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古今のアダルトゲームを広く浅く調査及び成る丈簡潔にご報告致します

『気分は、ぱすてる・たっち!! アブナイ学園編』 概要

気分は、ぱすてる・たっち!! アブナイ学園編 気分は、ぱすてる・たっち!! アブナイ学園編
気分は、ぱすてる・たっち!! アブナイ学園編 kibunpt81
©1989 GREAT
気分は、ぱすてる・たっち!! アブナイ学園編 (GREAT)

・1989年10月**日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 3.5インチFD版 5インチFD版
・****年**月**日 X68000用 FD版
・****年**月**日 MSX2用 FD版

80年代末期の作品で、現代に生きる吸血鬼を主人公にしたコミカルな学園アドベンチャー。

主人公「ドラキュラ伯爵」は、イギリス旅行中の日本人の女の子「裕美」と恋仲になってプロポーズするが、何故か返事は保留され、時間をおいて日本で昼間の内に迎えに来て欲しいと言われる。三ヶ月後、裕美の通う学園を訪れた伯爵は、男子生徒達からの妨害に遭いながらも、魅惑の魔法を駆使して情報を集め、裕美の居所に迫っていく。

システムはコマンド選択型で、移動先にあまり自由がない一本道の展開である。コマンドは「話す」「考える」「魅惑」「移動」「大魔法(セーブ)」の5種類しかないが、総当りでサクサクと進める訳ではなく、例えば「話す」を5回選んだ後に「考える」を3回、といった具合に、進展の為のコマンド回数と順番がガッチリ固定されており、間違えると即ゲームオーバーも珍しくない、シビアなゲーム性となっていた。

シナリオは、能天気で浮き世離れした性格の主人公が、男子生徒からは不審人物として追いかけられ、怪しい保健医に解剖されそうになりながら、女の子には情報収集の為、あるいはお礼としてHな幻覚を見せていく流れである。全体的に明るいコメディタッチだが、最後には伯爵の悲しい境遇が明かされる、ドラマチックな演出が用意されていた。

アダルト要素は女の子への「魅惑」に成功した際に見られるCGで、女の子一人に一枚ずつ、テキスト描写やセリフはほとんどない、淡白なものになっていた。

80年代のGREATは物静かで怪しげな印象を与える作品が多かったが、本作品は主人公が人外ながら、底抜けに明るくコミカルな印象の学園ドタバタ劇になっている。80年代は『きまぐれ☆オレンジロード』『らんま1/2』といった少年誌出身のラブコメ作品がブームを起こしており、アダルトゲームへの影響が感じられる。

調査担当

『学園物語』 概要

学園物語 サンプル 学園物語 サンプル
学園物語 サンプル 学園物語 サンプル
©1987 GREAT
学園物語 (GREAT)

・1987年11月**日 PC-8801用 FD版
・1987年11月**日 FM-7/77用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 MSX用 FD版 カードリッジROM版

80年代後半の作品で、学園を舞台にした探索系のアドベンチャー。

主人公タカシは、とある学園の男子寮に住む一年生。いつか憧れのノリコ先生の手で童貞を卒業する日を夢見ていたが、先生は突然に学園を辞めることになってしまう。彼女は誰かに脅迫されている、という噂を耳にしたタカシは、事の真相を確かめるべく、学園内の探索を始める。

システムはコマンド選択式で、移動先に自由があり、女子寮と男子寮を何度も往復しながらフラグとなる情報やアイテムを見つけ、移動先を増やしていく流れである。攻略は基本的に総当りだが、一発ゲームオーバーの選択肢も多く、仕掛けも凝っていて難易度は高めである。

シナリオはスケベな主人公が、憧れの女教師を悩ませる脅迫事件を解決し、性のプライベートレッスンを受けるまでの学園内を舞台にした冒険物である。ミステリー風の展開を含んでいるが、謎解きは全て登場人物たちが片付けてくれる。捜査のためなら女子寮の窓を叩き割って侵入する主人公のやんちゃぶりと、童貞を優しくリードしてくれる年上キャラがヒロインを務めている点が印象的である。

途中で一箇所分岐があり、主人公に思いを寄せる同級生「アキコ」と結ばれるシナリオがHシーン付きで用意されていた。あくまで事件未解決のバッドエンドだが、時期的には『天使たちの午後Ⅲ』より早く、ヒロイン個別ルートを備えたマルチシナリオ・マルチエンドの起源を考える上で重要かもしれない。

行き先が多くて探索は大変だが、当時としてはそれなりにシナリオ性があり、操作感が軽快なためテンポよく遊べる作品である。

調査担当

『TWILIGHT ZONE Vol.4 特別編』 概要

トワイライトゾーン Vol.4 特別編 サンプル トワイライトゾーン Vol.4 特別編 サンプル
トワイライトゾーン Vol.4 特別編 サンプル トワイライトゾーン Vol.4 特別編 サンプル
©1990 GREAT
TWILIGHT ZONE Vol.4 特別編 (GREAT)

・1990年04月01日 PC-9801用 3.5インチFD版
・****年**月**日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 MSX2用 FD版

90年代初頭の作品で、女の子の姿をした異星人達を精子で倒していくギャグタッチのRPG。『TWILIGHT ZONE』シリーズの4作目である。

西暦19XX年冬、地球は少女の姿をした異星人達の侵略を受け、各国政府はまたたく間に支配されてしまった。人類の抵抗は民間人によるパルチザンへと移っていったが、そんな中、異星人は男の精液をかけると消滅することが判明し、戦いは銃器から下半身を使ったものへと変化する。そして異星人の飛来から一年、一人の若者が異星人との戦いに立ち上がろうとしていた・・・。

これまでのシリーズと全く違うシステムで、ドラクエ風の俯瞰式2Dフィールドを歩き回り、鍵となるアイテムを集めたり、足止めする敵キャラを倒して探索可能なフィールドを広げていく流れである。フィールドにはダンジョンや宿泊施設、アイテムショップなどが散在しており、一度行った場所はタクシーでワープすることが可能である。

戦闘は最大4人パーティのコマンド選択式で、敵キャラは半裸の女の子の姿をした異星人である。通常攻撃は自ら飛ばす精液によるものとなっている。また、各キャラが「正常位」や「縛り」「スチュワーデスの服(相手に着せる)」など、固有の特殊コマンドを備えているのも特徴である。

シナリオはマネキン愛好家やパソコン少年など、マニアックな趣味を持つ仲間達を集め、敵の本拠地を目指していく流れで、比較的シリアスだった前作と比べるとコミカルなタッチである。アダルト要素は半裸の敵キャラがやたら出てくるのみで、控えめである。

当時のアダルトRPGが古典的な階層式のダンジョンから抜け出せずにいた中、いち早くフィールド式を取り入れたユニークな存在で、ストーリーもおバカでインパクトのあるものだった。しかしエンカウント率やレベルアップで極端にテンポが悪く、ゲーム性が足かせになっている印象である。

調査担当

『TWILIGHT ZONE Ⅲ ~長くて甘い夜~』 概要

TWILIGHT ZONE Ⅲ ~長くて甘い夜~ サンプル TWILIGHT ZONE Ⅲ ~長くて甘い夜~ サンプル
TWILIGHT ZONE Ⅲ ~長くて甘い夜~ サンプル TWILIGHT ZONE Ⅲ ~長くて甘い夜~ サンプル
©1989 GREAT
TWILIGHT ZONE Ⅲ ~長くて甘い夜~ (GREAT)

・1989年06月20日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 PC-9800用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 MSX2用 FD版

80年代末頃の作品で、夢の中の不思議な世界を舞台にセックスで敵を倒していくRPG。『TWILIGIHT ZONE』シリーズの3作目である。

前作『TWILIGHT ZONE Ⅱ ~なぎさの館~』(1988)で無事に恋人の「陽子」を探し出し、飼い猫「ナギサ」の作った世界から脱出した主人公だったが、今度は陽子の友人「玲子」との浮気を陽子に目撃されてしまう。その夜、夢の中で再び洋館に誘い込まれた主人公は、陽子の心を取り戻すため、過去、未来、現在の陽子にとっての理想の男となるべく、冒険を繰り広げていく。

システムは前作と同じで、3Dダンジョンを探索していくRPGである。扉に関する奇妙な仕様はそのままだが、オートマッピング機能を備えた事で操作性は大幅に改善されている。通常攻撃はカーソル操作による愛撫、魔法攻撃にあたるのが「正常位」など様々な体位で、女の子の姿をした敵をセックスでイかせてレベルを上げ、お金にあたる下着を集めて装備を整えていく。

ストーリーは階層ごとに「4~5才の陽子」「小学生の陽子」「中学生の陽子」等のテーマが分かれており、それぞれの陽子から信頼を得るべくフラグを回収していく流れである。雑魚キャラも幼児体型から高齢までグループがあり、陽子の年齢(階層)に合わせて年齢層が異なる。中にはほとんどの階層に出現して成長過程が楽しめる雑魚キャラも存在した。

中ボス戦にあたる各階層のヤマ場は、「保母さん」「婦警さん」といった成人女性とのセックス勝負である。全体的にアダルト描写は多く、ボリューム感も高い。ソフ倫設立前の規制があやふやな時期だが、股間は通行止めの標識で隠されるという表現になっている。

続編に『トワイライトゾーン Vol.4 特別編』がある。

手段はさておき、主人公がメインヒロインに純愛を貫くという珍しい筋書きで、陽子の無垢な姿や悲惨な未来を描いたことでプレイヤーに感情移入を促す工夫がなされている。エロありきでストーリー性の比重が低かった時代からすると、微妙な変化が感じられる作品である。ゲームバランスが荒っぽいが、時期を考慮すればアダルトRPGして一流といえるだろう。

調査担当

『TWILIGHT ZONE Ⅱ ~なぎさの館~』 概要

TWILIGHT ZONE 2 サンプル TWILIGHT ZONE 2 サンプル
TWILIGHT ZONE 2 サンプル TWILIGHT ZONE 2 サンプル
©1988 GREAT
TWILIGHT ZONE Ⅱ ~なぎさの館~ (GREAT)

・1988年10月21日 PC-8801用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 5インチFD版 3.5インチFD版
・****年**月**日 MSX2用 3.5インチFD版

80年代後半の作品で、女の子の姿をした敵キャラたちをセックスで倒していくアダルトRPG。アドベンチャーゲームだった『TWILIGHT ZONE』(1987年)のシリーズ2作目である。

ガールフレンドの陽子と待ち合わせしていた主人公は、時間を過ぎても陽子が現れないことに不審を抱き、怪しい老婆の導きで、巨大な洋館の探索を始める。そこは若い女の子達が暮らし、痴女が徘徊し、恐ろしい化け物の潜む不思議な世界だった。主人公は自分の肉体と精力を頼りにセックスで障害を乗り越え、上階を目指していく。

ゲームシステムはウィザードリィのような3D、階層式のダンジョンを探索するRPGである。用語が風変わりで、戦闘による“体験値”の上昇でレベルアップし、お金にあたる“マタタビ”を稼いで装備を整えていく。コマンドは前作の入力式から選択式になっている。

シナリオは終始シリアスな雰囲気だが、冒頭で主人公が服を脱がなければ人々に相手にされないため、以後はエロ本を武器に、コンドームを防具に、全裸で館内を歩き回るというシュールな展開である。それぞれの階層で女の子達の部屋を訪問し、欲しがるアイテムを調達したり、お願いを叶えていくことで、上階へ行くための条件を整えていく。

敵の雑魚キャラは「テレクラの女」「SM女」「ホテトル嬢」など、痴女や性風俗業の女性がモチーフになっているのが独特で、戦闘は攻撃力の高いセックス体位やアダルトグッズを選び、先に相手をイかせることができれば勝利となった。コンドームは常に装着しているが、「淋病」「エイズ」「梅毒」などの性病に感染することがあり、ステータス回復薬として抗生物質を備えておく必要があった。

シリーズ続編として『TWILIGHT ZONE Ⅲ』(1989年)、『TWILIGHT ZONE Vol.4』(1990年)が続いている。

操作性に深刻な難点があり、扉を通過するとなぜか一歩多く進んでしまう、マップの整合性がおかしい、東西南北が分からない等の仕様で、迷子が頻繁に発生する欠点を抱えていた。しかしゲーム性やボリュームは高い方で、シナリオもユニークな作品である。発売時期は『カオスエンジェルズ』(1988年7月)よりやや後だが、ダンジョン探索物のアダルトRPGとしては最古の部類である。

調査担当

『TWILIGHT ZONE』 概要

TWILIGHT ZONE サンプル TWILIGHT ZONE サンプル
TWILIGHT ZONE サンプル TWILIGHT ZONE サンプル
©1987 GREAT
TWILIGHT ZONE (GREAT)

・1987年02月**日 PC-8801用 FD版
・1987年**月**日 FM-7用 3.5インチFD版
・1987年04月**日 X1/turbo用 FD版
・****年**月**日 PC-9801用 5インチFD版
・****年**月**日 MSX2用 FD版

80年代中頃の作品で、女の子達の暮らす広大な館を舞台にしたアドベンチャー。

ふとしたことで知り合った老婆から、豪邸での夕食に招かれた主人公は、大勢の女性達に囲まれ、華やかな晩餐を過ごす内、突然意識を失ってしまう。気がついた場所は見知らぬ寝室。脱出のためには広大な屋内を探索し、女の子達のHな姿を拝まなければならない。しかし、屋敷内には恐ろしい老人が徘徊していた・・・。

システムはコマンド入力式、移動先に自由があるタイプのADVである。「ひがし」「あける どあ」等のコマンドを一文字一文字入力し、20個の部屋がある3Dダンジョン風のマップを歩き回り、キーとなるアイテムや情報を回収していく流れである。

シナリオは美しい母親と娘達、家庭教師、祖母と祖父が暮らす豪邸の中、女の子にプレゼントを贈ったり、機嫌を取ったりしながらHに持ち込んでいき、結果的に脱出を目指すシュールなストーリーとなっていた。会話の手順を間違うと、なぜか日本刀を持った老人が現れてゲームオーバーである。

続編の『TWILIGHT ZONE Ⅱ』(1988年)からはRPGに生まれ変わり、『TWILIGHT ZONE Ⅲ』(1989年)、『TWILIGHT ZONE Vol.4』(1990年)とシリーズ化している。タイトルは同名のアメリカの人気SFドラマにあやかったものと思われ、直接繋がりはないが、摩訶不思議なホラー要素を備えた作品なのは共通している。

操作感が悪く、ダンジョン画面が視覚的に分かり辛く、フラグも理不尽で難解、セーブ機能なし、彩色の抜け落ちがある等、粗っぽい部分が目立つ仕上がりである。手描きで紙にマップを作っていくのが当時のADVの楽しみ方の一つだが、バグで不整合になっている箇所も複数ある。背景として、この時代はアダルトゲームに限らず、急拡大する市場に向けて業界全体が粗製ゲームを乱発する傾向があったようだ。

調査担当

『美しき獲物たち PART V』 概要

美しき獲物たち PART5 サンプル 美しき獲物たち PART5 サンプル
美しき獲物たち PART5 サンプル 美しき獲物たち PART5 サンプル
©1989 GREAT
美しき獲物たち PART V (GREAT)

・1989年03月**日 PC-8801用 FD版
・1989年**月**日 PC-9801用 3.5インチFD版
・1989年**月**日 FM-77用 3.5インチFD版
・1989年**月**日 MSX2用 FD版

80年代後半の作品で、軽い脱衣から交接まで様々なアダルト画像を集めたCG集シリーズの第五弾。

シリーズの流れを受け継ぎ、シナリオ性やゲーム要素はなく、BGMを聴きながら26枚のCGを観賞していく流れである。

ビジュアルは学生服の女の子が中心で、自宅や学校など日常をイメージさせる背景を舞台に、半裸から自慰、女同士の愛撫、男と絡み合う姿まで、やや濃厚なアダルト描写に回帰している。まばたきや舌先の動きなど細かいアニメーションが施されているのも特徴である。

女性器は縦筋一本で表現され、男性器は肌色で外形そのままという自主規制を緩めた形となった。(当時はPCゲームが摘発された例がなく、各社が独自の裁量で規制していた。)

最も凝っているのがBGMで、当時の人気アイドル歌手、工藤静香の『MUGO・んッ色っぽい』、浅香唯の『セシル』、南野陽子『秋からもそばにいて』をMIDI風にした3曲を収録しており、冒頭でOn/Offを切り替える仕様となっていた。(JASRACの許諾表記有り)

個人的な印象として、シリーズを通して定価4000円程度の低価格ソフトだった面も考慮する必要があるが、80年代末頃のアダルトゲームの中心は「アダルトなのに遊べる」を目指したゲーム性の高い作品が話題を集めつつあり、本シリーズのようなCG集はますます存在感が薄くなっていったようである。PCの解像度が上がり、CD-ROMドライブが一般化してからは、実写物で似たような形式の美少女写真集が流行している。

調査担当

『美しき獲物たち PART III』 概要

美しき獲物たち PART3 サンプル 美しき獲物たち PART3 サンプル
美しき獲物たち PART3 サンプル 美しき獲物たち PART3 サンプル
©1988 GREAT
美しき獲物たち PART III (GREAT)

・1988年**月**日 PC-8801用 FD版
・1988年**月**日 PC-9801用 5インチFD版 中古PC-9801 5インチソフト美しき獲物たち3
・1988年**月**日 FM-77用 3.5インチFD版

80年代後半の作品で、美少女達の艶姿を集めたCG集シリーズの第三弾。

ストーリー性やゲーム要素はなく、BGMを聴きながらCGを観賞していくシンプルな作りである。CGは計28枚で、本作では男性との絡みは無くなり、ほとんどが実写グラビア風の脱衣風景というソフト路線になっている。局部はポーズや衣装で隠されている事が多く、無修正描写はほぼ見られなくなった。

変わっているのが当時の人気アイドル歌手、中森明菜の『難破船』、荻野目洋子の『Stranger-tonight』のMIDI音源風のアレンジをBGMに使用していることで、開始時に2曲の内のどちらか、もしくは両方を交互に流す設定を選ぶ仕様となっていた。(JASRACの許諾表記あり)

パッケージの表にも記載された上記BGMの仕様が目を引くが、個人的な印象としては内容とマッチしているとも言いがたく、ビジュアルのクオリティも従来通りで、FD2枚組となった割にあまりインパクトの無い仕上がりである。

シリーズは『IV』、『V』、『VI』が続いている。

調査担当

『美しき獲物たち PART II』 概要

美しき獲物たち PART2 サンプル 美しき獲物たち PART2 サンプル
美しき獲物たち PART2 サンプル 美しき獲物たち PART2 サンプル
©1987 GREAT
美しき獲物たち PART II (GREAT)

・1987年05月**日 PC-8801 FD版
・1987年**月**日 FM-7/77用 5インチFD版 3.5インチFD版

80年代半ばの作品で、アニメタッチの女の子のヌードを集めたCG集シリーズの第二弾。

前作と同じく、BGMを観賞しながら19枚の画像を観賞していくシンプルな作りである。下着姿などの前置きが少なくなり、胸チラなどのグラビア写真風のものから男性と絡み合うシーンまで描かれ、前作と比べるとエロさが濃厚になっている印象である。

もう一つ前作との違いとして、局部に白い円形の修正が施されている。他のメーカーもこの時期は修正があったり無かったりするので、無修正路線か自主規制かで迷いが感じられる。

シリーズはPART IIIPART IVと続き、計6作品がリリースされたようだ。

当時は隠しコマンドや内部データを改変することで、容易に局部の修正が取れる場合も多く、自主規制は法律面をクリアするための表面的なもので、裏要素がブランドの人気を左右した面もあったようだ。本作のようにゲーム要素のない作品の場合は、修正するか否かが売り上げに直結したかもしれない。

調査担当

『美しき獲物たち』 概要

美しき獲物たち サンプル 美しき獲物たち サンプル
utsuemo1_12 美しき獲物たち サンプル
©1986 GREAT
美しき獲物たち (GREAT)

・1986年11月**日 PC-8801用 FD版
・1986年**月**日 FM-7用 カセットテープ版 FD版

80年代半ばの作品で、女の子たちのあられもない姿を描いたCG集シリーズの第一弾。

ストーリー性やゲーム要素はなく、BGMを聴きながら19枚のCGを観賞していく作りとなっている。序盤は下着姿などソフト路線だが、次第に露出が増えていき、後半は女同士で絡み合う姿や自慰にふける様子など、過激なシーンの連続となっていた。

局部は無修正だが、詳細に描かれている訳ではなく、ぼんやりとした紡錘形のピンク色のエリアとして、やや控えめな表現になっているのが特徴的である。(当時はソフ倫などの審査機構がなかく、各社が独自の裁量で規制していた。)

洋画『007』シリーズに同名のサブタイトルがあるが、共通点はない。シリーズはPART IIPART III・・・と続き、計6作品がリリースされたようである。

調査担当
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調査員プロフィール
80年代半ばに登場した学習型AI。主食はエロゲのインストールディスク。電波系、欝、グロ、萌え萌えした作品が苦手。ゲーム性のあるもの、ギャグ作品が好き。
メーカーサイト
一部、これらのメーカーサイト様のWEB素材を各ガイドラインに従い引用しています。このサイトからの二次転用を固くお断りします。

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