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古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『遺作』 概要

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©1995 ELF
遺作 (エルフ)

・1995年08月25日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 DOS/V用 3.5インチFD版
・1997年05月30日 Windows95用 CD-ROM版
・1999年02月26日 Windows95/98用 CD-ROM 『リニューアル版
・2000年03月31日 Mac用 CD-ROM版
・2008年05月21日 ダウンロード販売開始 【DMM

90年代中頃のアダルトゲームで、古びた旧校舎からの脱出を描くサスペンス系のアドベンチャー。

主人公「健太」はぶっきらぼうな性格ながら、逆境に強く、お人よしな面のある学生である。夏休みの登校日にラブレターを受け取った健太は、期待を胸に旧校舎の5階へ向かうが、それは彼をおびき出す為の罠だった。そこに集まったのは、脅迫やタレコミなど様々な文面の手紙で呼び出された、学園の生徒7人と教師1人、いずれも不気味な用務員「遺作」と因縁を持つ人物たち。旧校舎に閉じ込められてしまった彼らは、一向に姿を現さない遺作に怯えつつ、遺作の用意した仕掛けを解いて鍵を手に入れるため、廃墟の中をさまよっていく…。

ゲームシステムは移動先に自由があるタイプの探索ADVで、移動シーンは古いRPGのように3D視点のダンジョンを歩き回る形式である。80年代に流行した形式だが、当時は廃れていて珍しい。一方、部屋に入った際や何か見つけた際は『ELLE』(1991)のような、マウスカーソルを使ったコマンド型で、気になる部分や人物の口をクリックしていく。

舞台となる木造校舎は5階建てで、それぞれの階の下に通じる階段に鍵がかけられているため、鍵を求めて謎のメッセージの暗号を解いたり、不自然な場所に置かれたアイテムを拾ったり、道具を組み合わせて仕掛けを解除していくミステリー風の流れである。プレイヤー自身が謎を解かなければならない本格派で、行き先や試せるコマンドが膨大なため総当りが通じにくく、選択肢分岐もあり、難易度は非常に高い。

シナリオは終始、重くシリアスな雰囲気で、登場人物たちも互いに仲が悪く、いくつかのグループに分かれて行動してしまうことが多い。女の子が単独行動を取ろうとするイベントを放置すると、その女の子が遺作に捕まってしまい、1人、また1人と仲間が消えていくサイコホラー風の展開となっていた。

ハッピーエンドを迎えるためには、誰一人遺作に捕まらずに脱出する必要があるが、その際のアダルト要素はパンチラ、用便中のトイレを開けてしまった、といった程度のもので、和姦要素はほとんどない。主なアダルト要素は遺作による陵辱シーンで、各女の子1人につき1つ、女の子が消えた後に現れるビデオテープを、主人公がデッキで再生してしまう、という形を取っている。言葉責め、縛り、ロウソク、剃毛といったSM要素や、放尿、アナルといったプレイの他、珍しく男が男を辱める男色シーンも一部に含んでいる。

ファンディスクとしてサブヒロイン達とのハッピーエンドやパロディを収録した『盗作』が通信販売されている。続編に『臭作』(1998年)、『鬼作』(2001年)があり、後に「伊頭家シリーズ」「おやぢシリーズ」と呼ばれ、この時代を代表する人気シリーズとなった。派生作品としてOVA版小説版がある。

個人的な印象としては、ビジュアルも音楽も雰囲気にマッチしていて、なかなかの緊迫感が楽しめる作品である。難しい謎解きが人を選びそうだが、理不尽さはそれほどでもないので、マメさと根気があれば自力攻略できたかもしれない。ホラー系の陵辱モノながら行為自体はソフトなことが多く、極端な暴力描写やグロ要素がないのも印象的だった。


調査担当

『エルドラド伝奇』 概要

エルドラド伝奇 サンプル エルドラド伝奇 サンプル
エルドラド伝奇 サンプル エルドラド伝奇 サンプル
©1985 槙村ただし/ENIX
エルドラド伝奇 (ENIX)

・1985年02月**日 FM-7用 5インチFD版 カセットテープ版
・1985年**月**日 PC-8801用 FD版

80年代中頃の作品で、古代文明の謎をテーマにした探索アドベンチャー。高難易度のアドベンチャーが流行していた当時でも極端な作りだったため話題になり、知名度が高い作品である。

舞台は現代。主人公が親友「アキラ」に呼び出されて家を訪ねると、彼は既に殺害されていた。残されたビデオメッセージには、彼が伝説の黄金郷「エルドラド」の研究にのめりこんでいた事、その妹の「ホシコ」が遺跡の鍵として何者かに狙われている事が記されていた。メッセージに従い旅費を整えた主人公は、アマゾンの奥地にたどり着き、半獣半人のミケ族の協力を得ながら、消えたホシコと古代遺跡の謎に迫っていく。

ストーリーは冒険映画を思わせるアクションあり、謎解きありのミステリーで、友好的な「ミケ族」の女の子を助け、敵対勢力の「シャム族」を追い払いながら、様々な仕掛けや暗号を解いていく流れである。アダルト要素は全裸の女の子がやたら出てくるのみで、セックスシーンはない。

システムはかなり特殊で、「取る・拾う」「見る・調べる」などのコマンド選択式だが、ビジュアル画面が4×8マスに区切られていて、コマンド毎に場所をカーソル移動で指定しなければならない。その為、ほとんどの進行がコマンド10項目×32マスという膨大な選択パターンとなり、詰まってコマンド総当りをする場合の労力は、かなり心理的な重圧となる。ゲームオーバーも多く、正解も手の込んだ意地悪なものが多い。特に「テレビの砂嵐の画面を何も押さずに待つ」は後々まで語り草になったようだ。

マリちゃん危機一髪』(1983)、『女子寮パニック』(1983)などを手がけた槙村ただし氏の4作目で、エニックス主催の第三回ゲームプログラムコンテストで入賞している。

絵柄の中の怪しい部分をカーソルで直感的に探索できる仕組みは、コマンド入力からの脱出を模索していた同時期の作品でよく見かける。操作性、理不尽な正解フラグに難点はあるものの、シナリオもビジュアルの枚数もかなりのボリュームで、アイデアも意欲的な、時代を代表する大作といえるだろう。

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80年代半ばに登場した学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
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