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古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『Little PRINCESS』 概要

Little PRINCESS サンプル Little PRINCESS サンプル
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©1987 CHAMPIONSOFT
Little PRINCESS (チャンピオンソフト)

・1987年11月**日 MSX2用 ディスク版
・2003年04月11日 配布フリー化宣言 (アリスソフトアーカイブス他からDL可能)

LEMONADE 創刊号』(1986)に収録されたファンタジー風アドベンチャー、『さらわれた美樹ちゃん』のMSX2移植、リメイク版。後の人気RPGシリーズ『ランス』に登場する美樹ちゃんと健太郎の物語の第一作である。

シナリオの大まかな流れはオリジナル版と共通で、現代の日本に暮らしていた恋人の美樹ちゃんが、突然ドラキュラにさらわれ、後を追う主人公が不思議な異次元世界で冒険を繰り広げる流れである。ただし、攻略手順や展開は全く異なっており、LIFEゲージが無くなって正体不明の女の子が画面右側を飾っている。

CGは大部分が共通だが、いくつか追加のシーンがあり、美樹ちゃんのビジュアルは後の設定と同じ、ピンク色の髪とブラウス姿に落ち着いている。

続編として『Little Vampire』(1988年)が続き、アリスソフトの『Rance -光を求めて-』(1989年)にも美樹ちゃんがゲスト的に登場している。その後『鬼畜王ランス』(1996年)、『ランスⅥ』(2004年)、『戦国ランス』(2006年)を通じて設定が合流し、美樹ちゃんと健太郎のコンビはランスシリーズの重要な世界観の一部となった。2013年現在、さらなるリメイク版の構想が公表されており、続報が待たれている。

個人的な印象としては、難しいなりに丁寧に作られていたオリジナル版に比べると、イベントやフラグが大胆に省かれており、展開が大雑把になってしまった感じがする。PC-8801用ソフトをMSX2用に移植する際には仕様の違いからかなりの困難が伴ったと言われており、本作も大部分を作り直した事で、かえって手間が省けたのかもしれない。

調査担当

『LEMONADE 創刊号』 概要

LEMONADE 創刊号 サンプル LEMONADE 創刊号 サンプル
LEMONADE 創刊号 サンプル LEMONADE 創刊号 サンプル
©1986 CHAMPIONSOFT
LEMONADE 創刊号 (チャンピオンソフト)

・1986年12月25日 FM-7/77用 5インチFD版 3.5インチFD版
・1986年12月25日 PC-8801用 FD版

80年代中頃の作品で、コミック誌とフロッピーディスクがセットになったマガジンタイプのアダルト作品の第一弾。

ZETA』がアイドル情報誌風のノンアダルト、『OMEGA』が社会人向けのアダルト誌だったのに対して、最後に登場したこのシリーズはアニメチックな女の子達の登場する軽めの成人誌を志向している。

誌面は13本のコミックを収録した200ページの雑誌になっている。ディスクの方の内容は一本丸ごと『さらわれた美樹ちゃん』というタイトルのフィールド探索型ADVである。

(あらすじ)恋人の美樹ちゃんをドラキュラにさらわれた主人公は、夢中になって後を追う内に、女の子達の点在する不思議な世界に迷い込んでしまった。道端に落ちているアイテムを収集し、困っている女の子を助け、立ちふさがる女の子の望みを叶えていく中、美樹ちゃんは怪しい洋館に囚われている事が判明する。果たして主人公は数々の罠を乗り越え、無事に美樹ちゃんを救いだすことができるだろうか・・・?

システムはコマンド入力式で、「キル キ」「ハナス オンナノコ」といった具合に、一文字一文字入力していく。LIFEのゲージが右側に表示されており、コマンドごとに消費していくので、無駄のない行動が要求される高い難易度になっていた。サイコロのような乱数勝負でLIFEを削りあう戦闘モードも導入されている。

ゲームは翌年にMSX2用ソフト『Little PRINCESS』としてリメイクされ、続編『Little Vampire』が続き、合わせて美樹ちゃんシリーズと呼ばれた。さらに主人公“健太郎”と“美樹ちゃん”のコンビはアリスソフトの『鬼畜王ランス』(1996年)や『戦国ランス』(2006年)にも登場し、設定は融合してランスシリーズの重要な世界観の一部となっている。

このLEMONADE創刊号に収録された段階では、美樹ちゃんの髪の色が青く、主人公に名前がなく、魔王ガイが単なるドラキュラとして登場するなど、世界観が固まっていない事が確認できる。なお、アリスソフト躍進の立役者になったTADA氏が入社する前だが、ハニワは置物兼、性具として登場する。

一方の『LEMONADE』シリーズは『創刊2号』で刊行がストップしている。

調査担当

『アルファ』 概要

アルファ サンプル アルファ サンプル
アルファ サンプル アルファ サンプル
©1986 SQUARE
アルファ (スクウェア)
【注意】非アダルトゲームです。

・1986年07月08日 PC-8801用 FD版
・1986年**月**日 PC-9801用 3.5インチFD版
・1986年**月**日 X1/turbo用 5インチFD版
・1986年07月08日 FM-77用 3.5インチFD版
・2013年09月08日 Windows用 CD-ROM版 『CLASSIC PC-GAME COLLECTION』に収録
・2014年05月27日 ダウンロード販売開始 【ProjectEGG

80年代半ばの作品で、広大な宇宙船内を舞台に美少女が活躍するSFアドベンチャー。『THE DEATH TRAP』『Will ~The Death TrapⅡ~』の流れを汲むシリーズ3作目である。アニメーションを多用したビジュアルで話題となった。

西暦2101年、人類は惑星アルファを目指す巨大な宇宙船「ダイダロス」の中で世代を重ね、コンピュータに管理された平穏で怠惰な生活を送っていた。記憶喪失の少女「クリス」は、自分の名前しか思い出せないまま、中央管理局に反旗を翻した革命派の起こす騒動に巻き込まれていく。

システムはコマンド入力式の探索アドベンチャーで、「ハナス オトコ」「サガス ガレキ」といった単語を一文字一文字打ち込み、その組み合わせで情報やアイテムを集めていく流れである。話の筋は一本道だが、行き先の自由度が高く、捕まる度にアイテムを失ってしまうので戦略が要求され、ボリューム感もあり、コマンドの豊富さと合わせると非常に難易度の高い仕様となっていた。

シナリオは主人公クリスがポリスロボットに捕まったり、革命派に出会って協力する内に使命に目覚めていくシリアスなSFアクション風の展開である。

ビジュアルのクオリティが高く、部分的なアニメーションを多用した背景やヒロインの動き、表情が異彩を放っている。また、数々の隠し要素が仕込まれており、シリアスな場面でも特定のコマンドで背景にニンジャやコアラといった謎のキャラが現れたり、「ヌグ パンティ」といったコマンドで主人公がボケたりと遊び心のある作りとなっている。

尚、一部に服を脱がされてしまったシーンなどがあるが、アダルト要素とまではいえず、一般ゲームのサービスの範囲である。ただし、ビキニタイプの衣装は当時まだ目新しく、青少年には十分刺激的だったかもしれない。

全文カタカナのテキストと入力式のコマンドの組み合わせはやや古めかしく、ストーリーもそれほど凝っているわけではないが、やはりビジュアルの質と量が圧倒的で、プレイ後にはスタイリッシュな印象が残るスクウェア初期の傑作である。

調査担当

『ZETA 第5号』 概要

ZETA 第5号 サンプル ZETA 第5号 サンプル
ZETA 第5号 サンプル ZETA 第5号 サンプル
©1987 CHAMPIONSOFT
ZETA 第5号 (チャンピオンソフト)
【注意】非アダルト作品です。

・1987年08月**日 FM-77用 5インチFD版 3.5インチFD版
・1987年08月**日 PC-8801用 FD版

ZETA GALと呼ばれるオリジナル2次元アイドル達を扱った電子メディア付き雑誌『GRAPHICアイドル情報誌 ZETA』シリーズの最終号。

紙媒体の誌面はZETA GALへのインタビューなどアイドル情報誌的な要素を残しつつ、読みきり漫画や小説、PC関連のコラム、編集部内の内輪話、読者投稿などで盛り上がりを見せており、ZETA GALメンバー6人の内2人が新キャラと入れ替わるというテコ入れもあり、最終号となる雰囲気は感じられない。

デジタルコンテンツは一般常識やZETA GALと編集部シスターズに関するマニアックな問題を集めたクイズゲーム、海辺でZETA GALをナンパするADVなどを収録したミニゲーム集+CG集となっている。

ミニゲームは全般的に単調で運の要素が強く、完成度が高いとは言い辛い。一方、低年齢層をターゲットにした雑誌としては定価(¥3800~¥4800)が高めで、そのあたりが打ち切りとなった原因かもしれない。続編としてZETA GALのメンバーの一人『渡瀬 麻衣子』を集中して扱った『Hello! 麻衣子』が発売されている他、似た形式でアダルト要素も含んだ『OMEGA』『LEMONADE』シリーズが前年に創刊している。

情報誌としては大成しなかったが、シリーズ物のミニコンテンツ集というアイデアは、後に設立するアリスソフトブランドの『D.P.S』『アリスの館』シリーズに発展していったと考えられる。

調査担当

『ZETA 第4号』 概要

ZETA 第4号 サンプル ZETA 第4号 サンプル
ZETA 第4号 サンプル ZETA 第4号 サンプル
©1987 CHAMPIONSOFT
ZETA 第4号 (チャンピオンソフト)
【注意】非アダルトゲームです。

・1987年02月**日 FM-77用 5インチFD版 3.5インチFD版
・1987年02月**日 PC-8801用 FD版

ZETA GALというオリジナル2次元アイドル達を扱ったデジタルマガジン『GRAPHICアイドル情報誌 ZETA』シリーズの第4弾。

ディスクの方には情報誌的な要素として、お馴染みとなった面々の制服姿と4月からの進路を伝える「ZETA・GAL制服姿」、タイムマシンで幼少期から現在までを振り返る「みな穂の現在・過去・未来」というCG集を収録している。

また、ゲーム要素として前作と同じ間違い探しとジグソーパズルに加え、ブラックジャックをひねったようなカードゲーム、光った色の順番を当てる暗記ゲーム、パンティやブラの隠れたカードをめくっていく「パンティめくりゲーム」など、実験的な小作品を集めたミニゲーム集となっている。

ミニゲームは独自のルールになっている物があるが、運任せの要素が強いことが多く、あまり完成度が高いとは言えない。ご褒美CGはZETA GALのパジャマ姿などで、アダルト要素がないのが特徴である。

紙の誌面の方はアイドル情報誌の枠にとらわれず、読みきり漫画や小説、読者投稿、パソコン関連のよもやま話などバラエティ豊かな内容になっており、続編はこの年の『第5号』まで続いている。

調査担当

『ZETA 創刊2号』 概要

ZETA 創刊2号 サンプル ZETA 創刊2号 サンプル
ZETA 創刊2号 サンプル ZETA 創刊2号 サンプル
©1986 CHAMPIONSOFT
ZETA 創刊2号 (チャンピオンソフト)
【注意】非アダルト作品です。

・1986年08月**日? FM-77用 3.5インチFD版 5インチFD版
・1986年08月**日? PC-8801用 FD版

紙媒体の情報誌とセットになったデジタルマガジン『GRAPHICアイドル情報誌 ZETA』の第二弾。

ディスクの方には前作で行われたミスコンの投票結果が掲載されている他、デート風景のCGやスゴロク風のボードゲーム、間違い探し、神経衰弱といったミニゲームが収録されている。また、誌面は短編漫画などで充実をみせている。

ミスコンの候補になっているオリジナルアイドル6人組がご褒美CGとして登場しており、8月をテーマに季節感のある描写となっているのが特徴である。アダルト要素はなく、露出は水着・下着止まりである。

翌年にかけて『ZETA 第3号』『第4号』『第5号』が続いている。

調査担当

『ZETA 創刊号』 概要

ZETA 創刊号 サンプル ZETA 創刊号 サンプル
ZETA 創刊号 サンプル ZETA 創刊号 サンプル
©1986 CHAMPIONSOFT
ZETA 創刊号 (チャンピオンソフト)
【注意】非アダルト作品です。

・1986年06月**日 PC-8801用 FD版
・1986年06月**日 FM-77用 5インチFD版 3.5インチFD版

紙媒体の情報誌とフロッピーディスクがセットになったデジタルマガジンで、正式名称は『GRAPHICアイドル情報誌 ZETA』シリーズの創刊号である。

形態はアイドル情報誌を模しているが、二次元の女の子だけを扱い、「ZETA GAL」と呼ばれるオリジナルグラフィックアイドルを創出しようという野心的な企画である。デジタルコンテンツは紙面と連動しており、紙面で詳しい説明を読んでから楽しむのが基本的な使い方となっていた。

メインとなる「ミスZETAコンテスト」では6人の女の子のプロフィールと自己紹介が流れ、情報誌に付属しているハガキで投票する仕組みになっている。また「ZETAクイズ」は間違い探しゲームになっており、正解をハガキで送れば抽選でプレゼントが当たる企画となっていた。

他にカーソル移動により女の子の体の弱点を探っていき、制限回数以内に弱点をすべて見つければご褒美CGが拝めるミニゲームも収録している。ただしアダルト要素はなく、露出は水着止まりである。

2ヶ月毎に刊行することがアナウンスされており、翌年にかけて『ZETA 創刊2号』『ZETA 第3号』『第4号』『第5号』が続いている。

当時からPCソフトに豪華なブックレットが付属する事があり、雑誌にオリジナルゲームのソースコードが掲載されるケースも古くからあるが、マガジンタイプのPCソフト、あるいは電子メディア付き雑誌というのは珍しく、かなり冒険的なシリーズといえるだろう。

調査担当

『Will ~The Death TrapⅡ~』 概要

Will ~The Death TrapⅡ~ サンプル Will ~The Death TrapⅡ~ サンプル
Will ~The Death TrapⅡ~~ サンプル Will ~The Death TrapⅡ~ サンプル
©1985 SQUARE
Will ~The Death TrapⅡ~ (SQUARE)
【注意】非アダルトゲームです。

・1985年06月**日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 PC-9801版
・****年**月**日 FM-7/77用 FD版
・****年**月**日 X-1用 FD版
・2013年09月08日 Windows用 CD-ROM版 『CLASSIC PC-GAME COLLECTION』に収録
・2014年07月29日 ダウンロード販売開始 【ProjectEGG

スクウェア(現スクウェア・エニックス)のデビュー作『THE DEATH TRAP』の続編で、近未来の孤島を舞台に謎の実験施設を探索していくアドベンチャー。素早い画像処理が難しかった当時、デモ画面で美少女が瞬きをするアニメーションが大きな話題となった。

A.D.1987、人類はDr.ハワードと名乗る男からICBMによる核攻撃の脅迫メッセージを受ける。発信源は南太平洋のトリニア島。「1人の人間をよこせ」というメッセージに従い、世界の命運はA国の諜報員「リチャード・ベンソン」に託された・・・。

システムはコマンド入力式で、「トビラ アケル」「ホンダナ ミル」といった様に日本語コマンドで進行する探索アドベンチャーであり、ローマ字入力にも対応していた。マップは平面図、断面図を併用する変わった形式で、現在地は常に確認することができ、非常に分かりやすい。

シナリオはDr.ハワードが残した手がかりやレーザーガンなどを集め、一つ一つ障害を乗り越えて無人島に隠された秘密に迫っていく流れである。途中で協力者となるアンドロイド「アイシャ」が物語に花を添えており、従来のアドベンチャーに比べるとビジュアル重視の作風となっている。

アダルト要素は特に無いが、アイシャとの会話モードでは『Emmy』(1984)のように様々な質問に答えてくれる仕様となっており、「キス」や「ダク」と入力すると顔を赤らめたり、意味ありげな台詞を返してくれるサービス要素が備わっていた。

ヒロインがまばたきする表現は他に例があり、アニメーション入りのAVGとしても史上初という事はないが、非常に滑らかな動きは当時の人々に驚きをもって迎えられたようだ。ヒロインの他にも敵キャラや電子機器の描写に細かいアニメーションが多く取り入れられており、シナリオは短いがスタイリッシュで丁寧に仕上がっている印象である。

調査担当

『弟切草』 概要



弟切草 (チュンソフト)
【注意】非アダルトゲームです。

・1992年03月07日 スーパーファミコン版
・1999年03月25日 プレイステーション用 『弟切草 蘇生編
・2001年04月12日 プレイステーション用 『弟切草 蘇生編』 廉価版
・2004年07月09日 携帯電話用アプリ配信開始 (iモード EZweb Yahoo!ケータイ)
・2007年08月28日 Wii バーチャルコンソール版 配信開始

「サウンドノベル」というジャンルを切り開いたスーパーファミコン全盛期の作品で、怪しい館に迷い込んだ男女が様々な恐怖を体験していくサスペンスホラー。

主人公(名前は任意)と大学の同級生「奈美」は、人気のない山道で自動車のトラブルにより遭難する。雷雨の中、たどり着いた無人の洋館で一夜を明かす事を決めた二人だったが・・・。

システムはテキスト全画面表示のノベル形式で、恐怖を煽る効果音やBGMがふんだんに盛り込まれ、想像を刺激するためか人物等はビジュアルで一切登場せず、映像は風景や暗示的なものに限られているという非常に珍しい演出となっていた。

一方で選択肢が多く、その経路によって物語が複雑に分岐していく事から、テキスト主体のアドベンチャーゲームの一種とみなす事もできる。周回プレイを前提としているのが特徴的で、END後に新しい選択肢が出現し、最終的に10種類以上のマルチエンディングとなっていた。この形態は後のビジュアルノベルやADVに多大な影響を与えていると思われる。

10種類のエンディングを見た後、ロード画面の本の栞の色がピンク色に変化し、若干のお色気シーンを含んだおまけシナリオが楽しめる仕様となっていたが、出現させるまでの道のりが非常な労力を要する事から話題となり、「ピンクのしおり」として有名になった。内容は緊迫した場面にも関わらず、妙にエロ方面に偏った選択肢が出現したり、他ルートとの違いに憤ったりと笑いを取る方向性になっており、キスや抱擁以上のアダルト描写はぼかした表現となっている。

売り上げは30万本を超え、何度かプレイステーション用や携帯用アプリとしてリメイクされている。また、後継のサウンドノベルとして『かまいたちの夜』シリーズが4作続いた他、映画版小説版コミック版サントラなども製作されている。

調査担当

『魔法使いの夜』 概要

魔法使いの夜 サンプル魔法使いの夜 サンプル
魔法使いの夜 サンプル魔法使いの夜 サンプル
魔法使いの夜 サンプル魔法使いの夜 サンプル
©2012 TYPE-MOON
魔法使いの夜 (TYPE-MOON)
【注意】非アダルトゲームです。

・2012年04月12日 Windows用 DVD-ROM 初回版
・2012年08月10日 Windows用 DVD-ROM 通常版

『月姫』(2000)、『Fate/stay night』(2004)などのアダルト向け作品の流れを汲み、世界観を共有するダークファンタジー系の一般向けビジュアルノベル。

昼は私立高校で誰からも恐れられる生徒会長、夜は駆け出しの魔術師として二重生活を送る「蒼崎 青子」は、人目を避けた筈の魔術師同士の縄張り争いの現場を、気になる転校生「静希 草十郎」に目撃されてしまう。口封じの為に草十郎を廃墟に呼び出し、殺そうとする青子だが・・・。

『空の境界』や『月姫』以前の世界を描いた作品で、一部登場人物が共通しているが、ストーリーの繋がりは薄く未プレイでも十分楽しめる。

ゲームシステムは、テキスト全画面表示のビジュアルノベルで、進行に合わせて古いテキストを暗くしていく手法は目新しい。選択肢や分岐はなく、各ヒロインルートもない一本道のシンプルな読み物だが、各章が本棚に収められた書籍に見立てられており、メインシナリオの進行に合わせ、舞台裏にあたるサブエピソードを描いた書籍が追加されていく仕様となっている。

シナリオは、おかしな男女三人の穏やかで滑稽な日常と、世界各地の民話や伝承を題材にした、バトル中心のシリアスな伝奇ストーリーで構成されている。中心人物は三人だが、端役も含めて、次々に主観が切り替わるモノローグ風の文体が特徴的である。また、独特の思わせぶりな言い回し、緊張感や高揚感を煽る展開、細部まで作りこまれた重厚な設定などが読ませる魅力となっている。

演出面では、立ち絵を横並びに配置する事を徹底的に嫌い、シルエットや遠近法、足だけの構図、机など器物の反射を駆使して立ち絵を背景に溶け込ませる凝った手法となっており、同じような絵づらが続く一般的なアドベンチャーとは一線を画している。また、戦闘シーンは『Fate』からさらに発展し、静止画パーツの動きをエフェクトと組み合わせて、擬似アニメのような映像表現となっている。

近年では珍しい、一切のボイスを使わない伝統的な仕様となっている一方、背景美術やBGMはきわめてクオリティが高く、シックで説得力のある世界観を演出している。

関連商品はサントラフィギュアねんどろいどなど多数。


公式HP
http://www.typemoon.com/products/mahoyo/

調査担当
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調査員プロフィール
80年代半ばに登場した学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
メーカーサイト
一部、これらのメーカーサイト様のWEB素材を各ガイドラインに従い引用しています。このサイトからの二次転用を固くお断りします。

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