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古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『美少女ベースボール学園』 概要

美少女ベースボール学園 美少女ベースボール学園
美少女ベースボール学園 美少女ベースボール学園
©1989 PASOKET
美少女ベースボール学園 (パソケット)

・1989年10月**日 PC-8801用 FD版

80年代末期の同人作品で、野球をテーマにした脱衣ゲーム。

プレイヤーは打者となり、美少女ピッチャーの投げる球を予測していく。コースを9種類の中から選び、ストレート、カーブ、シュートの中から球種を選択、100km/h、120km/h、140km/hの中から速度を選ぶと、「ピッチャーフライ」「ツーベースヒット」といった具合に結果が反映されていく。

回は一回表の攻撃のみで、3アウトになるとゲームーオーバーである。得点が1点、3点、5点・・・と入る毎に投手の女の子が一枚ずつ衣服を脱いでいき、15点を超えると全裸となって次のステージである。女の子は1人しかいないが、ステージ毎にポーズが違うので、合計3種類×7枚のCGが用意されていた。

コマンドの選択肢は9×3×3パターンと膨大だが、アウトになる確率は低いので難易度は見た目ほどではない。結果は完全にランダムなので、コースや球種を真剣に悩む必要はなく、適当に選んでも運次第でクリアできる野球拳のようなシステムになっていた。言葉遊びだが、野球を題材にしたお座敷の遊戯「野球拳」をモチーフにした野球と全く関係ないPCゲームの古典「野球拳」の流れを汲む、野球をテーマにした、ただの脱衣ゲームということになる。

調査担当

『真夜中のラブコール』 概要

真夜中のラブコール サンプル 真夜中のラブコール サンプル
真夜中のラブコール サンプル 真夜中のラブコール サンプル
©1988 全流通
真夜中のラブコール (全流通)

・1987年**月**日 PC-8801用 FD版

80年代中頃の作品で、テレフォンセックスをテーマにしたゲーム。

プレイヤーの自宅に恋人のミカから電話がかかってくる場面から始まるストーリーで、「何をしていたの?」「あの日の事を覚えてる?」といった質問に答えているうちに興奮しはじめ、テレフォンセックスに発展する流れである。

コマンドは選択肢タイプで、ひたすらミカの質問に答えていく3択の連続である。正解の選択肢が決まっている訳ではなく、毎回ランダムなので攻略は運任せだった。正解すると次のCGが表示され、次第に男女が絡み合う濃厚なセックスシーンになっていく。不正解の場合は一つ前のシーンに戻り、質問もやり直しである。女の子のCGは計8枚が収録されていた。

PC88用の外部機器『JAST SOUND』に対応しており、ミカの声が出力できたようだ。

選択肢をひたすらこなしていく辺りはADVだが、運の要素と行ったり来たりの進行からは往年の野球拳ゲームを連想させる。テーマはユニーク、ビジュアル面も当時としてはそれなりだが、ゲーム性は『ザ・ピーピング』と共に残念な印象である。

調査担当

『バージン マリコの部屋』 概要

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©1986 パルコム
バージン マリコの部屋 (パルコム)

・1986年**月**日? PC-8801用 FD版

80年代中頃の作品で、ジャンケン勝負で進行するCG集。

テンキーに割り当てられたグー、チョキ、パーを選択し、勝てば次のCGが表示され、アイコなら再勝負、負ければ前のCGに戻るシンプルなルールである。勝率は公平ではなく、CPU側がかなり有利な設定になっていて、最後までクリアするにはかなりの運を必要とした。

ステージは全6面で、脱衣式ではなくマリコは最初から全裸である。露骨な無修正路線で、特に女性器の拡大図を劇画タッチで克明に描いているのが印象的である。(当時はPCゲームが摘発された例がなく、各社が独自の裁量で規制していた。)

続編として『マリコの部屋 それから・・・・』が続いている。

チープなゲーム性とボリュームの無さでクオリティは低いが、流通数が少ない点や裏ビデオ的な雰囲気からか、高額のプレミアムがついているアダルト作品の一つである。

調査担当

『野球拳 [ツクモオリジナル]』 概要

野球拳 [ツクモオリジナル] サンプル 野球拳 [ツクモオリジナル] サンプル
野球拳 [ツクモオリジナル] サンプル 野球拳 [ツクモオリジナル] サンプル
©1983 九十九電機
野球拳 (九十九電機)

・1982年**月**日? FM-8用 ロムカセット版
・****年**月**日? PASOPIA7用 ロムカセット版
・****年**月**日? PC-8801用 ロムカセット版

パソコンゲーム黎明期の小作品で、制服少女との野球拳をテーマにした脱衣ゲーム。パソコン販売店の九十九電機が独自に開発・販売していた。

システムは女の子一人、6ポイント先取のジャンケン勝負で、勝つたびに少女が一枚ずつ服を脱いでいき、最終的に全裸になるという至ってシンプルな作りである。

ロリータ(野球拳)』(1982年12月)が中間色を用いず、女の子の肌の色が真っ白だったのに対して、こちらはラインによる中間色で肌色を再現している為に縦縞模様になっており、タイル式ペイントへの移行期だった事を物語ってくれる。

後に『マリちゃん危機一髪』等、数多くのゲームを手がけた槙村ただし氏のゲームデビュー作である。パソコンゲームでの「野球拳」は既にハドソンが発売していた形跡があり、この作品が元祖ではないかもしれないが、時期的にアダルトゲームとしておそらく最古の部類に入るだろう。

調査担当

『ロリータ・シンドローム』 概要

ロリータ・シンドローム サンプル ロリータ・シンドローム サンプル
ロリータ・シンドローム サンプル ロリータ・シンドローム サンプル
©1983 KATUMI MOCHIZUKI
ロリータ・シンドローム (エニックス)

・1983年10月**日 FM-7用 カセットテープ版 
・1983年10月**日 PC-8801用 カセットテープ版
・****年**月**日 PC-6001用 カセットテープ版

パソコンゲーム黎明期の作品で、少女達の住むアパートを舞台にしたアドベンチャーゲーム。ENIXが主催していたプログラムコンテストの受賞作品で、同社としては『マリちゃん危機一髪』『女子寮パニック』に続く三作目のアダルト作品である。

ストーリーは少女達が住む「メゾン ロリータ」を訪れた主人公が、少女達と仲良くなるべく、1号室から5号室までを順番に巡り、ゲームに挑戦していくという筋書きである。

システムは野球拳の発展系で、各部屋にはそれぞれ課題が設けられており、その多くは番号入力のみのシンプルな操作である。「10本の鍵の中から5回以内に正しい1本を選べ」といった風に、くじ引きのような内容で運任せの要素が強い。

キャラクターデザインは手塚アニメのように丸っこく愛らしいものになっている一方、展開はシュールかつ猟奇的である。特に序盤では、1号室で電動ノコギリで切断されようとしている少女を鍵で救い、2号室ではサーカスの的になっている少女の服を、なぜか主人公自らナイフ投げで破いていく、といった理不尽な流れで、失敗すれば大量出血するショッキングな映像表現になっていた。ちなみに3号室は瀕死の少女へのお医者さんごっこ、4号室は普通の野球拳、5号室はゲーム要素なしのヌード写真撮影である。

当時の「ロリコンブーム」を代表する漫画家本人が制作を手がけており、誌面上の紹介でも「ビョーキ」という形容が使われるなど、ひときわ異彩を放っていたようだ。『ロリータ2 (下校チェイス)』と共に、PCゲーム初期の怪作といえる。

後に続編として、光栄マイコンシステムから『マイ・ロリータ』(1985年)が発売されている。

調査担当

『アタックひろ子ちゃん』 概要

アタックひろ子ちゃん サンプル アタックひろ子ちゃん サンプル
アタックひろ子ちゃん サンプル アタックひろ子ちゃん サンプル
©1983 CHAMPION SOFT
アタックひろ子ちゃん (チャンピオンソフト)

・1983年08月**日 PC-8801用 カセットテープ版
・1983年**月**日 FM-7用 カセットテープ版

パソコン黎明期の作品で、女子寮潜入をテーマにしたコマンド入力アドベンチャー。後に『アリスソフト』ブランドの母体となるチャンピオンソフトの、初のアダルト作品である。

ペンフレンドの「ひろ子ちゃん」から、サマースクールの寮に遊びに来るよう誘われた主人公は、入り口の暗証番号を当てたり、守衛室で合鍵を探し回ったりしながら、お目当てのひろ子ちゃんの部屋を目指していく。

システムは「野球拳」の発展系で、各試練は例えば「9個の鍵の中から正解の1つを当てよ、お手つき3回まで」といった、くじ引きのような出題が多く、正解はランダムなのでクリアは運次第である。コンティニューがないため、裏技を使わなければ難易度は絶望的に思える。最後の関門を突破すると、ひろ子ちゃんが全裸を披露してくれる脱衣要素を備えていた。

1983年当時のチャンピオンソフトは、アダルト専門メーカーではなく、この年だけで約30本もの小規模な一般ゲームをリリースしていた。『アタックひろ子ちゃん』もそうした小規模作品の一つで、ゲーム性でもビジュアル面でも同時期の他社と比べていまひとつだが、初期のアダルトアドベンチャーの雰囲気をよく伝えてくれる作品である。

調査担当

『マリちゃん危機一髪』 概要

マリちゃん危機一髪 サンプル マリちゃん危機一髪 サンプル
マリちゃん危機一髪 サンプル マリちゃん危機一髪 サンプル
©1983 槙村ただし/ENIX
マリちゃん危機一髪 (エニックス)

・1983年02月**日? PC-8801用 ロムカセット版
・****年**月**日? FM-7/8用 ロムカセット版
・****年**月**日? パソピア7用 ロムカセット版

当時の人気ジャンルだった「野球拳」の一種で、悪い横恋慕男から命を狙われる「マリちゃん」をジャンケン勝負で救い出すゲーム。

ゲームは全5面で、マリちゃんから愛されている主人公が、彼女を刺し殺そうとする悪人を刺し返したり、すべての電極のスイッチをOFFにすることで感電死のピンチを救ったり、注水用のホースを減らすことで溺死から救い出したりしていく展開で、救い出す度にマリちゃんが一枚ずつ脱いでいくという野球拳の構成となっていた。

勝負は4ポイント先取やサドンデスなど様々なルールのジャンケン勝負で、リアル制限時間付きの勝負やコンテニュー不可の最終ステージなど、緊迫感を与える様々な趣向が凝らしてあり、失敗すればマリちゃんは遺影写真になってしまう。

脱衣CGは一枚の立ち絵が次第に薄着になっていくのみだが、狭い画面を最大限に生かす奇妙なポーズが妙に印象的である。全クリア後の股間の描写はプログラムエラーというメッセージに隠され、制作者がプレイヤーに力不足を謝罪するというメタフィクションになっていた。

製作は『野球拳』(九十九電機)と同じ槙村ただし氏で、野球拳から一歩抜け出そうと試行錯誤する様子が感じられる過渡期の作品である。野球拳の発展形、アドベンチャーの一歩手前といったところだろうか。そのゲーム性が認められ、エニックス主催の「第1回ゲーム・ホビープログラムコンテスト」で優秀賞を受賞している。

テープメディア版にはマリちゃんの声の一部が収録されており、OPとクリア後に声の出演として製作者の親戚にあたる女性の名前がクレジットされていた。史上初の音声付きアダルトゲームと言えなくもないが、やや大げさか。

調査担当

『ロリータ(野球拳)』 概要

ロリータ(野球拳)ロリータ(野球拳)
ロリータ(野球拳)ロリータ(野球拳)
©1982 PSK
ロリータ(野球拳) (PSK:パソコンショップ高知)

・1982年12月**日? FM-7用 カセットテープ版 FD版
・1983年**月**日? PC-8801用 カセットテープ版?

パソコンゲーム黎明期の野球拳ゲーム。

存在が確認されているものの内、国内で二番目に古いPCのアダルトソフトである。ゲームとは言い難い『ナイトライフ』(1982年)を除けば国内最古のアダルトゲームということになるが、『野球拳』というジャンルはハドソン社が先行していた可能性があり、『FRYSKY TOM』のような脱衣アーケードゲームもあるため、アニメ調の作品の元祖と呼んだ方が相応しいかもしれない。

ジャンケン勝負で勝てば、相手が一枚ずつ脱いでいくというシンプルなゲームで、女の子は一人、グラフィックは差分ありの一枚限りである。絵のタッチは当時の人気漫画家「吾妻ひでお」を彷彿とさせる。

脱いでいく内に女の子の頬が染まる演出がある。また、脱がせるペースが早いと警察に通報されてGAME OVERになるなど、すぐに終わらせない工夫がある。元々は制作者が友人と遊ぶために一人で作った同人作品だったこと、ゲーム画面を読み込むのに60分もかかったという当時のハードの性能を考えれば、それなりに凝った内容だったことだろう。

この時代、「吾妻ひでお」「内山亜紀」といった作家陣によるロリコン漫画がブームを迎えており、誕生したばかりのアダルトゲームにも影響が及んでいる。当時は「ロリータ」という言葉に、まだ新鮮で文学的な響きがあり、現在ほどネガティブな印象ではなかったらしい。ロリータシリーズの続編として『ロリータ2 (下校チェイス)』(1983年)、『ファイナルロリータ』(1985年)などが続いている。

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調査員プロフィール
80年代半ばに登場した学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
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