカジノがあり、専用のコインを購入することで、スロット、ハイアンドロー、ビンゴの三つを遊ぶ事ができるミニゲーム要素を備えていた。獲得したコインは換金できる他、交換用の景品として、ショップとは別の麻雀用アイテムが用意されていた。

麻雀は4人打ち、鳴きやロンのサポートあり、チョンボありで、脱衣麻雀としては比較的まじめな作りである。手番のプレイヤーのCGが大きめの画面に表示され、鳴きや和了時には、それぞれの女の子独自の掛け声が音声で入る仕様となっていた。対戦相手は15人すべて女性で、年齢は低年齢から高齢まで幅があり、職業も学生からレディース、秘書、主婦と様々である。

脱衣CGを見るためには、脱がせたい相手からロンであがる必要があり、CGは1人あたり4段階あるため、最後まで見るには、半荘の中で同じ相手から4回ロンしなければならない。ツモであがった場合に、任意の相手を脱がせられる補助アイテムがあるものの、それをフル活用しても15人すべてを最後まで脱がせるのは手間がかかり、ゲームクリアはハードルが高そうだ。

ナレーションは、昭和軽薄体を極端にしたような特徴的なセリフまわしで、自分ツッコミを多用するスタイルは、時代を感じさせて個人的に楽しい。この作品ほど突き抜けてはないにしろ、当時のPCゲーム誌のレビュー等ではよく見かける語調なので、一部の人々の間では一般化していたようだ。Windows版の公式ホームページが2015年現在も生きているので、是非参照してみて欲しい。

『つもバカ日誌』公式HP
http://www.scarecrow.co.jp/abp/tumo/

調査担当

『麻雀エレガンス』 概要

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©1994 C-CLASS
麻雀エレガンス (C-CLASS)

・1994年04月22日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM版

90年代中頃の脱衣麻雀。

ストーリー性はほとんどなく、冒頭で対戦相手の女の子を選んで対決していく流れである。ゲームモードは脱衣ありの2人打ち、脱衣なしの4人打ちがあり、2人打ちはどちらかの点数が無くなるまで、4人打ちは半荘となっていた。女の子はウェイトレス、女子学生、スチュワーデス、バニーガール、社長秘書、新人アニメーターの6人の中から好きに選べる。

麻雀ゲームはチョンボあり、イカサマ技なしの真面目な内容となっている。2人打ちでは相手の点数を0にすれば脱衣CGが1枚表示され、脱衣が進むごとにお互いの持ち点が増えて、長期の勝負になる仕様となっていた。コンティニューは無制限である。

脱衣CGは勝負前の着衣状態を入れて1人あたり5段階で、横長、縦長のスクロールする大型の画像である。描写は脱衣まででセックスには到らないが、5枚目は液体などを用いた挑発的な画像とセリフになっていた。

個人的な印象として、定価が6000円以下(税抜)と当時のミドルプライスの中でも安い価格で、内容もそれなりといったところ。作画のレベルは良好で、PCゲームではあまり見かけないアニメ塗りが印象的である。

調査担当

『Hercequary』 概要

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©1994 ZyX
Hercequary (ZyX)

・1994年04月19日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版

90年代中頃の作品で、中世ファンタジー風の世界を舞台にしたアダルト格闘アクションゲーム。おそらくZyX(ジックス)のデビュー作である。カナ表記は『ハースキュアリー』。

八つの民が独自の文化・文明を持つ世界「ファーブラ」。その中央には「神々の集いし地」と呼ばれる山がそびえており、それぞれの民が聖地として崇め、やがて聖地を巡って凄惨な争いを始めた。これを憂いた神々は、民に一つの解決策を提案する。それは各民族が協力して山頂に神殿を作り、一年に一度、それぞれの民を代表する乙女を戦わせ、勝ち抜いた者を巫女として祭事を執り行わせるというものだった。それから年月は流れ、今年もこの試練に挑む8人の少女達が集う…。

ゲームシステムは一対一、多少の横スクロールがある画面、2ラウンド先取の一般的な格闘アクションである。ただし攻撃ボタンは『V.G.』や『人形使い』と同じくパンチとキックの2つしかない。剣や槍、短刀、棒術など武器を持って戦うキャラクターが多く、リーチの差が顕著なのが特徴である。

シナリオモードでは8人の女の子の中から1人を選び、他のキャラクターを倒して脱衣CGを鑑賞していき、7人全員を倒せば個別のエンディングを迎える仕組みとなっていた。他に二人対戦もできるVSモードも備えている。

アダルトCGは一人あたり4枚で、決着後にまとめて表示される。服を破かれる、脱衣、緊縛、陵辱の4段階が基本で、特に3段階目では緊縛、吊るし、ろうそく責め、三角木馬など、プレイヤー側の民(?)によるハードなSMプレイが特徴となっている。また、PC98ゲームとしては珍しく、すべてのアダルトCGにあえぎを含んだボイスがあてられていた。ただし音質は割れて不明瞭である。

個人的な印象としては、動きは比較的スムーズなものの、必殺技の入力がシビアで出しづらく、操作性が難点といえるだろう。ボイスの出力や登場シーンのアニメーション、陵辱要素など、後のZyXらしさは所々感じ取れるが、ビジュアルや肝心のゲーム性が足を引っ張り、あまり話題作にならなかったようだ。

調査担当

『麻雀幻想曲Ⅱ』 概要

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©1993 Active
麻雀幻想曲Ⅱ (Active)

・1993年08月06日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 X68000用 FD版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM版
・****年**月**日 PC-9821用 CD-ROM版
・1996年09月20日 Windows95用 CD-ROM 『麻雀幻想曲I・II』に収録
・1996年09月20日 Windows95用 CD-ROM 『麻雀幻想曲1・2・3セット』に収録
・2000年12月15日 Windows用 CD-ROM 『麻雀幻想曲II -2001 EDITION-
・2005年10月24日 ダウンロード販売開始 【Gyutto】【DMM】【DLsite】【アキバイン

90年代序盤の作品で、中世ファンタジー風の世界を舞台にした脱衣麻雀ゲーム。『麻雀幻想曲』(1992)の続編。

前作で最愛のパートナー「ラズベリー」を失った主人公「リング」は、彼女が世界に安定をもたらす巫女の一人だったことをエルフの村で知らされる。彼女を蘇らせる方法があることに喜んだリングは、世界各地に散らばった7つの黄金牌を集めるため、守護者と呼ばれる強者達と戦い、麻雀の実力を認めさせていく。

内容は数種類のコンテンツが楽しめる麻雀バラエティソフトになっていて、メインの「ストーリーモード」は中世ファンタジー風の世界を旅するシリアスなADVと脱衣麻雀の組み合わせである。他にストーリーモードとは別の6人の女の子の中から一人を選んで対決する「対戦ぬぎぬぎモード」、脱衣無しで純粋に麻雀に打ち込む「VSコンピュータモード」、麻雀の基礎知識から役の作り方まで丁寧に教えてくれる「トレーニングモード」などを備えている。

麻雀は2人打ちで、チョンボの防止等のサポートや難易度の変更があり、初心者でも遊びやすい。持ち点の代わりにHPを削り合っていくのが特徴的で、自分のHPが0になればゲームオーバー、相手のHPが0になれば脱衣が一段階進み、次の場が始まる。もう一つの特徴がMPのゲージで、これは自然に貯まっていき、様々なイカサマ技や積み込みと交換できる。ストーリーモードでは相手もイカサマ技を容赦なく使ってくる一方、主人公も物語が進展するにつれて使用可能な技が増え、戦略の幅が広がっていく。

アダルト要素は女の子1人につき3枚用意された全画面のCGで、段階的に露出度が上がっていき、最後は上下にスクロールする大きな一枚となっていた。性行為の描写は一切なく、エロさは控えめである。

続編として『麻雀幻想曲Ⅲ』(1995)が続いている。

個人的な印象として、相変わらず非ギャグストーリーにしては設定の説得力が頼りなく、展開もぎこちない。一方麻雀ゲームとしての出来はそこそこで、ビジュアルが大きく改善したのに好感がもてる。後に『DISCIPLINE』(2002年)や『STARLESS』(2011年)の原画・シナリオを手がけた聖少女氏の原画デビュー作である。

調査担当

『V.G. -ヴァリアブル・ジオ-』 概要

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©1993 GIGA
V.G. -ヴァリアブル・ジオ- (戯画)

・1993年07月09日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版

90年代序盤の作品で、外食チェーン店のウェイトレスによる格闘大会をテーマにした脱衣格闘アクション。TGL傘下のブランド『戯画』のデビュー作である。

不況に苦しんでいた日本の外食産業に突如、多国籍企業「謝華グループ」から挑戦状が届いた。各外食チェーンから代表を出して闘わせ、最強のウェイトレスを決定しようというのだ。優勝したチェーン店に与えられるのは、必ず莫大な収益を生むという伝説の一等地。さらに個人には10億円の優勝賞金が支払われるという。これに参加しないチェーン店は1つもなかったが、大会は謝華グループの総帥「レイミ・謝華」が3年連続で制したまま4年目を迎える。人はいつしかこの大会を「VG(ヴァリアブル・ジオ)」と呼ぶようになっていた…。

操作やルールは当時の一般的な格闘アクションとほぼ同じだが、攻撃ボタンはパンチとキックの2つだけという簡素な仕様になっている。プレイヤーは6人の女の子の中から操作するキャラを選び、2ラウンド先取で他の5人に勝ち抜けば、個別のエンディングを鑑賞できる。ウェイトレスという設定は衣装や背景に反映されているが、戦闘スタイルは空手、忍術、レスリング、テコンドーなど普通の格闘技である。

対戦相手から1ラウンドを取ると胸などの軽い露出CGが全画面で表示され、2ラウンド先取で倒すと喘ぎや愛液の描写を含んだ脱衣CGが1枚表示されるという、先行した『人形使い』や『クイーン・オブ・デュエリスト』に比べると過激なエロスが特徴的である。また、透過するメッセージウィンドウは時代を先取りしていた。

18禁格闘アクションの流れを受け継いだ続編として『V.G.II -姫神舞闘譚-』(1994年)、『V.G.CUSTOM』(1999年)、『V.G.MAX』(1999年)などがある一方、シリーズで最も好評を得たのは家庭用ゲーム機向けに独自の進化を遂げた『ADVANCED V.G.2』(1998年)だった。00年代に入るとアダルトADVに路線変更し、『V.G.Adventure』(2000年)、『V.G.Re-birth』(2001年)、『V.G.NEO』(2003年)などが続いている。関連商品はOVAなど。

個人的な印象として、本職のアニメーターが参加しただけあって、勇壮なOPやビジュアルパートのレベルが高く、特に印象深い。格闘ゲームとしてみても必殺技は出しやすく、動きの硬さも我慢できる程度、ストーリーモードでは6人から選べるので、上述の先行した2作品に比べるとかなり遊べる印象である。90年代前半らしさを代表する作品の一つといえるだろう。

調査担当

『クイーン・オブ・デュエリスト』 概要

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©1993 AGUMIX
クイーン・オブ・デュエリスト (AGUMIX)

・1993年02月13日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM版

90年代序盤の作品で、美少女をテーマにした脱衣格闘アクション。当時珍しいPCオリジナルの格闘ゲームであり、多数の人気漫画家、イラストレーターがキャラクターデザイン・原画に参加していたことでも話題となった。

悪の組織EGBERD(エグバード)により、カリブ海の孤島で開かれる女性挌闘家だけの賭け挌闘大会「クイーン・オブ・デュエリスト」。プレイヤーは空手使いの「美由紀」、もしくはマーシャルアーツ使いの「エミリー」を操作し、世界の強豪達を倒していく。

システムは1対1の2ラウンド先取、多少の画面スクロールがある仕様で、操作も当時ブームとなっていたアーケードゲーム『ストリートファイターⅡ』(1991年)と似ているが、方向キーの下が「しゃがむ」の代わりに「防御」になっている点が独特である。

登場するキャラクターは全員女の子で、対戦前に着衣状態のCGが一枚、勝利すると服が破れて部分的に露出したCGが一枚、高難易度設定で勝つと、さらに露出の高いCGが一枚表示される脱衣要素を含んでいた。特定の難易度でゲームクリアすることにより、対戦モードやCG閲覧モードも開放されていく。ストーリーモードで使えるキャラクターは2人だが、対戦モードでは敵キャラ4人も使用可能となっている。

拡張キットとして『クイーン・オブ・デュエリスト パワーアップディスク』がある他、続編の『クイーン・オブ・デュエリスト外伝』が同年に発売され、『外伝α』『外伝α+』とアップグレードが続いた。

アクションに弱いといわれた当時のPCに果敢に挑んだ作品であり、『人形使い』(1992年)と共に脱衣格闘アクションという分野を切り開いた先駆者だったが、残念なことに必殺技が出づらい、当たり判定が不可解、といった粗さが目立つ。格ゲーの苦手な当調査員でも最高難易度をしゃがみ大キックだけでクリア出来てしまった。続編の外伝αでは進化を遂げ、格ゲーファンからもそれなりの評価を得るに至ったようだ。

調査担当

『やんやんのクイズいっちょまえ』 概要

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©1992 TEAM VCUT
やんやんのクイズいっちょまえ (天津堂)

・1992年08月21日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版

90年代序盤の作品で、カルトクイズをテーマにした脱衣ゲーム。天津堂の2作目である。

天津堂のマスコットキャラクター「やんやん」が司会する番組、全日本クイズ王様決定戦でチャンピオンとなったプレイヤー(名前は任意)は、実況生中継される中、賞金一億円をかけたスペシャル・チャンピオン・クイズに挑戦することになった。ステージはジャンルの異なる7つで、勝ち抜けば様々な女の子が脱衣してくれるオマケ付き。果たしてあなたは数々の難問奇問を潜り抜け、世界初のキングオブキングスになることができるだろうか?

街中にある学校、コンビニ、高級クラブなど、数箇所のステージの中から一箇所を選び、クイズを突破して移動先を増やしていく形式で、ステージ毎に女の子と問題ジャンルが異なる。クイズは制限時間付きの3択問題で、1ラウンド中に4問間違えるとゲームオーバー、17問正解できれば女の子のCGが表示される。CGは段階的に露出度が上がっていき、合計3ラウンドをクリアできればステージ制覇である。

アーケードゲーム風の演出が特徴で、数回のCOTINUE付きのモードも選択できる他、ハイスコアのランキング表や対戦モードも備えている。また、システム音の一部やヒロインの名乗りに当時珍しいボイスがあてられていた。

問題のジャンルはアニメ・漫画・ゲームを扱った「マニアック」、世界の童話や文学作品、日本のライトノベルなどを扱った「童話・小説」、生き物やスポーツ、映画など幅広いジャンルの雑学を扱った「ノンセクション」、それらを合わせた「ミックス」の4種類である。全体的に創作物からの出題が多く、難易度は高い。

アダルトCGは着衣、胸露出、下半身露出の三段階が基本で、局部は網状の修正が入っているが、隙間からある程度見えてしまっている。また、女の子の年齢も低めの年齢設定となっていた。(当時はソフ倫の発足前で、規制の程度はメーカーによりまちまちだった)

続編はないが、『やんやんの激闘同窓会』(1995)に本作のヒロインの一部が再登場している。

調査担当

『麻雀幻想曲』 概要

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©1992 ACTIVE
麻雀幻想曲 (Active)

・1992年05月30日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 X68000用 FD版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 FD版
・****年**月**日 PC-9821用 CD-ROM版
・1996年09月20日 Windows95用 CD-ROM 『麻雀幻想曲I・II』に収録
・1996年09月20日 Windows95用 CD-ROM 『麻雀幻想曲1・2・3セット』に収録
・2007年09月14日 Windows2000/XP用 DVD-ROM 『麻雀幻想曲I・II・III [スリム版]』に収録

90年代序盤の作品で、中世ファンタジー風のストーリーを中心にした麻雀バラエティソフト。

遥か昔、伝説の魔術師によってもたらされた武器「麻雀」は、人々に新しい格闘方法として受け入れられ、剣や魔法は飾りとなっていった。そんな時、古代に封印された邪悪な魔女「ベラドンナ」が復活し、人間達に復讐を開始する。魔女によって滅ぼされた辺境の小国の王子「リング」は、麻雀修行の旅を終え、将来を誓い合った「タニア公女」と再会するために、ロザリア公国を目指すが…?

ゲーム内容は、メインコンテンツの「ストーリーモード」の他、普通の脱衣麻雀ゲームの「対戦ぬぎぬぎモード」、相手の強さや配牌の幸運度が調整できる「VSコンピュータモード」など、複数の遊び方が選べる麻雀バラエティソフトとなっていた。

ストーリーモードは、中世ファンタジー風ADVと麻雀ゲームの珍しい組み合わせである。ADVパートは一応コマンド選択型だが、会話のみの一本道なのでゲーム性はない。麻雀は2人打ちで、どちらかの点数が0になるまで続き、勝てば脱衣CGが一枚拝めるのが基本の流れである。敵は不条理な強さで特殊技もないが、コンテニューに回数制限がないので、時間をかければクリアできるようになっていた。

シナリオは、流浪中の元王族の主人公が、道すがら助けたエルフをお供に、トーナメント戦に出場したり、刺客を返り討ちにしていく冒険譚となっていた。CGでは剣や魔法で戦っているように見えるが、勝負の決着は必ず麻雀で、敗れた女は鎧や服が衝撃で弾け飛ぶという、不思議な設定が印象的である。描写は脱衣までのことが多く、エロさは控えめである。

「対戦ぬぎぬぎモード」は、ストーリーモードとは別の6人の女の子の中から対戦相手が選べるシステムで、4枚の段階的な脱衣CGが用意されていた。

続編として『麻雀幻想曲 II』(1993)、『麻雀幻想曲 Ⅲ』(1995)が続いている。

個人的には原画、シナリオ、ゲーム性ともに素人臭く、洗練さに欠ける印象である。しかし着想は可能性を秘めていたのか、続編のⅡ、Ⅲはそれなりにヒット作となった。

調査担当

『雀JAKA雀』 概要

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©1992 ELF
雀JAKA雀 (エルフ)

・1992年11月13日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 X68000用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 全年齢版
・****年**月**日 FM-TOWNS用 CD-ROM版

90年代序盤の作品で、都心の繁華街を舞台にしたアドベンチャー風の脱衣マージャン。

主人公「アキラ(名前変更可)」は、スケベで軽薄ながら腕は一流の雀士である。とあるヤクザの組に代打ちとして雇われていたが、肝心な勝負をすっぽかして怒りを買い、通りすがりの女性を身代わりにして町を脱出する。それから2年後、アキラが町を訪れると、そこは脱衣麻雀クラブ「麻雀道場」を中心にして、腕の立つ女性雀士の店がひしめく麻雀の街となっていた。高額な料金を払う代わりに、麻雀に勝てばHができる麻雀道場のシステムに喜ぶアキラだったが、ひったくりに財布を奪われてしまったため、まずは普通の雀荘に通って軍資金を取り戻していく。

システムは2Dフィールド上で主人公を操作するRPG風のマップ画面と、ADV風の会話パート、脱衣なしの4人打ち麻雀、脱衣ありの2人打ち麻雀の組み合わせである。

ゲーム目的はナース姿、セーラー服などのコスプレした4人の女の子がサシで相手をしてくれる「麻雀道場」を制覇することだが、高額の入場料が掛かる上、特殊なアイテムがないと勝てない子もいるため、街にある4つの雀荘に通ってそれぞれのオーナー(女の子)に実力を認めさせ、ホテルに連れ込み、次に繋がる情報やアイテムを得ていくという、ADV風のストーリー仕立てとなっていた。

体力・気力のパラメータがあり、それによって配牌の有利さが変わってくるため、ホテルや薬でこまめに回復する必要があった。また、相手リーチの妨害、裏ドラの盗み見、テンパイ状態での開始など、勝負を有利に進めるアイテム類もショップで買える。

4人打ち麻雀では雀荘ごとに異なるレートがあり、大きな役で上がるほど得られる収入も多くなるという、ゲームでは珍しい賭け麻雀風の表現となっていた。2人麻雀は勝つ度に一枚ずつ脱ぐ場合とまとめて脱ぐ場合があり、CGは縦長大型の4枚で、セックスシーンまで描かれている。

システムを受け継いだ作品として『エルフオールスターズ脱衣雀』(2000)シリーズがあり、『1』には本作の女の子達も出演している。

個人的な印象として、麻雀部分はアイテムがなくても配牌も自摸も夢のように景気が良く、痛快でスピーディな展開を楽しめる作品である。ただし相手の和了も早く、チョンボがあるので初心者にはややハードルが高いか。ストーリーパートやビジュアル、ボリューム感ともに充実した作品だったが、初期ロットでは深刻なバグがあり、交換に応じていたようだ。

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調査員プロフィール
80年代半ばに登場した学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
メーカーサイト
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