©2010 ソフトハウスキャラ
BUNNYBLACK (ソフトハウスキャラ)
・2010年07月30日 Windows用 DVD-ROM版 【駿河屋】【Amazon】
・2015年05月29日 ダウンロード販売開始 【DLsite】
10年年代初頭の作品で、ダンジョン防衛をテーマにしたRPGシリーズの1作目。ゲーム性のある作品を数多く手がけるソフトハウスキャラの16作目にあたる。
舞台は中世ファンタジー風の世界。主人公「ダークス」は無類の女好きな冒険者である。仲間と共に魔王の討伐に向かい、瀕死の重傷を負ったダークスは、魔王の気まぐれで命を救われ、彼女に忠誠を尽くすことになった。ダークスの使命は魔物たちと協力して、ダンジョンに挑む人間の冒険者たちを追い払うこと。捕えた女や口説いた魔物を好きに犯せることに魅力を感じた彼は、魔物たちと交流を深め、功績を集めて昇進し、次第に迷宮の幹部として名を馳せていく。
ゲームシステムはダンジョン探索型のRPGで、ミッション選択と3Dダンジョン探索の組み合わせである。装備を整え、パーティメンバーとして様々な魔物を雇い、提示された中から身の丈に合った任務を選んでこなしていく。金銭やレベル、功績が貯まるにつれて、雇える魔物の種類が増え、様々なスキルを取得でき、高難度の任務を選べるようになっていく。
ストーリーは王道的なファンタジーと真逆で、ダンジョンに挑む冒険者たちを、魔物の一員として撃退していく物語である。魔王から注入された魔力の影響により、主人公が強烈に女の身体を欲するため、捕虜を相手に陵辱が発生するのが特徴だが、元々楽天的で物怖じせず、極端に女好きで強姦も厭わない性格なため、陵辱メインながら雰囲気は暗くない。
また、同社の作品ではおなじみの、陵辱の中で好意が芽生えていく恋愛観も独特で、物語が進展するにつれて捕虜も積極的になり、味方とはハーレムを形成していくこととなる。そのため、アダルト要素も和姦と陵辱でバランスを取った構成となっている。
続編に『BUNNYBLACK 2』(2012年)、『BUNNYBLACK 3』(2013年)がある。
個人的な印象としては、選べる装備や仲間、任務、スキルの種類が豊富なため、自由度の高いやり込み系のRPGといえるだろう。一方、ゲームバランスがやや乱暴な面があり、序盤がつらかったり、後半は楽過ぎたり、金銭が余ったりと、ゲーム性に関しては好みが分かれそうだ。陵辱物に耐性があり、軽めのRPGをお探しの方にお勧めしたい。
公式HP
http://shchara.co.jp/04develop/16bunny/bunny_top.htm
公式PV